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2/16 冴返る 暮らしの茶

昨日からちらつく雪… 心身ともに春モードになってしまっていたので、冬には平気だった寒さが急にきびしく感じます。
「冴返る」という季語があり、冴返るとは一旦暖かさを経験した後の刺すような、鋭角的な寒さのこと。この繰り返しで春になるのは毎年の自然現象とわかっているのですが、お布団と湯たんぽから離れるのが辛いです。

今日は私にとってお茶の先生であり友人のお誕生日なので、朝から色々と思い出しています。先月、本当に突然お別れがやってきました。

日本茶の美味しさ、楽しさ、自由さを教えてくれた人。
特別なお茶ではなく、日常のお茶の楽しさを伝えようと飛び回っていた人。

お店を持っていた時は、茶米茶(チャコメッティ)というふざけた名前で、お茶漬け、茶粥、新米と新茶、古米と熟成茶などマニアックなテーマで一緒にお米とお茶の研究会をしていました。
お茶漬け会で二人が持ち寄ったお茶漬けのお供は50種を超えていて、テーブルの上がものすごいことになったのが忘れられません。

毎月、片道5時間もかけてお店を手伝いに来てくれて、いつも美味しいお茶を淹れてくれて、一緒に野草摘みに行って、一緒にお料理するといつも私の固定観念を壊しまくってくれて。

とても影響を受けていたし、頼り切っていたなーと思います。

先日、ご自宅に伺いお茶道具や茶葉、本の一部を引き継がせていただきました。
お茶漬け会をいつか一人でできるよう、ちゃんと勉強しようと思います○

ちそう 四季のお茶
お茶漬けのおともたち(一部)
月桃入り茶粥 
いい内容





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