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ラッキー家族、爆速で家を買う~アンチ戸建が決めたワケ~/その6

1月12日の朝、夫がスマホで見せてくれた物件は、どう考えても魅力的で、私は突然アンチ戸建派の看板を放り投げ、中古住宅という選択肢に開眼しました。
なんとそのサイトに情報公開されたのも12日だったようです。
公開されたてほやほやの情報を、何故かその日からたまたま中古住宅について調べ始めほやほやの夫がキャッチしたのです。

しかし、私はその前日から良性発作性頭位めまい症を発症していて12日は耳鼻科へ行き、夫は「復帰後着れるスーツがない」(育休前までブカブカのを我慢して着ていたそう)と言うのでスーツを作りに行く予約もその週に入れていました。

(夫、肩幅がやたら広く、いかり肩。前まではお腹も出ていたので、既製品のスーツでも肩に合わせたサイズでまあまあ着れたのが、子育ての中で不摂生が改善され、お腹がへこみ、オーダーしないといけないはめに。良いんだか悪いんだか。)

そんなこんなでようやく17日、不動産屋さんに電話で問い合わせてみたところ、
「既に別の方のお申し込みが入っていますが、それでも良ければご覧になりますか?」とのこと。

ここでまた私の無知っぷりを発揮してしまうのですが、「申し込み」イコール、もう買い手決定なのかと思いました。

だったら私たちが見に行く意味、ないのでは?
というか、誰かのものになったお家に、入っていいの?

続けて不動産屋さん曰く「まだローン審査中なので契約になるか決まったわけではないんですけども」

???

「み、見れるなら、見ます…」

わけがわからないまま、その日の午後、見せていただくこととなりました。

会話の内容を夫に話すと、私にもわかるように解説してくれました。

家を買う手順はおおまかに、
買い手が不動産屋さんに購入申し込み

不動産屋さんから必要な資料をもらって銀行等へ住宅ローンの仮審査依頼

OKとなったら買い手と売り手(家の持ち主)とで契約書の取り交わし

押印済の契約書や、諸々必要書類を銀行に持参し、住宅ローン本審査

OKとなったら物件引渡し

先ほどの電話で不動産屋さんが言っていたのは、購入申し込みがあり、住宅ローン仮審査結果待ち、という段階の方がいるということだったわけですね。

仮審査の結果がOKとは限らないし、契約取り交わし前なので、まだひっくり返る可能性が一応あるということです。

とは言え、出遅れたことは出遅れました。
かなり望み薄な二番手です。
夢が膨らんでいただけに、いきなりテンションが下がりました。

多少無理をしてでもまずはアクションを起こせば良かった。
我々がこれだけ良いと思うものは、他の人も良いと思うよな、そりゃそうだ。

時同じくして、この盛岡で、中古住宅を探している人はどのくらいいるんだろう。
四人家族、定年までに払い終わることができそうな予算、中心部への通勤に不便過ぎない距離感…なんてありふれた条件!
これだ、と思ったらすぐ飛びつかないと、きっとどんどん別の人に決まっていってしまう。

始めたばかりの中古住宅探しにおいて、「思い立ったが吉日」という言葉を、いきなり実感してしまいました。

予めこの後の展開をおおまかに予告しますと、この物件含め、3軒の中古住宅を内見しました。

次回からは、見に行った順に、物件A、B、Cそれぞれの魅力や感想、そこで得た経験値などを書いていきたいと思います。

今となっては、A→B→Cの順に内見したからこそ、この順番も、非常に良かったです。
例えば、もしBより先にCを見ていたら、きっと今でも何も決められずに迷っていたかも知れないと思うほどです。

奇しくも、12月に、どんぐりの保育園の発表会で、「さんびきのこぶた」の劇を観たばかりでした。

私たちはどうやって、藁の家でも木の家でもなく、レンガの家に辿り着いたのか。

(実際は木造ですが。)

タイトルが「爆速」なのに、内容が牛歩ですみません。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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