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ワーケーション第二弾 in 小布施

富良野に引き続き、2回目となるワーケーションは
長野県、小布施町 !

週末小布施で仲間の開催するリトリートに参加し、そのまま一人で居残り。
今回は6泊のワーケーションをしました。

今回は「生活する」ワーケーションに。
富良野からの学び(記事)を生かし、今回は次の点に取り組みました。

・1週間以上の滞在でルティーンを作る
・人との接点を持つため、ホテル → ゲストハウス & コワーキング
・料理や洗濯ができる生活環境
・通常業務だけではなく、テーマを持って取り組む
・仕事外のバランスを持つ(仕事/ 課題 / 運動 / 遊び/ 人との接点)

泊まるところ・仕事するところ


前回のホテルでは景色はいいけど部屋に閉じ籠りきり、食事もホテルレストランか売店色中心だったので、今回は人の出入りがあり刺激を受けられるゲストハウスやコワーキングスペースにすることに。キッチンや洗濯機などもあって生活がしやすい。

今はGO TOがあるので、本当にお得!クーポンで食事やおやつなどをまかない、宿代は3000円〜5000円程度でもいい環境はたくさんあります。ゲストハウス +コワーキングが一緒になった宿も今やたくさんあります。

今回泊まったのは、

ハウスホクサイ 

おぶせ交流館を去年リノベして下にはコワーキング、上には宿泊施設に。
新しいので綺麗だし施設のデザインもお洒落!画像1

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日中には地元や都心からワーケーション族が来て、一緒に仕事をするわけではないですが、周りで仕事をしている人がいると自分も仕事モードに入れていい。フリーランスで普段一人自宅でいることが多いので刺激になる。

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岩松院という北斎の巨大絵画が天井に飾られているお寺と背後の雁田山、農園と民家に囲まれた静かな環境。窓の外からこの景色が見えてなんとも心が穏やかになる。夜も外灯はなく、真っ暗。暗くなったら寝る、明るくなったら起きる、というような生活をしたくなる環境。

普段はチームで借りられることも多いようですが、今回は他のお客さんもいなく一人で丸ごと貸切。大きすぎて夜は少し寂しかったけど、夜は上、昼間は下とかなり便利。コーチングの時などはプライバシーのために上の部屋に戻りコールをとることができて、そのような使い分けがよかった。1泊4500円(コワーキングスペース代込)とはなかなかお得だと思いませんか?(今後AirbnbもGOTO対象になるというのでさらに下がる?)

maaru bike rental 

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ハウスホクサイの予約が2泊分しか取れなかったので、次の滞在はバイクレンタルショップ+カフェ+ゲストハウスのmaaruに 。
地図をもらいに立ち寄り、ゲストハウス見つけるという幸運。

GO TOとクーポンで、実質1泊 2900円!これも驚き価格!

ショップ上の家族用の2LDK。キッチン(ガスコンロはなし)、お風呂、洗濯機があるので普通に家庭生活が送れる。なによりも、出窓から見える信州五岳と田舎風景が綺麗すぎて、コーチングや仕事のコール中でも景色を眺めつつゆったりと贅沢な気持ちに。

下のショップでは女性オーナーと毎日おしゃべり。バイクルート、地元のおすすめ、小布施事情、起業・地方地方創生について。息抜きに地元の色々なお話を聞かせてもらい、小布施を近く感じ、ワーケーションが豊かになりました。オーナーの人柄でしょう、人もよく立ち寄るお店で、ここで岩松院の和尚さんとも出会い、週末の朝座禅に誘っていただきいくことになったりと、嬉しい出会いもありました。

取り組む課題を持つ

今回は普段の仕事やミーティング以外に1週間で取り組みたい自分の課題を持つことにした。それは前回、確かに素敵な環境にいたのだけど、普段の仕事をこなしているだけで、より効率的だったのか、より自由で大きな発想ができているのか、そこがクリア出なかったから。

今回は課題を持ち、その事前準備も行った。

私の場合はコーチングや企業向けのサービス、自分のブランディングとコミュニケーションの見直しと来年に向けての戦略作り。普段はなかなか時間をとって向き合えないことに向き合ってみようと思った。

事前に仕事、運動、食事、遊び、睡眠の時間をカレンダーに割り振り、残りの時間を毎日2〜3時間、最終日にはフルに1日課題に割り振った。
最終日はせっかくなので1人ワークショップと称して課題に取り組むことにした。

1週間で合計15〜18時間程度捻出できそう。
普段は絶対かけられないまとまった時間。これを計画するだけでも整理とやる気につながった。

実際は予定通りにはもちろん行かないけど、事前に割合と割り振りをしておくことで、仕事や遊びに流されることなく、課題と共に過ごす事ができた。運動中、食事中、温泉中、仕事の合間にでもテーマを頭に置いておくことができ、新環境の中で当たらな発想、という恩恵を受けることができたと思う。実際、ハイキング中に考え、温泉前に急いでメモる、なんてこともあった。

結果として、通常の仕事にも好影響があり、限られた時間を有効に、集中することができた。コーチングにおいても活性化した自分からのエネルギーが溢れ、大きくダイナミックにできた気がしている。

仕事以外の時間の使い方


新しい環境はそこにいるだけでも刺激があるので、仕事以外は目一杯心と体を楽しませる。朝の日の出から日の入りまで新しい環境の表情を楽しみ感謝した。どこでも地元の人との会話を楽しみ、興味が出たところは朝バイクやランで探検しに行った。仕事前の小旅行。

