今日の読書『J.Y.Parkエッセイ 何のために生きるのか?』(後編)

こんにちは。
たけりえです。

昨日はざっくりと前編について書きました。
今日は特に心に残ったところをもっと細かく書いていこうと思います。

テーマが壮大すぎて、とても、2日でまとめられる内容ではないです(汗)

JYP氏は人生の中で、「何のために自分は生きるのか?」という問いを自身に投げかけ、それに向き合って来ました。

スタートは、幼い頃に描いた、「完全で永遠の愛」最初はそれが結婚にあるという結論を出し、実際に手に入れていく。

ただ、40歳まで追いかけた「完全で永遠の愛」はすでに手に入れた愛したパートナーとの「結婚」の中にはなく、特定の誰かと築くものでもないことに気づきました。

40歳の頃は、仕事でも挫折していた時期ということもあって、「何をしたいか」ではなく「何を学びたいか」というところから始まって思考した結果、
人なら誰もが向かう、「死」というテーマから、「何故人には死があるのか」を考えることになりました。

結果的に、JYP氏が学ぶと決めたことは、キリスト教が教える福音を論理的に理解し伝えることでした。(多分、こんな薄っぺらい表現では伝わらないので、言葉稚拙ですみません!)

ここから、彼が、神がメッセージをくれていることをどう解釈しているのかというお話が続きます。

わたしは特に特定の宗教には入っていないし、今の所、入る気もありませんが、天地が何故生まれたのか、とか、今わたしたちが生きる次元とは違う次元が存在して、わたしたちの人生を傍観できる存在がいるかも知れないということには興味があったので、JYP氏の解釈からも学ぶこと多かったです。

結論から言うと、JYP氏は、アイドルの育成をするプロデューサーという存在ではなくって、「人がどう生きるのか」をとことん追求して自分なりの答えを見つけた伝導者なんだと思いました。

JYPエンターテイメントという会社の企業理念にはJYP氏が大事にしてきて解釈してきたキリスト教(キリスト教をひとくくりに出来ないくらい、解釈の仕方が違うため)の価値観がしっかり根付いています。

成功するために頑張るのではなく、成功した先に伝えたいメッセージのために仕事をする。

だから、この本を出版したと同時に、自分の価値観を公言することによって、自身の生き方を24時間365日誰かが見ているという状況に置いて、決めたことを生ききっているかのチャレンジでもあるんだと受け取りました。

”Leader in entertainment”
これは彼の会社の理念です。

会社の代表として、とかそういうことではなく、どういう価値観であらゆる行動を選択するのか、ということが謳われています。

このリーダー像については、わたし自身も理想にするものだなって素直に感じたので、是非、本を読んで感じて欲しいです。

今回本を読んで、JYP氏の愛に溢れる仕事観、人生観を学ばせてもらいました。

自分がどう生きるか?

この答えは自分で出すしかないと思うし、誰かにあてがわれるものでもないと思うけれど、
読み終わって、今、じゃあ自分はどうするのか?と聞かれると、
「今、目の前で自分が取り組んでいることに、もっと真摯に、全力で取り組もう」って思えています。

今を全力で生きた先に、きっと、次の気づきや、さらにどうしていきたいかって答えが待ってる気はしています。

私自身の価値観として、あらゆる出来事、人、気づき、学び、人生で必要なタイミングでやってくるって信じています。
本書に出会えたことは、今の自分に必要だったから。

学んだことを、今自分が取り組んでいることに生かしていきます。

(ざっくりしてますが)

感性で感じる部分が多い本だと思うので解説するのはおかしいかなと思いました。
長文読んでいただき、ありがとうございました!


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