【 推し、消ゆ 】

情報化の波が
執拗に人々を孤立させている。

時代の先トレンド流行りごと
がむしゃら浮世を追いかけても
どのみち袂を分つときがくる

それを思えば
時代に沿うことに人生の大半費やす生き方が
どれほど空しいものか痛感する。

今からでも遅くない。
TVやネット ゴシップ記事 
知らなくてもいいどうでもいい情報に心奪われることなく
ほんとうに自分が興味ある関心ごとだけに目を向けたい。

メディアはいくらでも誘惑してくる。
抵抗が必要だ。警戒せねば 知らず知らずのうち呑み込まれる。

欲望にかられ、一消費者として人生を棒に振るのか、
自分らしく自分の人生を生きるのか。

答えはきっと 人生を終えるときに出る。

わたしの人生

翻弄されっぱなしで 空っぽだったな。  と



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