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仕事以外の時間のルール:
・1日1回の観光エクササイズ(ラン、バイク、トレッキング)
・1日1回のご褒美外食(毎食ではなく)
・食事はスーパーや直売所などを活用(時短と節約)
・雨の日はジャーナルやセルコーチングで脳トレデー
・夜は温泉+夕食、残った仕事や課題に取り組む。
・地元の人とは積極的に話、得られた情報や誘い即座に取り入れる

旅から生活するへ

1週間滞在すると、町や生活する人がだんだんわかってくる。
まずは大通りや観光名所から町を知り始め、次第にスーパー、パン屋、公園、コンビニなどの生活に近い拠点が加わる。2度目に立ち寄ったお店で顔を覚えてもらったり、影響時間を覚えたり、近道を見つけたり。

毎日少しずつ自分の中で地図が書き足されていく感覚。

引っ越ししたての土地のように、少しずつできないことができてくる、知ってることが増えていき自分の世界が広がっていく感覚。それが楽しいんだな。

ワーケーションを週末で挟む

当たり前のようだけど、ワーケーションに集中するコツの一つは、週末から始めること。私は週末で立ち寄ったところに居残るようにしている。

最初にその土地をざっくり把握し、名所なども回っておけるから。大体わかった上で月曜日を迎えられるとそこから少しずつ気になるところを小分けにみていける。最初から新しく降り立った土地で「さぁ、仕事!」となると周りが気になって集中も難しい。
週末から始めて平日で集中し、週末で締める、というのが理想的ではないかと思っている。

『旅するコーチ』 への第一歩

ワーケーションをやっていて、思い出した夢があった。それは、

「旅をしながら生きる」

こと。
数年前南米を旅していた時にそのような生き方をしている人を見て、強い憧れを覚えたていたが、どう手に入れればよいのか見当もつかなかった。
いずれ、東京以外のどこかと2拠点、もしくは他拠点生活をしたい!
と夢描いてみたものの、どう手に入れていいか・・・

そんな中のコロナで世の中はリモートへのシフト。
私の仕事も対面からオンラインへ。

半年間は家に閉じこもっていたけど、自粛も収まりをみせ、少しずつ動けるようになると、これは夢への最適な入り口だと気づいた。
仕事はどこでもできる。日本国内へは移動できる。
そこで行動を起こすことにした。

やってみて気づいたこと。
それは、「旅しながら生きる」は夢ではなく現実になり得るという確信。

行動しなかったらぼんやりとした夢も、試してみたら輪郭が見えてきた。
そして課題を見つけ、「旅するコーチ」として実験を続けていく。

私はActivation Coach としてクライアントが夢や理想に向けて行動を起こすよう促している。まずは行動。行動の先には必ずなにかが見える。
それをまずは自分で体現したいと思って。

ワーケーションの意味(個人から社会へ)

自分のより幸せで自由な生き方と働き方を求め始めたワーキングスタイルではあるけど、やってみて、ワーケーションには個人の生き方以上の意味合いがあると感じている。

より大きな社会的課題に応える大切な流れの一部であると感じている。
都心と地方との人、資源、知見のバランスを変える大切なさくの一つで、都心から人が入り、そこで生活し働くことで新しい知識、技術や価値観も入る。地元の人と交流により、そこの課題に触れ貢献の方法を探していく。

私も今回小布施でリアルな話を聞き、初めてこの環境をワーケーションの拠点としてだけではなく、関わり貢献したい環境として捉えるようになった。今後は行った先々で地元に貢献したいという視点で拠点を考えていきたいと思っている。

個人の目的から社会の目的へ、少しずつ自分の中でも視野が変わってきた。私の体験誰かに動機を与え、ワーケーション体験者が増え、会社や社会の受け入れが広がっていけば、より自由な働き方の選択が増える日本につながると考えるようになってきた。もはや私一人の嗜好の追求ではない。

そして世の中はその準備が着々と整ってきている。

全国ネットワークの定額制のコワーキングスペース、宿泊サービス
地方自治体のワーケーションや移住誘致とそのための設備
宿泊施設とワーキングスペースの融合
Go To キャンペーンなどによる経済的な後押し。

今、社会の流れも確実にこの変化を後押ししています。

ワーケーションの案内人になりたい。

ワーケーションの発信を始め、やってみたい、という声もよく聞きます。
嬉しいですね。そういう人がもっと増えればいいと思います。

じゃあやりましょう!
いつかではなく、今。

難しい理由もたくさんありますよね。
会社が・・・、家族か・・・、自信が・・・
いろいろとありますよね。
1つずつ向き合っていきましょう。

そしてなぜやりたいのか、明確にしていきましょう。
自分にとっての意味は?
それがどんな将来につながるのか?

そして、まずは行動を起こしてみること。

よかったらもっとやればいいし、嫌だったら元の生活に戻ればいい。
行動を起こした先には必ず何かが見えます。
確信がもてたら、家族との話し合い、会社との調整し、ベストな仕事形態を追い求めていけばいい。

大切なことは、

憧れを憧れのままで放っておかないこと。

私は人の変化と挑戦を応援したい。
踏み出したいと思う気持ちを全力で応援して変化に立ち会いたい。

「旅するコーチ」として実践と挑戦をして行こうと思います。

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今後は少人数グループでのワーケーション企画やワークショップやコーチングと組み合わせた企画ができたら、と考えています。

ご興味あればぜひお声がけください。

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