見出し画像

ord10 DATA Saberならどう導く?

こんにちは。Riekoです。
今回はKTさんの動画「DATA Saberのzen問答~社内でミカタを増やすには?」を見て学んだことをまとめます
個人的なメモなので駄文失礼します。


Q1

上司:「来週の会議資料、去年と同じレイアウトで資料つくっといて!(伝統の集計表で)!」
セイバー:「….」

KT

作ってあげて、ビジュアル化したものも出して、さりげなく気づいてもらう
→こっちの方がわかりやすい!
再現はして、そっとビジュアル化したものも出す。
伝統の集計表で何をしたかったか知ることが大切。ただ、時間がない場合はそんなの聞いてる余裕がないかも?
1週間後とかなら要件を聞き出してみるのもあり。
いきなりビジュアル化だと怒られそうかも…(これじゃない?)

なんのための会議ですか?
本当にやるべきことを為すためにはどうすべきか、自ら考えよう

伝統の集計表を作りながら、ビジュアル化したチャートを添える。
それが嫌がられるなら、表でありつつも動きを見せる。
クロス集計表の場合は階層などは初めて見る人に好印象を与えやすい。
タイミングが合えばインタラクティブな操作について説明する。
社外の専門家に話してもらった方が効果が高いこともある
一番駄目なのは、ただ伝統の集計表を作ってなんのアクションもとらないこと。
DATA Saber自身が自分の言葉で仲間に届けることで、文化が広まる。

Q2

上司:「君の資料わかりやすいね。じゃあ会議の為に人数分印刷かけといて。インクもったいないから白黒ね!」
セイバー:「…」

KT

印刷するより投影する方がよいのでは?
印刷はするのだけど、実際の会議では投影して見せる?
Tableauを白黒前提で作るのはめっちゃ大変
白黒でも成立するようなダッシュボードは見やすい!
グレースケールにできるダッシュボードは美しい。
(↑同じ彩度に対して色相が一つしかないから)
「インクもったいないから」からコスト意識が高い上司だと思われる。
それでは紙代も削減できる、PCの投影にしましょうと提案してみては?

不自由な状態(白黒しか使えない)で学んだことはすごく大きい。
→そこから自由な世界にいったらとても力を発揮する。

  • 強い視覚効果をうまく使うことでデータを理解しやすくする

  • データを理解することで、疑問が出てくる

インタラクティブ

  • (ダッシュボード上のドリルダウンで)上で出た疑問の解を得る

  • すると次の疑問(仮説)が出てくる

  • 今後は異なった視点でvizを作成し、その仮説を検証してみる

  • 解決策(Next Action)を決定し、その定点観測をするためのダッシュボードを作成

  • DailyやWeeklyでPDCAを回す

意思決定の質とスピード向上の為にTableauを活用する
本来人間が持っている好奇心・想像力・創造性を発揮させる

色の効果をきちんと説明してあげること。
→理解度にスピードの差が出てしまう
(数字を読むのが速い人はいる。でも全員がそうじゃない)
ツールヒントの情報は失われてしまう
→インタラクティブがすごく大事
→そのデメリットをしっかり伝える
会議の中でやりたいことは資料をよむことじゃない
→発見したことからアクションを決めていくこと
→意思決定の質とスピード向上のために色やインタラクションを使う。
色とインタラクションがある前提で作ったダッシュボード、
→それが失われるとき、自分の思いも同時に失われてしまう
→上司は色とインタラクションが大事なことを知らないので、それを教えてあげることが大切。
知っているのに知らないふりをして見逃してしまうのはダメ。
→知っていることを責任もってちゃんと伝える。


Q3

上司:「Tableau Serverなんて本当に必要なの?今まで通りTableau Readerで十分じゃない?」
セイバー:「…」

KT

Tableau Readerは共有向きではない。
(無料で、twbxを開ける)
データ漏洩のリスク…データ更新の手間
(twbxの中にデータソースが入っているので、間違って送られると大変なことになる)
Tableau Serverを使うとモバイルやタブレットでも見れる
Tableau Readerだけ使っているとデータドリブン文化が根付かない
Tableau Serverは高いのか?→すべてのライセンス体系に付いている。
リモート勤務の中で、twbxを社内網でDLする手間→更新しようと思わない
ダッシュボードを使ってくれるかわからないので利用効果を測りにくい
→活用されているかわからない→不安になる→本当に使われているのか?
Readerを更新する人件費→なぜか人件費は安く見られがち
→人はただボタンを押す(データの更新)ために働いているのではなく、Creativeなことをするために働いている
twbxで送ることによるデータ漏洩のリスク
みんながofficeやPDFをお互いやり取りしているように、Tableauの世界も浸透させていきたい
社内のコラボレーションのためにはReaderではなくServerが必要
週次や日次でデータ更新するのはシンドイ→余計な運用リソースがかかるのでは?
誰が見ているのか、そしてリアクションが返ってくるためにはServerが必要
最初はReaderでもいいけど、いずれServerを利用していかないと運用メンバがしんどい

  • セキュリティ

    • 情報漏洩リスク

      • twbxにしたからってReaderで見れるわけじゃない

        • 実際にデータがローカルに保存されている状態で保存しないとパッケージされない→データをローカルに保存する必要があり、とてもセキュリティが危うい!

