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水郷の町でタイムスリップ

上海に行った時、ちょっと足を延ばして「朱家角」(シュカカク)という水郷の町に行きました。上海の中心から約40キロの青浦区というところにあり、車で1時間ほどで行けます。運河とその支流に囲まれた小さな町ですが、明の時代から続く古い町で、今も当時の建物がたくさん残っています。遠い昔にタイムスリップしたような気持ちになります。

運河にはいくつもの橋がかけられ、それぞれに趣があります。中でも有名なのが明の万歴年間に造られた放生橋です。全長70mの石造りの五連アーチ橋で、上海エリアでは最大だそうです。運河を遊覧船で巡るのものどかで心地よいですし、歩いて散策するのも楽しいです。

運河を遊覧船で巡る↓

放生橋↓

遊覧船は町中をゆったり進みます↓

生活感漂う運河沿いの家々↓

路地裏巡りも楽しい↓

清朝時代に作られたという郵便局「大清郵局旧址」は1903年に開業したもので、館内には郵便の歴史が展示されています。赤煉瓦造りの建物で入口かかる藍色ののれんに風情を感じます。

そんな中でひとつだけ残念なことがありました。美しい胡弓の音色に惹かれてCDを買ったのですが、帰国して聴こうとしたら音が出ません。空のCDでした。

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