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合宿で中期経営計画を立ててきた話

ゴールデンウィークも明けて、元号も変わり、また新しいスタートをきった気分ですね。

そんな世の中的にも節目の時期に、スタメンの経営陣で中期経営計画を固めるための1Day合宿を連休最終日にやってきました。今日はそれについて書いてみようと思います。

まず最初に、簡単にスタメンの近況についてお伝えしておくと、社長の加藤、CTOの小林と3人でスタメンという会社を創業して早いものでもうすぐ丸3年です。

社員数も50名を超えて、創業事業のTUNAGも安定的な成長軌道に乗ってきたこともあり、会社として非連続な成長を続けていくために、少し先の未来計画を固めていく必要があるタイミングにきてました。

とはいえ、僕たちがビジネスの主戦場にしているインターネットベンチャーの世界は、とても変化が早いので、社会自体がどう変わっていくかを精度高く見通すことは正直難しく、あんまり先すぎる計画を立てても意味がなかったりします。

なので、今回の中期経営計画の策定においては、スタメンで働くメンバー全員がイメージを捉えやすく、具体的な肌感を感じやすいに未来計画にしたいと思い、「2022年」をターゲットと定めて作っていくことにしました。

そんなわけで、約3年先のプラン作りを合宿形式で行ってきたわけですが、大枠の骨子のほとんどを社長の加藤がしっかりと練ってきてくれてたので、合宿では主に幹部メンバー内でのイメージのすり合わせや共有に集中することができました。

おべっかではなく、こういう時に、優秀な起業家の社長と一緒に働けているありがたさを再認しますね。いつも頭が上がりません。おかげさまで会はめっちゃスムーズに進行し、終始和やかな雰囲気の中で、僕もまだ見ぬ未来に想いを馳せることができました。

将来計画を立てることの重要性

ところで、「中期経営計画の策定」というと、どうしても硬い印象を受けませんか?

実際僕も、合宿が始まる前はけっこう気を張って当日に臨んでいたんですが、「明るい未来を具体的に描く」ための場なので、終わってみて、リラックスして自然体で、ポジティブな意見やイメージが湧きやすい環境にすることがすごく重要なんだなと感じます。この手の合宿やる際には、大事なポイントなんではないかと。書いてみて思いましたが、これも心理的安全性の担保ですね。

2016年の夏、何もないゼロの状態から3人で、2020年を空想してベンチャー企業の立ち上げをスタートさせましたが、これまでの3年を振り返ると、改めて、出発地点で立てた目標や直近のゴール設定の大事さを痛感しています。

なぜならば、これまでの3年間で成し遂げられたことは、やっぱり当初のイメージや目標に近い形で帰結しているからです。あの時に、ワクワクするような未来像を立てられたから、今こうして心強い仲間と確かな成長実感を持って事業に臨めているんですよね。

だから、どれだけ具体的にイメージできる形でワクワクする未来を描けるか、そこで描けた未来像が、そのまま会社としての成長軌道にダイレクトに影響してきます。

登山で例えるなら、ちょっとした低山を登るならパッと思いついた時に、軽装でさっと出掛けていっても、危険を感じたり、途中で挫折することなく登頂できると思うけど、エベレストを踏破しようと思ったら、それ相応の準備や計画が必要になりますもんね。

ちょっと話は変わりますが、実際に計画が正式な形で具体化されて、予算や目標として個々人に責任として降りてくると、仕事として、それらの目標に向き合っていくのは、めちゃくちゃ大変だし、正直気が滅入ることも何度もあると思うんですけど、計画してる時に本気でワクワクできた計画なら、その計画が実現できた時に「そこから見える景色」を味わうために、辛い時でも次の一歩が踏み出せると思うんです。

なので、同じ船に乗っているメンバー全員が、「これは何としても実現したい」って感じられるような、未来が楽しみになるようなイメージの広がる地図(ロードマップ)を作って、しっかりそれを伝え届けて、本気でそれに向けて陣頭指揮をとってアクションしていくことこそ、経営者としての本当に大事な仕事なんだろうな。

外部に向けて詳細な内容を発信したりすることはないと思うんですけど、けっこう壮大な計画を立てたと思うので、地元大阪で万博がひらかれる2022年に、改めてnoteでこの投稿を見返すっていう個人的な新しい楽しみができました。

目標をFinish Promiseで実現させた上で、どんな想いでこの投稿を読めるかな。

今まであんまりnoteではスタメンでの仕事や経営について書いてこなかったのですが、これを機に、またネタになるようなトピックがあれば、ちょくちょく投稿にしていこうと思います。

少しでも読んでいただいた方の参考になる部分があれば幸いです。ではでは、今回はこの辺で。

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