  • スピード

    • リアルタイム不可。ファイル共有にDesktopユーザーのマニュアル作業必要。

    • 「それいつの数字?」データの鮮度を保つことが難しい

  • ガバナンス

    • 見てるの?見てないの?ちゃんと業務に活かされてるの?

      • せっかくDesktopで作っているのにそれが活かされない!

    • Desktop新バージョンリリースの都度、Readerもアップグレード必要。

      • Readerユーザがいちいちアップグレードする?するとして、その作業をReaderユーザに任せてよい?

  • コミュニケーション

    • ダッシュボード作成者→Readerユーザーの一方通行

  • パフォーマンス

    • ライブ接続不可。元データが大きいと遅い…(PCスペックに依存)

  • Readerを使ってもData Driven文化は根付かない。

  • Readerが安いのか?→人件費めちゃくちゃかかってる

Q4

先輩社員:「さっき役員から会社の業績が芳しくないから、マンスリーの資料を今後ウィークリーで提出してくれって頼まれちゃったよ。ただでさえ忙しいのに参ったなぁ」
セイバー:「…」

KT

Tableauで作ればデータ更新は自動にできる。もはやデイリーでも可能。そのことに先輩社員が気づいていない!→教えてあげよう
さらにサブスクライブでメールを役員に飛ばしましょう
最初だけちょっと頑張ればあとはTableauで自動更新にしちゃいましょう
毎月、毎週1人日もルーチンワークに使う必要はない
見たい人が、どの粒度でデータを欲しいか考える必要がある。
リアルタイムに更新されるデータもあるけど、見たいのはデイリーなど、粒度は見たい人による。(1番嬉しい更新タイミングに)

  1. Tableau Serverで定型ダッシュボード作成(アクセスすればリアルタイムなダッシュボードを閲覧できる環境に)

  2. サブスクライブ機能で定期メール配信(オリジナルビューも活用)

  3. 追加の質問が来たら、フィルターアクション機能を仕込む

→月1レポートを、週1・毎日更新に変えることから始める
サブスクライブ機能を使おう
→カスタムビューで見たいビューに設定することも可能
→カスタムビューによって複数のレポートをサブスクライブすることができる
先輩社員がやるのは最初の設定だけ。追加の要望がくれば動かなきゃいけないけど、そうでないなら自動にできる
週次で業績が上がる可能性があるなら、日次にもしてみたら?
データの鮮度の問題ではなく、データを見て分析・議論・アクションの習慣がないと更新頻度を上げても仕方ない
→データの更新といったルーティンワークを削っていくことで、アクションを起こす余力が出てくる
アクションを起こすためには余裕を持たせなきゃいけない。そのためにテクノロジーの力が必要

Q5

同僚:「いきなり残業禁止って言われても..これまでと業務量は変わらないし。どうすればいいんだよ」
セイバー:「…」

KT

Tableauでパフォーマンスを可視化してみては?
実際何に仕事の時間がかかっているのか可視化できる。
ルーティンワークを洗い出して自動化できるものはしていく
ルーティンワークを脱した結果、生産性があがっている。
事例を紹介して、元気出してみよ
文句を言うだけで終わってはいけない

Q6

IT部門:「Tableau Desktopから直接DBに接続したい?そんなのだめだよ。DBに負担掛けられないし、DBには色んな情報入っているから許可できないよ」
セイバー:「…」

KT

TableauならデータソースさえアップロードしていただければDBの色んな情報を知らなくても大丈夫です。

Tableau Server周りをIT部門の方に管理お願いしちゃう。
Tableau Serverのデータソースを使いましょう。
そうすれば他の人が一切権限を知らずに活用できる
DBに直接つないでそれを全部現場の人が見れる、となったら結構怖い
→Tableau Serverを間に介してあげるとDBの情報一切知らずにデータを見れる
分析視点が違うのに、同じワークブックにシートをめちゃくちゃ繫いでいる例はすごくもったいない→1個のデータソースを参照して複数のワークブックを繫げばよい
→データソースに対してどのぐらいデータが使われているかわかる
→データの更新も一回で終わる

