見出し画像

背中を預けられる仲間はいるか?

今年の8月末〜9月頭にかけて、スタメンを創業以来初めて本格的に、大学3年生向けのサマーインターンプログラムを実施することになりました。

名古屋、東京、大阪と3拠点で各2日程ずつ開催するんですが、今回はこのサマーインターンのテーマについて、簡単にお話しできればと思います。

詳しくは、下記のエントリー募集ページを見てもらえると嬉しいのですが、今回のプログラムでは「信頼でつながる戦友を作り、育む」ことをメインテーマとして具体的な内容の設計を行っています。

社内で何度も何度も企画会議を繰り返していった中で、ようやく辿り着いたテーマが、この「戦友」を育むインターンシップです。

人と組織の繋がり、エンゲージメント、信頼関係の向上・強化を事業として取り組んでいるスタメンらしいインターンのテーマ設定になったんじゃないかと思ってます。

皆さんには 「背中を預けられる仲間」 はいますか?

真剣勝負を共に乗り越えることで、心から信頼できる仲間を持つことができた経験がある方には共感いただけると思うんですが、「戦友」ってやっぱり家族とか親友、趣味が合う友達、飲み仲間みたいな関係性とはまた違った繋がりです。

「戦友」にしか話せない仕事に関しての相談や、「戦友」にしか見せられない自分の弱み、「戦友」としか共有できない達成感や高揚感、そんな戦友という間柄にだけ通じ合える共感軸があって、「同じ苦難を共に乗り越えた時間」があるからこその特別な絆が、お互いの人生にもたらす影響は少なくないと思っています。

それから、戦友という関係に独特なものの1つとして、「時間」という概念に囚われないことがあります。

家族や親友との関係は、長い時間をかけて、じっくりと醸成されていくのが一般的だと思いますが、「戦友」という関係は、時間の長さよりも「どれだけ濃密な体験を共有できたか」がその関係性を左右するように感じます。

たった1日や2日、ときには数時間に満たない短い時間の中でも、強烈に濃い体験や苦難を一緒に乗り越えた仲間は、たとえ実際に一緒に過ごした時間の総量が短くても、一生の付き合いになりえるものです。

僕たちが今回のインターンプログラムで体現したいものは、まさにこれです。

戦友を育むための土壌作り

2日間のプログラムの中で、参加者の方に何を持ち帰ってもらいたいかを考えた時に、書籍やインターネットで調べていけば得ることのできる知識や、のちのち社会に出てからでも身につけられるようなビジネススキルのようなものではなく、全国各地から集まった出自の異なる同世代と「戦友」と呼び合えるような関係を育んでもらえたら、その「絆」は今後の人生の財産にしてもらえるかもしれないと思い至りました。

とは言っても、たった2日間の中で、戦友を育むにたるような「濃密な時間や環境」を提供するのは簡単ではないですよね。どうやって意図的にそういった関係を育む土壌作りをするかが肝要です。ココこそ運営側の腕の見せ所ですね。

そもそも、背中を預け合うためには、「俺はこっちをなんとかするから、お前はあっちを頼む」的な感じでそれぞれの担当領域や、得意分野を明確にする必要がありますが、基本的には、大学生の時点でそういった職務分担をすること自体がすでに難しかったりします。

加えて学生間には当然役職もないので、普通にしてるとあらゆる判断が空気を読みあった「多数決」に流れがち。だから、グループ毎にファシリテーションがうまく回るような対処も必要です。

こんな風に、事前に準備したり想定しておくことはたくさんあるんですが、なんだかんだこの記事を書いていて思い当たった運営における一番大事なポイントは「緊張感・緊迫感」を生むことかもしれません。

想い入れの強さが緊迫感を生む

自分の過去を振り返っても、ここぞの真剣勝負であればあるほど、必然的に緊張感・緊迫感が増していくもので、気を抜くと一人では心が折れそうになる状況をこそ、このメンバーがいたからこそなんとか乗り切れた、という経験に変えられた瞬間に、一連の苦難が戦友を育むためのストーリーに変わってきたような気がします。

圧迫面接みたいなネガティブな意味の「緊迫感」じゃなくて、気持ちが入ってしまうあまりに、全員の思い入れの強さが、自然と会場に緊迫感を生んでしまうような、そんな環境づくりが理想だと思います。

人の思い入れや気持ちの込め具合って、気づかないうちに伝播していくものです。

だから、そんな理想的な緊迫感のある真剣勝負の環境作りをするためには、運営側の本気具合、熱量が欠かせません。参加者の学生に本気で真剣勝負をしてもらうために、まずは運営側の僕たちが、熱くるしいくらいの想いでプログラム準備に当たっていかないといけないということです。

何気ない一歩を踏み出してみる

有名な映画や小説のめちゃくちゃドラマチックなストーリーも、物語が動き出す最初のキッカケは、何気ない一歩から始まることが少なくありません。

それと同じように何気なく申し込んでみたインターンシップのエントリーが、一生の出会いを生んで、自分の人生を新たに大きく切り拓いていくことになるかもしれません。めちゃくちゃドラマチックな物語も、そのキッカケは何気ない一歩から始まることが少なくありません。

背中を預けられる戦友を育むために、あなたからの何気ない一歩を、熱くるしいくらいの気持ちで、心よりお待ちしてます。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

感謝、感激!!!
11

大西 泰平

名古屋発スタートアップの株式会社スタメンで取締役をしてます。「TUNAG」というSaaS型のHR-Techサービスを展開中。スタメン創業前は、ベトナム・ダナンでITベンチャーの経営をしてました。https://stmn.co.jp/ https://tunag.jp/ja/
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。