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KING-MASA×リチカの企画家がつくる『スキー場でスニーカーの宝さがし』のイベントまでの道のり

『Sneaker Treasure Hunting @ Gelande』の企画立案したスニーカー界のカリスマコレクターKING-MASAさんと株式会社リチカのクリエイティブディレクター梶原 健裕さんのお二人に今回の『スキー場でスニーカーの宝さがし』という風変わりなイベントをやることになった背景を聞かせてもらった。

<左:KING-MASA、右:梶原 健裕>

<KING-MASA>
僕は小さい頃からスノボーが好きだったんですが、特にここ最近まためちゃくちゃハマっていてInstagramのストーリーによく載せていたんですよね。

<梶原>
僕もスノボーが好きで、マサさんのストーリー投稿をずっと見ていたんですけど、スキー場のPR・プロモーションの一環で、リアルイベントも出来るのでは?と考えたときに「これはマサさんに相談したい!」と思ってすぐにお声がけしました。

<KING-MASA>
こういうことがあるから興味のあることは普段から発信したほうがいいですよね。前からスキー場で何か企画やりたいなーと思っていたので、梶原さんから連絡がきたときはドンピシャだと思いましたね。
僕はInstagramで何かを発信するときは「なにか面白い仕事に繋がったらいいな〜」というテンションで投稿しているのでこういう形で企画に関われると嬉しいです。

<梶原>
マサさんに相談をしたら「スキー場でスニーカーの宝さがしをしたら面白そうだよね〜」というアイデアが出てすぐにクライアントに提案をしました。

<KING-MASA>
前に高知県の県庁から龍河洞という世界遺産にもなってる洞窟でスニーカー宝さがしのイベントをやったんですよね。そこは交通の便もあまり良くないめっちゃ田舎なんですけど、当日は100人くらい参加者が集まってすごく盛り上がったんですよね。

<梶原>
『スキー場でスニーカーの宝さがし』と提案をしたら面白そうだと感じてくれるとは思っていたんですが「なにそれ?」ってことも同時に思いますよね。
実際に課題も結構あって、例えば大雪が降ったらどうするのか、強風だったらどうするか、天候面の部分もそうですし、少しマイナスなことを言えばゲレンデで事故にも繋がる可能性もあるので、そこをどうクリアするのか、そこを考えなくちゃいけない部分でしたね。

<KING-MASA>
だから今回の企画で一番大変だったのはプレゼンを通すところでしたよね。

<梶原>
それはそうでしたね(笑)
クライアントさまもお客様に楽しんでいただくという気持ちは僕らと一緒だったので、企画を進めることになりました。

<KING-MASA>
せっかくやるなら「イベントにきて楽しかった!」って思ってもらえるイベントにしないと意味がないですからね。僕はイベントのときの参加者の楽しそうにしてる顔を見たり、声を聞いたりすることを生きがいにしているんですよね。

<梶原>
僕も一緒でそのことを一番に考えています。お金のこととかは一旦あんまり考えないで、まずは楽しんでもらうことをとにかく優先して企画をします。

<KING-MASA>
今回のイベントはスキー場でやるということだったので参加者もスノーボーダーとかを想定しました。スノーボーダーってストリートカルチャーが好きな人が多いイメージだったのできっとスニーカーとかも好きだろうな、相性が良さそうだなと思っていました。予算は100万円だったのですが、目玉のスニーカーを決めたり、スノボーをやっている人たちが喜びそうなスニーカーを僕が選びました。

<梶原>
イベント当日はスキー場に到着したら大雪が降っていて、「これどうなっちゃうの?」って思いましたね。

<KING-MASA>
かなり降ってましたよね。しかもかなり寒かったですよね。でもこれはこれでスキー場のイベントっぽくていいじゃんってことにしました。イベントの中で僕を捕まえたらスニーカーゲットできるっていうのをやっていたんですけど、僕は参加者に捕まらないようにスノボーで逃げ回ってました。

<梶原>
当日逃げ回るコンテンツもギリギリまで会話しながら急遽加えたコンテンツでしたよね。生活者がより楽しんで頂けるかを企て抜くのは僕の仕事でもあると思うので、結果やって良かったですね。

