M-1グランプリの裏話

昨日になりますが、M-1グランプリの2回戦に出てきました。

芸人達にとって今はちょうどM1の予選のシーズンなのですが…

自分達は
この2回戦に標準を絞ってかなり調整してきました。
年明けからM1用のネタを考え、半年くらい同じネタを磨き続けて、作家さんとも何回も会議を重ねて、寝起きすぐに漫才できるほど練習も毎日のように重ねました。

そしていざ本番の舞台…
今まで応援してくれた色んな人の想いや、相方と練習してきた時間の分緊張しましたが…

まず開始2秒ほど。
掴みで空気がガラッと変わるほどウケたのを覚えてます。
そこからネタにも滑らかに入り、一応手応えを感じて舞台を降りました。
しかし笑い声はただの自分の幻聴の可能性もあるので、あまり浮かれはしませんでした。

しかし舞台を降りて帰るまで、スレ違う芸人やお客さん全員に『ウケてましたね!!』と明るく言われたので、遂に努力が報われると思って浮かれました。
その証拠に、帰り道のデニーズで私はパフェを頼んでいます。

そして夜…結果発表。
今年は【2回戦敗退】でした。
正直、あれだけ笑い取っても落ちるのか…って気持ちでしたがまだまだ未熟なんだと思いました。
でも一番は、相方や応援してくれた作家さんやお客さんに、本当に申し訳ないって気持ちでした。
結果を聞いたときは数時間前に食べたパフェが無性に腹立ちました。
なんでデニーズ、400円のお手頃価格であんなクオリティー高いパフェ出すんだよ。

M1などの賞レースは、お客さんが思ってるより複雑です。
毎年審査基準が変わったりもします。例えばM1の一回戦、例年50組受かるところを今年は30組しか受かってませんでした。
他にもどの地域で予選をウケるか。芸人の知名度。出番順。一年間どのライブにたくさん出たか。。色んな要素が絡んできます。
もっと凄いと、審査の甘くなる曜日まで研究してる芸人もいます。実際曜日で客層が変わるので多少の結果の違いが出ます。

しかし、あれだけ笑い取って落とされるなら、今の自分達には無理なんだと諦めざるをえない漫才は出来たので、結果には納得しています。
(2回戦には追加合格のシステムがあるので多少の希望は持ってますが)

あとは次に向けて頑張るだけです。
M1が終わっても笑いを求めるお客さんがいる限り終わりではないので!
自分のネタには、相方の人生も懸かっているので!
次に向けて頑張ります!

賞レースが全てではないですが、漫才は名刺みたいなものなので。
どこに出しても恥ずかしくない漫才を頑張って作っていきます。

そして相方、改名ごめん。

近日、ツイキャスにて相方の新芸名を発表します!

そのうち俺も芸名変えないとかな😂

リッチドッグ 宮本

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