「講演会」という粋なプレゼント。

飲食店の仕事に明け暮れていた時のこと。
顧客名簿を真面目につけていたら、社長がとても喜びました。

ある日の会社のセミナーは、とても素敵な方が講師として招かれました。

とても小柄でキレイなその方は、講師とは全く違う職種の方。彼女が顧客名簿に重きをおいていることを社長がたまたま知っていて、その重要性を私たちに聞いてもらいたく講師をお願いし、セミナーに至りました。

何日か後、社長が、あの講演は私へのプレゼントだったと言いました。

講演の中では、講師という職業でもない私を講師として、心から歓迎し迎えてもらえたことに驚いたと話てくれました。講演など出来るかどうかわからない不安もあり断らなくてはならないと思ったそうですが、社長が、「講演と思わず、私に聞かせてくれた顧客名簿に対する思いを、同じようにうちの若者に話してもらいたいのです。」と一生懸命お願いもしてくれたようです。

プレゼントには、そんな背景も含まれていると思うと、なお、心に残るプレゼントになりました。
「講演会」というプレゼントは、いつまでも、失くならないのも、良いところです。


🌑根本的に、社長は粋な人でした。↓


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