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それはまるで崩れ落ちる氷山のようだった


決戦の時はきた。

明日は節目の日となるだろう。

私が思い描く未来へと向かう。


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おじいちゃん。

夏を越せないだろう、

そう呟いたわたし。


今日、お見舞いに行くと

久しぶりに起きてるおじいちゃんに会えた。

わたしの名前を呼び

『いつ帰ってきたのか』

と尋ねるおじいちゃん。


それはまるでかつての日々が

戻ってきたような感覚だった。


正直なところ、おじいちゃんに

残された時間は

長くはない。


わたしにできることは

できる限りおじいちゃんと

前のような時を過ごすこと。


あと何回

名前を呼んでもらえるかな。

あと何回

おじいちゃんの笑顔が見れるかな。


わたしは

《今を大切に生きる》


おじいちゃん、

わたしの歩む道を見守っててね。




Ricky.




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