通信高校を休学中の高2の我が子に「国語力」をつけてもらうための作戦

高2の春から休学中の息子。
なんとか国語力をつけさせたい……。
とうことで、最近、出口汪先生の本を活用して一緒に「国語遊び」を始めました。

息子も私も、両方が興味を持てないと続かないだろうと思い、色々な本を試してみて、よかったのはこちら!

毎日1問ずつ。
気持ちが乗れば2問まで。
そんなゆっくりペースで始めました。

この時に、私が大事に思っているのは「正解すること」よりもお互いの対話です。

そこで、問題に正解しても間違えても「どうしてそう判断したか」をゆっくり聞くようにしています。
そうすると、息子がどこで引っ掛かっているのかが見えてきます。

例えば、今日の問題は、少し長めの文から「目的語」を抽出するものでした。高1程度の学力があれば、とても簡単なはずなのに、息子は答えがわからない様子……。

「目的語」を出す前に、まず12文字で「要約」しろという指示があったので、それを先に言ってもらうと、完璧でした。
ちなみにコレです。

西風が林をいじめ通した。

ここまでできているのに、「目的語」がわからないとは、息子の脳内では何が起きているのだ?!

そこで、こんな質問をしてみました。

「この文章の目的語はなぁんだ? "お父さんはご飯を作った"」

なんと、息子の回答は「目的語はない」でした!

それで、質問を変えてみました。

「じゃあ、これはどう? "お父さんは子供たちに食べさせるため、ご飯を作った"」

すると、「目的語は、"子供たちにご飯をたべさせるため"」と言うではないですか!

ほほ〜〜ぅ。なるほど!
息子の脳内で「行動の目的」=「目的語」という構図になっているな!

……ということが見えてきたので、改めて「目的語」について説明しました。

すると、その直後からは、すべて完璧に目的語を抽出するようになりました。

「ルールがちゃんとわかったら、正解するじゃん。昨日のページのルールは覚えている?」

そんな感じで、復習も取り入れつつ、ついでに英語も聞いてみました。

「I bought apples. の目的語は?」

「アップルズやろ」

「そうそう。ばっちりやな」

そのうち「英語」も一緒にやれたらなと目論んでいます。ふふっ。


さて、最後に今回の私の気づきを忘備録的に記しておきます。

子どもが「解けない問題」は、ちょっとした勘違いが原因、ということもある。

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