『インディペンデントリビング』

昨日めっちゃ素敵な映画のトークイベントがありました😊✨
障がいのある方たちが、自立した生活のために一人暮らしを始める中で支援者と関わっていく日々を撮ったドキュメンタリー映画。
そして、トークイベント内で監督の田中悠輝さんによる撮影秘話と、トークイベントを主催された自立生活センターの和田彩起子さんのお話を聞かせて頂いて、めちゃくちゃ沢山の気付きをもらえました🙏✨

・親離れ子離れ
親と子の関係性って、障がいあるないに関わらず色んな摩擦があって課題を乗り越えていくものだと思うのですが
ご家族が頑張り過ぎちゃう面だったりとか、お子さんの中に入り込み過ぎちゃう面もあるなぁって感じます。
私は母ではないけど、世の中のお母さん達が何でそうなるかも理解できます。
子どもさんを大事に想う気持ちがそうさせるんだと思うから。

劇中の親から心ない言葉を投げ続けられたご経験がある方も
お子さんを応援したい気持ちがありながらキツく叱ってしまうお母さんも。
皆さんいっぱい泣いて乗り越えてこられただろうなぁって感じました。
そして、今はまだ乗り越えられてないけどしっかりと向き合ってる方も沢山いらっしゃるんやろうなぁって思います。
そんな人生の一部を映画を通して見せてもらえたことに感謝します。

・遠慮と配慮の違い
障がいの重さによっては、ヘルパーさんに24時の介助をされている障がい者の方もいて。
一人暮らしをするにあたって、当事者さんにとってはヘルパーさんとの関係の築き方も課題のひとつなんだと分かりました。
『私の人生なんだから、こうして欲しいと思うことは遠慮せずに伝える』と仰る方がいて。
配慮は必要だけど遠慮はいらないんだと。
めっちゃ大事な言葉やなぁと思いました。
私も性サービスしてる中で、めっちゃ気をつける所でもあります。
配慮しながらも遠慮なくグイグイ責めるとか。
ここは私きっと一生考えていくとこです。

・本人にしか分からないこと
『健常者には分からんやろ』って、私が障がいのある方から言われた言葉です。
分からんけど、分かりたいから頑張ってるねん。って今でもめっちゃ思ってます😊
一口に障がい者と言っても色んな障がいがある。
言葉を出せる人もいれば、そうでない方もいます。
映画の中で、自立生活センターの社長さんが
『我々話せる障がい者だけが中心になればいいんじゃなくて、置き去りになってる人を、どう一緒に考えるか』
と仰っていました。
分かろうとすること。
これって私たちが活動する中でもほんまに大事なことやなぁって映画観てて改めて思いました。

トークイベントに登壇された和田さんはめちゃくちゃ可愛い方で、お洒落もメイクもすごく上手にされてて。
もしかすると
『私はこうなりたいから、こうして』
ってヘルパーさんに伝えられているのかなぁって思ったんです。
性も、そんな風に誰もが気軽に『必要です』って言えるように私も活動していきます😊

めちゃくちゃ良い映画だったので、是非オンデマンドでご覧ください!
『Vimeo』というアプリから『インディペンデントリビング』と検索して下さい😉
こんな素敵な映画にご縁を繋いで下さった全ての方に感謝します💕


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