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我々は「少なくとも少しは」自分の人生をコントロール出来るはずだ。

 他責思考に陥っていると「自分の人生が上手く行かないのは**のせいだ」とか思いがちだ。僕も正直そう思っていた時期がかつてはあったのだが、今では「自分の人生が上手く行かない時は、まあ結局突き詰めれば自分のせいなんじゃないの」と心の底から納得して思えるようになって来た。

 しかしそれは裏を返すと、自分の毎日を好転させるのは「自分だけの力でもある程度は可能だ」と言うことになる。そこには本当に希望があるし、良い意味での逃げ道すら用意されている感じがする。

 ここのところ僕が子供の頃にカッコイイなとか面白いなと思わせて頂いていた芸能人のかたが自死すると言うニュースが連続して幾つかあった。幸い僕は近い知り合いには自死した人はいないので、そういう方々が一体どういう思考回路でそこに至ってしまうのかは正直全くわからない。なのだがやっぱり「自分の人生は自分ではコントロール出来ない」と言う気持ちと言うか思い込みが強いんじゃないのかな、と言う印象を、想像でしか無いのだが抱いている。

 確かに自分の人生を100%コントロールする事は出来ないのだろうし、そんな魔法使いみたいに何もかも自分の思い通りになってしまっては正直人生そのものが楽しくなくなってしまうような(いや、ハリー・ポッターだってダンブルドア校長だって100%思い通りには行っていなかったような)気がする。大体どの打席も凡打の中で、その中で1本まぐれ当たりのクリーン・ヒットを打った時のあの嬉しさは、もどかしくコントロールできない自分の人生と言うものと付き合う醍醐味のひとつなのでは無いのかな、と僕自身は感じている。残念ながら自ら命を絶ってしまう方々の分まで、僕は自分の人生をとことん楽しんで行きたいな、なんて今は思っているんである。

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