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【音楽遍歴】高校3年生のときに聴いていた音楽

はじめに

これから何回かに分けて、高校3年生のときに聴いていた音楽、音楽にまつわる出来事、ベストアルバムについて書いていこうと思います。今回は高校3年生のときに購入したアルバムと、当時聴き込んだ何枚かのアルバムについて簡単に書いてみます。

高校3年生のときに購入したアルバム

幾つか抜けがあるかも知れませんが、以下が高校3年生のときに購入したアルバムです。アルバムのリードシングルやリミックスバージョンの12インチシングルも結構買っていた気がするので、高校2年生の時と同じくらいで、全部で60枚ちょっとくらいかな。

  1. Fever(Annabella)

  2. Cure for The Blues(Apb)

  3. In Visible Silence(The Art of Noise)

  4. The Seer(Big Country)

  5. Animal Magic(The Blow Monkeys)

  6. Truthdare Foubledare(Bronski Beat)

  7. What Price Paradise(China Crisis)

  8. Victorialand(Cocteau Twins)

  9. Deception(The Colour Field)

  10. Communards(Communards)

  11. From Luxury to Heartache(Culture Club)

  12. Standing on The Beach: The Singles(The Cure)

  13. Broadcast(Cutting Edge)

  14. Mad, Bad, and Dangerous to Know(Dead or Alive)

  15. Notorious(Duran Duran)

  16. Wonderland(Erasure)

  17. The Circus(Erasure)

  18. Revenge(Eurythmics)

  19. Babym The Stars Shine Bright(Everything But The Girl)

  20. Liverpool(Frankie Goes to Hollywood)

  21. Discover(Gene Loves Jezabel)

  22. The Moon and The Melodies(Harold Budd, Elizabeth Fraser, Robin Guthrie And Simon Raymonde)

  23. Pleasure One(Heaven 17)

  24. London 0 Hull 4(The Housemartins)

  25. One to One(Howard Jones)

  26. Crash(The Human League)

  27. Life's Hard and Then You Dies(It's Immaterial)

  28. Gods Own Medicine(The Mission)

  29. Brotherhood(New Order)

  30. Radio Musicola(Nik Kershaw)

  31. The Pacific Age(Orchestral Manouevres in The Dark)

  32. Down Comes The Hammer(Real Life)

  33. So(Peter Gabriel)

  34. Parade(Prince & The Revolution)

  35. Sign 'O' The TImes(Prince)

  36. Midnight to Midnight(Psychedelic Furs)

  37. Flaunt It(Sigue Sigue Sputonik)

  38. Men and Women(Simply Red)

  39. The Queem Is Dead(The Smiths)

  40. The World Won't Listen(The Smiths)

  41. Louder Than Bomb(The Smiths)

  42. Through The Barricades(Spandau Ballet)

  43. True Stories(Talking Heads)

  44. Infected(The The)

  45. Filgree & Shadow(This Mortal Coil)

  46. The Joshua Tree(U2)

  47. Mosaic(Wang Chung)

  48. Music from The Edge of Heaven(Wham!)

  49. The Final(Wham!)

  50. Skylarking(XTC)

こうやってリストを眺めてみると、Culture ClubDuran DuranFrankie Goes to HollywoodHoward JonesSpandau BalletWham!などのブリティッシュインベイジョンのアイコン的存在だったバンドのスワンソング的なアルバムが多くリリースされています。まあ、Duran DuranとかHoward Jonesは現役で活動しているので、「スワンソング的」は言い過ぎかも。

ニッチなところでは、バンドの特長そのものだったJimmy Somerville脱退後のBronski Beatの2ndアルバムやJimmy Somervilleが結成したCommunardsの1stアルバム、ややメジャーなところでは、後にThe Beautiful SouthBeats InternationalFatboy Slimとして活動することになるメンバーを擁するThe Housemartinsのデビューアルバム、一気にバンドをビッグネームに押し上げたU2の"The Joshua Tree"などもリリースされていて、時代の変遷を強く印象づけるリストになっています。

それでは、そんなリストの中から、ベスト3には入らないけど、当時良く聴いていたアルバムを3枚紹介したいと思います。ちなみに、この年はクオリティの高い作品が多く、ここに挙げた3枚、そして他にも何枚かはベスト3に匹敵する内容です。

Brotherhood (New Order)

前作"Low-Life"ではエレクトロニクスへ舵を切った陰鬱な楽曲が目立ちましたが、このアルバムではロックにもエレクトロニクスの両方へ巧みに歩み寄り。全体的には肩の力が抜けたあっけらかんとしたポップな楽曲が多いものの、サウンドはタイトで古くさくなく、「ロックとエレクトロニクスの融合」を非常に高いレベルで実現。メランコリックな超名曲"Bizzare Love Triangle"や美しいシンセサイザーの音の洪水が溢れ出す"Every Little Counts"など佳曲が揃っていて、インパクトの大きさやセールス面はイマイチでしたが、個人的に「New Orderすっげー」と思った最初のアルバムでした。

Sign o' The Times(Prince)

前作"Parade"から1年という短いインターバルでリリースされた2枚組アルバム。R&B、ロック、ファンク、エレクトロニック等、ありとあらゆる音楽に手を出しながらも、Princeという唯一無二のアイデンティティで統一感ある内容に仕上げたのはサスガ。ミニマムなサウンドによるリードシングル"Sign o' The Times"からガチャガチャした楽しいポップソング"Play in The Sunshine"で今作のカラフルな世界に引き込まれると、80分間の大作にもかかわらず、ファルセットが印象的な最後の"Adore"まで飽きることなくフィニッシュ。こちらも"Purple Rain"を基準にするとセールス的にはソコソコでしたが、「Princeすっげー」と思った最初のアルバムで、彼の才能が詰め込まれた傑作だと思います。

The Queen Is Dead (The Smiths)

刺激的なタイトルのThe Smithsの3rdアルバム。彼らの作品はリアルタイムに体験していたものの、実は「分かってる風」を気取っていただけ。ところが、リードトラックの"The Queen Is Dead"の骨太でグルーヴィーなロックで「内省的なロック」の印象がガラッと崩されると、これまで以上にバラエティに富んだ楽曲群とデキの良さに心酔。特に、終盤のロマンティックな"There Is A Light That Never Goes Out"のデキは出色で、聴き終わったときには分かってる風ではなく、心から「The Smithsすっげー」と思えました。メロディ、歌詞、ギター、リズム、ボーカルのそれぞれ、そしてそのオーケストレーションのレベルが規格外。

おわりに

今回は高校3年生のときに購入したアルバムについて書いてみました。今回はベスト3には入らないけど、よく聴いていたアルバムを紹介しましたが、これ以外にも元Depeche Mode/YazooVince Clarkeが結成したErasureの"The Circus"やイギリスのインディーチャートでずっと上位にいたIt's Immaterialの"Life's Hard and Then You Die"等もよく聴いてました。その他にも個人的に思い入れのある作品があるので、それらは高校3年生の出来事と関連付けて書きます。

次回はベスト3アルバム、その後はこれらのアルバムに関係する高校3年生の頃の出来事について書き綴って行きたいと思います。

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