<KING-MASA>
梶原さんたちは答え合わせの運営側に徹してくれたから極寒の中凍ってましたよね。

<梶原>
極寒で手足の感覚が完全に無くなってましたね。次は僕も滑って逃げたいです。

<KING-MASA>
宝さがしは3時間くらいやったのですが、隠す場所も参加者が楽しめるように工夫しましたね。ボールを隠してそれを見つけるという形でやったんですけど、ゲレンデに隠すだけじゃなくて、当日に思いついたアイデアもたくさんありましたよね。

<梶原>
そうですね。スキー場の施設にあるUFOキャッチャーの中にフラッシュアイディアで隠したり。ロケハンはしていたものの、準備が結構ギリギリで取れるか否かはテスト出来なかったけど(笑)

<KING-MASA>
僕とスキーリゾート施設側のInstagramで定期的に隠し場所のヒントを出して、その投稿を見た参加者さんたちが走り回っているのを見るのがすごく楽しかったですね。

<梶原>
あとお子さんの参加者がすごくて、目線が低いから大人が気が付かないテーブルの下とかのボールをみつけたりしてましたよね。大人だけじゃなくて子どもたちも楽しめるイベントになってよかったですね。

<KING-MASA>
次回やるときはキッズのスニーカーも用意しておこうねって話してましたよね。

<梶原>
実際イベントをやってみて、想定していたよりも幅広い層の方たちが来てくれましたよね。目立っていたのが普段はスキー場にこないファッション層の方たちが多くきてくれていて、むしろこれ以上参加されたら困っちゃうなってくらいの想像以上の人数が来てくれましたね。

<KING-MASA>
次回やるときはイベントをさらにグレードアップさせたいですよね。たとえば僕は飲食のイベントとかよくやっているんですけど、僕のおすすめの飲食店にポップアップで出店してもらうとか、あと音楽もいいよなって思うのでフェスみたいのをやってみたりしたいですね。

実際イベントをやってみてどうでしたか?

<KING-MASA>
イベントの最後にお客さんを集めて答え合わせをしたんですが、そのときみんなが笑ってくれてて、すごくにぎやかで楽しい雰囲気だったんですよね。そのときやってよかったですね〜っとスタッフたちと話をしていました。

イベント自体もすごく好評だったので今年もやれたらいいよね〜って話はしているんですけど、もしやるとしたら同じことやってもつまらないので、宝さがしプラスαで面白そうな新しい企画をどんどん増やしていってイベントを大きくしていきたいと思いますね。

どんなイベントも新しい試みっていうのはやってみないとわからない部分って大きいと思うんですよね。でも僕の中での一番の失敗ってやらないことなんですよね。だからイケると思ったらまずはやってみる。もちろん今までの経験則から僕がイケると思ったもので大きな失敗ってあんまりなかったと思うんですけど、たとえ失敗したとしても人間の失敗ってたかがしれてますからね。とにかくやることに価値があると思います。

また今年もスキーリゾート施設でみんなが楽しめるイベントをやりたいですね!

<梶原>
まだ雪降ってないですけど、マサさんと一緒に考えていきたいです!!!


▼対談動画はこちら


KING-MASA

スニーカー界のカリスマコレクター。今までに多数TV、メディア出演、ブランドディレクション、スタートアップ、イベントの企画運営にも多数携わる。 現在は自身のブランド「ALWAYS OUT OF STOCK」を軸にさまざまな取り組みに携わりKING-MASAWORLD(人をHAPPYにさせる)をモットーに様々な活動を行っている。

梶原 健裕|クリエイティブディレクター / 企画家

エンターテイメントカンパニーのPRとしてキャリアをスタート。デジタル系広告代理店において、デジタルマーケティング / クリエイティブ兼務のマネージャーとして2部署を牽引した後、2022年、株式会社リチカに参画。デジタル×リアルの垣根を超えたエンターテイメント性あふれる「企画家」として、制作ディレクションまでサポート。


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