見出し画像

人生を変える出会いの連鎖 〜弟子と師匠と師匠の師匠〜

もう2週間前の話になってしまいますが、幕張メッセで 6/12 〜 14 の3日間に渡って開催された "AWS Summit 2019" の中で実施されたスタートアップのアーキテクチャにフォーカスを当てたコンテスト "Startup Architecture Of The Year 2019" において、スタメンのメンバーがグランプリを受賞しました。

コンテストにエントリーしたのは、当社のプロダクト部のテックリードである松谷くんで、彼が入念に準備をしてファイナリストピッチに挑み、見事、今回のグランプリを獲得してくれたのですが、今回の受賞にあたって、個人的にめっちゃエモいなぁと感じることがあったので、今日はそんなエモエピソードをご紹介したいと思います。


松谷くんの簡単なご紹介

この松谷くん、会社が出来たてホヤホヤの時に当時在学していた大学院を中退して、フルタイムの長期開発インターンとして、スタメンに参加してくれた創業最初期からのメンバーです。

加入当時は、実務経験もなく、独学でプログラミングに挑戦して1年足らずの学生だったんですが、スタメンに参加してくれたことで、彼には師匠ができました。それが、うちのCTOを務めている取締役の小林です。松谷くんにとって、小林との出会いはまさに「# 人生を変えた出会い」なんだと思ってます。

やる気や野心とポテンシャルに満ちた若者が、実力・実績豊富な「師匠」と出会い、ゼロからのプロダクト開発という「題材」を見つけたことで、実務を通してめきめき頭角を現していき、わずか3年で新聞の紙面を飾るような成果を出せるまでに至りました。

興味が惹かれたら、ぜひこの辺りを読んでもらえたら嬉しいです。


師匠の師匠

改めて、今回のコンテストなんですが、グランプリを選出する審査員には、日本のIT業界を代表する企業7社のCTOが名を連ねていました。

メルカリ社CTO 名村さんやDMM社CTO 松本さん、ユーザベース社CTO 竹内さんといった錚々たる審査員の中に、グリー株式会社CTOの藤本真樹さんがいらっしゃいました。

先ほどご紹介したスタメンCTOの小林は、実はグリーさんの初期メンバーで、開発担当の執行役員を務めていました。そんな小林にとって、グリーCTOの藤本さんは師匠的存在だったんですね。

なので、小林が業務の中で実践しているコーチングやメンタリングの中で、自分の過去の経験談について話すたびに、スタメン社内で3年前から藤本さんのことが度々話題に上がっていました。そんな訳で、松谷くんにとっても、藤本さんは「師匠の師匠」として昔から意識していたある種特別な存在です。

そんな背景がある中、イベント当日にグランプリ受賞企業が発表される際、授賞式のプレゼンターとして壇上に登壇されたのが、その藤本さんでした。

そもそも藤本さんが審査員をされるということも事前に知らなかったので、この流れ自体は完全にたまたまなんですが、これでグランプリ獲れたら本当に漫画みたいな展開だなって思ってたら、結果的にはその通りに表彰いただくことになりました。

そんなわけで、小林の現在の一番弟子である松谷くんが、小林の師匠にあたる藤本さんから表彰されるシーンは、僕らにとってはとてもエモい瞬間でした。僕は現地にいたのですが、受賞が決まった瞬間、インターネットでの生中継を見ていたオフィスでも大歓声が上がってたみたいです。

そもそも日本のITベンチャーの世界は、実はすごく狭いコミュニティなので、けっこうこういった「縁が縁を呼ぶ」ようなストーリーは珍しくないのかもしれませんが、今回のグランプリ受賞は個人的にはとてもグッとくる出来事で、こんな風に心が動かされるような展開や場面を体感できるから、大変なことが多いながらもベンチャーの仕事にハマっちゃうんだよなぁ〜と思ったりもしてました。


出会いの連鎖を作っていきたい

入社した時には、小林から刺激を与えられる側だった松谷くんが、今では他の若手メンバーに刺激を与える側に変わっていて、小林さえも自らの力で藤本さんと接点を持つまでに成長した松谷くんに刺激を受けるようになっています。

こんな風に、まるでバトンが受け継がれていくような「# 人生を変えた出会い」の連鎖を、会社や仕事の中で意図的に作っていきたいと思いながら、僕は組織づくりの仕事をしています。

人が仕事を通じて大きく成長し、世の中に誇れるような成果を上げていくためには、「何をやるか」「誰とやるか」も、どちらも欠かせない要素です。

最近、自分にはそんな「出会い」が無いなって感じる人は、気軽な感じで良いので、僕らの話を聞きに来てくれたら嬉しいです。もしかしたら、自分の人生が大きく変わるキッカケになるかもしれません。

松谷くんがスタメンと出会ったのも、会社の創業パーティーがキッカケです。パーティーと言っても、創業当初の手狭なオフィスでデリバリーピザを囲んでやっただけのアットホーム極まりないゆるい会でした。

そんなゆるい会に、何気なく行ってみるかと動いたワンアクションが、3年を経て、エモい成長ストーリーに変わっていきます。人生を変える出会いって、そんな何気ないものだったりするものです。

ということで、いつでもご連絡お待ちしてます!という告知で締めたいと思います!次回の記事もよろしくお願いします!

エモさに溢れた21卒向けのサマーインターンもやりますよ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?