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ある日のArtぶらり散歩 チタン彫刻 & 抽象絵画 二人展「Room」編

この日のArtぶらり散歩はオフィス帰りに銀座で開催されていた
チタン彫刻と抽象絵画展へ

訪ねた時間がよかったのか私の前に少しだけ人がいたが
私が入ってからは見学者は私一人で
いつものごとくマイペースでゆっくり鑑賞

こちらをみつめるカエルくん

いろんな角度から覗いてみるとまた違った色や輝きを放ち
実におもしろい
しかしチタンに色を塗っているわけではなく
これらは自然に出る色らしく
時にはまるで宝石のような輝きを浮かべる

何層にもわたる世界が広がるオブジェ

チタンというと私が思い浮かんだのは
曲げてもすぐに戻る壊れにくいメガネフレームくらいだったが
実はいろんなところでつかわれているらしく
プラチナにも匹敵するほどの高耐食性があるらしく
海辺の近くの造形物でさえも錆びることなく
色も形も作った当時そのまま状態を
何十年も保つことが出来るとのこと
そのため海洋建造物などにも使われているらしく
実際に彼の作品などもそういったところにあるとのことで
写真もあれこれ見せてもらいながら色々説明していただいた

また熱にも強く素材で軽量にすることもできるため
航空機やロケット部品などにも使われたりするらしいが
なにせ鉄よりもさらに耐熱性があるため加工が困難で
夏の作業場は本当に大変らしい🔥💦

火山灰を使って描かれた作品
タイトルがまたなんとも粋だ

また抽象絵画は火山灰なども使って描かれているらしく
どこにどうやって使っているのかはわからないが
工夫次第で色んなことが出来るんだなぁと
あらためて実感すると共にいろんな可能性も感じられた

今回個々に展示されたものはそれほど大きなものではないが
街のあちこちで大きな作品もあるらしいので
今度近くに行った時にでも観てみよう

いつもはなかなか勇氣が出ず自分からは声がかけれないが
この日は作者さん自らが声をかけてくださったことで
色んな話をきかせてもらえたり
最後に作った作品と一緒にうつる写真も撮らせてもらうことに

チタン彫刻家の鈴木さん   作品と共に


作品を愛でることも楽しいが
こうやって作った人の生の声を聴けたり交流できるのも
またたのしい

細かな説明などはできないけれどこうして少しずつでも
美しいもの大切なもの遺したいものを自分なりの表現で
これからも形にすることで知ってもらったり
実際に自分で触れる機会をもってもらうような
そんな新たな世界やチャンスへのきっかけや
橋渡しになれればと思う

今回の展示情報はコチラ↓

鈴木法明 × 松田靜心 二人展 “Room”@ART FOR THOUGHT (5/13-5/28)
http://artforthought.jp/exhibition/%e9%88%b4%e6%9c%a8%e6%b3%95%e6%98%8e-x-%e6%9d%be%e7%94%b0%e9%9d%9c%e5%bf%83-%e4%ba%8c%e4%ba%ba%e5%b1%95-room/

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