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⑩プシケ(魂魄)【魔】虚栄と快楽が呼び込む処女喪失感

男が憧れて 夢想し 求めた処

そこは 彼にとってはとても

気高い所でした


芸術は価値あるものとして

世間からも認められている


身分の高かみへも

するすると上れそうに思う


男は技術才能があったのよ


憧れに近づきたい向上する気持ちもある


そんな 男に なくていいものが

ありました


完璧を求める心です



これもね

私は我が事で わかるんだ


完璧を求めるの

私の場合はね

完璧が好きなんじゃないのよ


完璧でないと いけないって思ってしまうんだわ


自覚ないところでもね

そうみたい


日常生活での色々なことでの

そんな所じゃないの


ものづくり なところです


これね

指摘されて気がついたのよ


「完璧主義はやめろ」

「そこが基準?完璧すぎじゃない?」


ってね

言われることが続いたとき

気がついたのよ


もちろん 検証してみた


自分が完璧主義だなんて

ちらりとも思わなかったもの


でもね

やっぱり  ありました


内々のところでない所


お仕事やなにかでね

外に向けたもの

サービスやものづくりなところです


拘りに 悩むのよ

男の場合は 認められる作品に

今ある優れたものにも劣らないような作品


理想から離れないように

なところかしらね


私は少し違った


誰にも迷惑かけず 怒られないところ




夢想です


男は 希望の世界が 現実になることを

夢見て生きていました


手に入ったと思った時

現実を突きつけられて 

砕けたのよね


「出ていけ!下へ!」


下へという 言葉を突きつけられたの


アンジェロに見せられ

体験した現実の営みからは

何を感じたかしらね…


これもね

私 わかるんだ


現実はとても 肉肉しかったのよ

生身の世界でした


そして 理想を語り 夢をみながら

欲望を貪るのよ


人間の要求のあからさまを知るの


汚らわしい


そう 思ってしまったんじゃないかしらね


私がそうだもの


かっこいいことを語りながら

食を遠ざける酒で酔い

性欲に塗れるのよ


愛の無い 肉欲


私ね

嫌いなんだ…向上心やらありそうで

実際 あったりするのだけどね


現実の人間の営みは  

男が知りたい世界から見ると


品がなかった


私ね

同じなんだ とてもわかる


私もね それが所以で 飲み会とか

サークル活動とか 苦手を通り越して


嫌だもの


そこには  虚栄欺瞞性欲

溢れてる


どう 頑張っても 無理でした


こう 正直に思うの


愚かしい…


無駄に思う

時間をそこには使えない


要はね こういうことよ


価値観が 世間一般から離れてるの


そして

自分と同じ範囲で 関わりあえる人と

出会えていないのよ


それだけの事ね


男には どれもこれも

嘘に思えたのかもしれないね


男は 幻だと 決めつけて

心を収めた


上へ下へ

上も下も!


空虚ね


男は 自分の作品 プシケを見て思うのよ


自分が汚らわしいと…


プシケを作った時

作っていた時


その時の 自分が どれほど

美しかったことでしょう


高みをみて 気高さに 

ただ美しいものにと

形を彫り出し  命を吹き込もうとしてただけの


完璧なまでの美しさ

純粋さを 無くしてしまった

虚しさを 感じたんだわ


穢されたかのように!


処女をなくしたと同じことね




男はプシケを古井戸の中に沈めて

土を被せる


「出ていけ!下へ!」


短い埋葬の辞を呟きました


男の脳裏には あの女の顔が浮かんでいるのよ

愛を告白した途端に見せた顔


みるみるうちに 顔は歪み

頬は赤らみ 髪はメデューサの蛇のように

蠢いて見えた


恐ろしい 魔女です



そして そのまんま 病気になって

もう 助からないだろうといわれる


芸術は、自分たちを虚栄と現世の快楽とに

導く魔女だ!


蛇は囁いていたじゃないか

「味わえ!そうすればお前は神のようになるだろう」


男は 真理と平和への道を見つけたように

思いました


そうよ

思っただけで  本当には どうだったのかしらね…


男は この世を諦めました


修道院に入ることにしたのです


神の光と栄えと 僧房には憩いがあると

言うのです


神の  光って何?

栄えてるの 何?


憩い って なんなん?


それが さらに 男を悩ますことに

なるのよ


憩い  これ  何かしらね

どういう状態かしらね



これもね

私は自分の経験でわかるのだけど


精神がもたなくなるとね

身体は本当に病むよ


病気の症状が現れるの


私もね

死にかけたことあるもの


知ってる



魔…

虚栄と快楽とに見えた

自分の心の中の 入り込んで欲しくない

品のなさ  


処女喪失 感 を呼び込むもの かしらね


エバと同じことかもね


品…ここにも 上も下も あるのよね


お上品  下品   


上品でないものは 

男にとって 心病むもの だったのかもしれない


品…って 何かしらね





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『童話と道徳と精神と行為』そして『唄と画と私』

命は一個 人生は一回 命を守るのは 真心 いつも心にお日様を🍀

プシケ(魂魄)

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