コーチングとは_

コーチングとは?

コーチングって?コーチって?

「コーチ」というと、部活やスポーツの監督やコーチという指導者や先生的的存在思い浮かべる方も多いかと思う。または、心理的診療を行うカウンセラーと似た感じ?という印象を持つ方も多いかもしれない。

「コーチング」はこれからどんどん世の中に増えていくと思う。
個人の人生に向き合うパーソナルコーチや企業内のマネージメント層にアプローチするエクゼキュティブコーチなど、どんどんニーズは増えてくると思う。今回はその「コーチング」どいういうものか、私なりに説明してみようと思う。

コーチとクライアントの立場は対等。協働するパートナー。
スポーツ監督・コーチやカウンセラーのように、クライアントを指導したり、コンサルティング・アドバイスをすることはしません。クライアントと同等の立場に立ち、お互いの対話を通して二人で答えを出していきます。どちらかが引っ張る、頼る、教えるということがない、信頼関係に基づくパートナー関係の上で成り立ちます。

コーチはクライアントの話を全力で聞き、問いかけを通して深める。
コーチがすることといえば全力でクライアントの話を聞くこと。実は普段の生活で自分の話を100%聞いてもらうという機会は人にはほとんどないんです。たった5分でも人は話を100%集中して聞いてもらえるとその満足度、聞いてもらった感に驚きます。
コーチは話を全力で聞き、クライアントに対して問いをかけています。それは理由だったり、気持ちだったり、比喩だったり、比較だったり、様々な方法でクライアントの心を深めていきます。クライアントはそこで新たな視点や根底にある価値観に気付き、コーチはそれをクライアントに認識させていきます。

コーチはクライアントの「どうしたいか」を引き出す。
問いを通して考え、気持ち、価値観など、クライアントが普段アクセスしない部分にアクセスしていき気付きが起こります。
ここでコーチはクライアントにこの状況に対して「どうしていきたいか」を問います。クライアントだけではなくコーチも加わり、二人でアイディアを出したり提案をしたりして、納得して取り組める「やりたい」を決めていきます。

コーチは解決策を出しません。クライアント自ら答えを出します。
コーチが出した解決策やプランに取り組むのではなく、コーチとの対話でクライアント自らが出して納得した行動に取り組んでいきます。
そうすることで、決断を自分のものと捉えることができ、責任が持てます。また、コーチもクライアントにその責任をきっちり負わせて約束させます。自分で考え出した結論であることから、責任を持つことができ、今後もクライアントは自ら答えを導きだせるようになっていきます。

過去の問題は解決しません。未来に向かってできることを考えます。
カウンセリングのように過去の問題を分析をすることには集中しません。もちろん過去の要因がある場合は掘り下げますが、コーチングにおいてはそこから先を見ることが大切です。今立っている場から、未来に向けてどのようにしていけるか、どうしたいか、想像して、ワクワクして、行動に移していきます。

私はこのようにコーチングを考えています。

未来に向かって自らが答えを出していけるよう背中を押してあげる感覚が好きでコーチングに魅力を感じました。

思い返せば20代の頃から夢を持っているけどなかなか実現しない友人を見てもどかしく思い、人のやりたいことの実現をサポートするライフコーディネーターのようなことをやりたいと思っていました。

ただ、その思いに向き合う時間も環境もなく(ま、言い訳ですけど)実現することなくきました。ちょうど3年ほど前、LAで友達の友達のライフコーチをやっている女性に会い、まさに私が思い描いていたようなことをしている人がいた!と衝撃を受けました。アメリカではすでにコーチをつけることは個人的にも企業内でも普及していて、コーチが職業としてしっかり確立していることに気づきました。

そこから私はコーチングをやりたいと思っていたのですが、やはり思っているだけかなうわけではありません。時間はあっという間にたち、コーチングは頭の片隅にありつつも、毎日の仕事、生活のプライオリティを優先させ、コーチングには取り組めていませんでした。

去年、私は二人のコーチに出会い、雇い、コーチングをしてもらうことで自分の「やりたい」を整理して引き出してもらいました。そうすることによりやっと、一人ではやりたくても最初の一歩が踏み出せなかったコーチングを自分のトッププライオリティにおき、取り組み始めることができました。

今この記事を書いていることも夢の実現の一部です。コーチングをしていく上で大切なことを発信し、一人でも多くの方にコーチングの素晴らしさを知ってもらい、自分の「やりたい」を実現してほしいと思っています。

そんな人が一人でも多く社会に増えることを願って、新米コーチ、活動していきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?