Q7

ビジネス部門社員:「レポート作成するので大至急データExcelで送ってください」
セイバー:「…」

KT

Tableau Serverのデータソースにアップロードしてあるのでそこからレポートを作成できますよ。

大至急一緒に作りましょう!Tableauで!
同じデータを複数個所に書くなど無駄なことはしたくない
急いでいるのでExcelは送ってあげよう、ただしそこで終わらないことが大切
Excelで作るのはいいけど、Tableauでできるおことも教えてあげよう
→あとで、どうなった?とフォローアップ
Tableauでやれば速いことを実感してもらいたい
どんなピルでも一個動かすごとに必ずフィードバックが返ってくる
→一度たりとも無駄なフィードバックを返さないよう熟練しよう。デモの制度があがります。Storytelling, 操作一つの洗練度…
まずはデータを送るけど、既存のvizで対応できるなら紹介する

Web編集を使いましょう。
データソースが登録されているのでそれを使ったらいいですよ(さよならExcel)
焦ってる人にはとりあえずExcelを送りましょう。
ただ最終的にはDLしなくてもWeb編集でレポートを作れることを教えてあげる。
IT部門の役割はデータソースのセキュリティを保ったりデータの鮮度を保つこと。ビジネス部門が自らレポートを作ることはとてもよいこと。
IT部門が代わりにレポートを作ってあげるのはちょっと違う
問を持つ人自身が使うことが大切
→自らの問を持つ人が自らレポートを作ることでアクションが生まれる
自分の得意技を生かしてそれぞれが活躍できるのがTableauのプラットフォーム
ビジネス部門の社員のもとに訪れ自らレポートを作って見ることもあり
→焦っているので無駄な画面は見せないように

Q8

上司:「Tableau Server導入したけど、ビジネス部門社員は全然使ってないじゃん。使ってもらうためにどうする?何か策は?」
セイバー:「…」

KT

Tableau Doctorを開催する、ハンズオンなどのイベントを開催してTableauに慣れてもらう。そもそも本当に使われていないのかアクセス履歴を見て確認することができる。

アクセスログを見て現状把握
使ってない人も原因分析(些細な理由もきっとある)
よく使うものに関してはレポートがデフォルトである
操作が一個一個URLでわかることも
使ってる人にヒアリングして仲間にして、使っていない人をどう巻き込むのか作戦を立てる
何がどう使われている、使われていないのかを把握する
どういった部門が使ってないのかを確認して作成を立てる
Viewer向けトレーニング→Visual Analyticsはviewerが主役!
ビューを見てアクションする仕事が長い方がいい
ボトムアップかつトップダウン
みんなが使うビューを順次Tableauサーバーで共有
原因分析、ログを見ていく
とにかくログインをしてもらってデータをとってく
データドリブンが当たり前で誰も言わなくなる世界へ

  1. まずは現状確認、原因を特定(管理ビュー):ダッシュボードが現場目線ではない?パフォーマンスの問題?認知されていない?操作方法?

  2. 経営層や現場とコミュニケーションをとり、上記課題を解決

  3. サブスクライブ等を使い日常業務に落としこむことがポイント

今こそTableauドライブです。セイバーとしてするべきことは?

  1. セイバーが講師のハンズオンセミナー

  2. ダッシュボード作成支援

  3. 操作方法問合せ窓口

  4. Tableau社営業担当と連携

各部門に2人はTableau Desktopユーザーを育成してください。
相談して2人で解決することができる、一人だと心細い

社内Tableauコミュニティの結成

Q9

同僚:「あなたみたいにITリテラシー高くないから、私にはこんな分析ソフト扱えないよ。統計の知識だってないしさ。」
セイバー:「..」

KT

TableauはITリテラシーや統計の知識がなくても簡単に操作することができます。まずは一緒に作って見ましょう

何が、どういう言葉で発言するかは自分たちで決めていこう
PCでマウス動かせたらOK!
ペンや指を使えばもはやドラッグアンドドロップすらいらない
まずはハンズオン受けてみよう
Tableauは興味なかったところからこれまで知らなかった世界を開いてくれる
私も統計を知らなかった、でもできる!何より楽しい!

1からダッシュボードを作成する必要はありません。
得意な人が作成したダッシュボードを再利用できます。

  1. Tableau Serverで閲覧

  2. カスタムビューを設定

  3. Web編集でカスタマイズ

  4. Tableau Desktop入門

  5. Recommendation:データソースのRecommendation、テーブルのRecommendation etc…十分活用しよう

  6. Ask Data

ドラッグアンドドロップするだけじゃない、もとある機能を活用してViewerとしての役割がたくさんあります
Tableauがデータを通して知ることを助けてくれる

Help People See and Understand Data

おわりに

長かったですね。
余談ですが私は今新幹線でこれを書いています。
自分が今ぶつかっているリアルzen問答にも通じるところがあり、この動画は大好きで、見るたびに新しい発見があります。
困ったときはこの動画に振り返ってみようと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

Rieko


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?