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わーすた「ゆるぷれいる」にハマった理由を書いてみる


最近のAppleMusicで聴いた中で、特におすすめしたい楽曲を無性に書きたくなったので書こうと思う。その曲ははわーすた「ゆるぷれいる」だ。



私はわーすたをあまり知らない。
そんな私がわーすたを知ったキッカケは、わーすたの名前を色んなところで聞くからと適当にアルバムを聴いたみたのが始まり。

「私の耳にどストライクな匂いがする…。」

と、自分の音楽的なアンテナが気になってしまい、わーすたを聴くようになったからだ。



今回のわーすたゆるぷれいるの混ぜ混ぜ感

もう、この曲は色々と凄すぎる。奇跡的にパズルのピースをはめてあるように見せてきっちりと計算されている曲に私には聞こえて仕方がない。私の耳に残ってしまい、気になって仕方がない曲なのだ。


アニソン(アニメソング)ならお馴染みのこの曲調。ケルト音楽的な…ゲームの音楽でよく聞く音である。

もっとわかりやすく言えば、私がプレイしたゲームだとNintendo Switchのゼノブレイド2のフィールド曲的な。私が知っているアニソンだと、梶浦由記さんの楽曲をマイルドにした音が聞こえてくるのがこの曲だ。



おそらく、今回のわーすたのミニアルバムがそういうゲーム的なものを狙っているので、わざとこういう曲を出したに違いない。

しかし、ここまでアイドルの子たちの複数の歌声と、アイドルソングにあるお決まりの最後にある台詞などの調味料を、従来のアニソンにある具材に上手く混ぜているなと聴くたびに思う。


ここ数年のアイドルソングでは、普段はアニソンをメインに作っている人たちがアイドルソングを作ったりはよくあることだ。反対も、もちろんある。
だが、ここまで両方の要素を上手く混ざってる曲にはなかなか出会えない。

そう、わーすた「ゆうぷれいる」はアイドルのお決まりと従来のアニソンをゆっくり混ぜ混ぜとした最強混ぜソングである。



アイドルソングとアニソンの混ぜ具合

アイドルソングとアニソンを混ぜた曲は、たくさんある。

このケルト音楽的な、まるで背景が青空のフィールドでまだ冒険も始まりの頃、主人公が仲間たちを連れて歩いている感を出した曲のアイドルソングはなかなか見つけるのが難しい。しかも、ここまで上手くアイドルとアニソンのお互いの良いところのピースをパズルにして上手くハマった曲は本当にない。七夕並みの奇跡的な出会いでしか会えないものだ。

私がそういうアイドルソングとアニソンを混ぜた曲を聴く限り、このわーすたの曲と同じタイプや他のアニソンの曲の感じをアイドルソングに入れた曲でも、反対にアイドルソング的なお決まりなものをアニソンから出した曲でも、だいたいは私はこう思ってしまうことが多い。

「ああー、これは声優さんで聴きたい。」
「ええ…、アイドルじゃなくて声優さんに歌わせるのか…これ。」

私がアイドルソングとアニソンをおいしいところだけかじっているせいか、違和感みたいなモヤモヤを感じることが、最近はこの分野ですごく多い。

なぜだかすごく噛み合わせの悪さ的な違和感を感じるのだ。

その違和感はおそらく、製作サイドと私の音楽的なものが合わないだけだろうと思っている。

近年、アイドルソングとアニソンの境界線みたいなのが消えつつあるからこそ、境界線がきっちりとまだ合ったころに両方とも好きになった私のとっては、噛み合わせの悪さ的な違和感を感じるのかもしれない。



だが、わーすたの「ゆるぷれいる」は噛み合わなさが一切ない。

これはアイドルというか、わーすたじゃないとダメな曲にきっちり仕上げているからであろう。無駄に背伸びをさせることもなく、本人達に合ったものをアニソンの匂いを嗅ぐことができるとてもおいしい混ぜ混ぜ曲なのだ。


この曲を是非とも、アイドルソング好きにもアニソン好きにも聴いてほしい。私と音楽的趣味が合えば、ピタっとパズルのピースが埋まる感じをするはずだからだ。


このピタッと感、是非ともわーすた「ゆるぷれいる」でお試しあれ。




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