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現代社会で価値を増す「組み合わせ力」

理想の自分に近づくためだったり、健康を維持するためだったり、誰かから当初はお願いされたからだったり、なんとなく憧れがあるからだったり、理由はさておき、自分の日常生活の中に取り入れたい習慣ってあるじゃないですか。

例えば、「日々のランニング」とか「筋トレ」みたいなエクササイズ系とか、「英語学習」とか「資格試験の対策」みたいな勉強系、「自炊(料理)」や「入浴」とかそういうルーチン系、まぁざっくりこの辺りがパッと浮かぶものなんですが、こういうのって「よし、やるぞ!」って一念発起してスタートしても、3日坊主になりがちじゃないですか?

かくいう僕自身がもろにそういうタイプです。自分でやりたいと思って始めた行動を、うまく習慣の軌道に乗せるのが下手くそなタイプです。

よく「66日間」継続することができたら、「習慣化」が達成できるみたいなライフハックが聞かれますが、たくさんの人が「自身でやってやるぞ」と決めたことなのにもかかわらず、それを「やり切る」ことは思いのほか難しいので、こんな風な対策メソッドや理論が求められるんだと思います。


習慣化への1つのシンプルな対策!

習慣化したいのに、それをなかなか定着できない大きな要因の1つは「いまいちハマれていない(面白みを感じきれていない)」からじゃないかと僕は思ってます。これ、めっちゃシンプルな理由です。

が習慣化しない理由がこれに当てはまる場合、その対策もまたシンプルです。

それは、その行為自体に、もっと楽しみや面白みを見出せるようにすることです。そして、「楽しみ・面白み」を増すための方法として僕がオススメするのが「行為を組み合わせる」ことです!


「行為を組み合わせる」の例

まぁ、書いたままなんですけど、念のために一応説明しておくと、「エクササイズ系」と「勉強系」を組み合わせて、AirPodsで英語学習のPodcastを聴きながら、ジムでベンチプレスやったり、ランニングするっていうようなイメージです。

他にも、「料理」でいうと、ちょっとお酒を嗜みながら、iPadでキャンプ料理動画を見ながら、料理するっていう形だと、実質、行為を3つ組み合わせてる感じです。(料理・晩酌・エンタメ視聴)

「入浴」でいうと、防水ケースにKindle入れて、小説とかビジネス書を読みながら、ぬるめのお湯に長く浸かって疲労を取ったりといった具合です。(入浴&読書)

こんな感じで組み合わせることで、行為そのものの「面白さ総量」が増すような気がするんですよね。「カレー」と「とんかつ」どっちも美味しいけど、「カツカレー」にするともっと美味しい!的な。


デキるビジネスマンは組み合わせが上手い

そう考えると、「仕事」にめちゃくちゃ没頭しているビジネスマンの人とかも、あれだけ没頭して何かに取り組む状態を継続するためには、一般の人が公私を切り分けて、「プライベート」で行なっている色んな要素(誰かと会う、話す、食事を取る、お酒を飲む、どこかに出かける、新しい経験をするetcetc...)を「仕事」の中にうまく組み込めているから、仕事の「面白さ総量」が増していて、だからあれだけ長く仕事を頑張れる、的な部分もあるんじゃないかと思います。

そして、テクノロジーが発達して、物質的な面でいえば昔よりもずーっと便利で快適になった現代だからこそ、昔より色んなものが「組み合わせ」やすくなってるので、いろんな日々の行動や習慣、出来事を上手に組み合わせられる人ほど、仕事で大きな成果を上げたり、人生の幸福度を高めやすくなってたりするって要素もあると思います。まぁ、ずっと昔からそうかもしれませんが。

人気のレストランとかも、2極化してて、伝統を大事にした超トラディショナルな正統派のお店か、フレンチイタリアンとか和食バルとか、名古屋名物台湾ラーメンのアメリカンとか、「組み合わせの妙」を売りにしてるお店のどちらかに人気が集中してる気がしませんか?


まずは「えいや」の気持ちで組み合わせてみよ!

いずれにしても、仕事でもプライベートでも、「頭ではやった方が良い」って感じてるアクションを、いまいちやりきれていないなって感じる時は、同じように「やった方が良い」って感じる別のアクションと組み合わせて、「1度で2度美味しい」状況をうまく設計・構築できると一気にうまく習慣化できたり、自分の行動を変えきれるようになるので、ぜひお試しあれ!

これって一緒にできるのかな、って一見感じることも、根回しや工夫をしっかりすれば、意外と想定以上に良い具合に混ざり合うことも少なくないもんですよ!まずは思い切って組み合わせてみる豪胆さが肝要だったりするので、えいやの気持ちが大事だと思います!

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