願ったら手放せと言うけれど……執着しそうな時に役立つ「確率」の話。

願望実現のワークって、
どうしても

「それ」が叶ったかどうか

ということにフォーカスしがちだと思うんです。


ところが、
スピリチュアルな教えの中で
よく言われるのが

・願った後は、手放しなさい
・宇宙にオーダーした後は、忘れなさい

なんですよね。

色々忙しかったり、やりたいことが多かったりすると、忘れるのはそう難しくありません。

脳のワーキングメモリは容量が少ないので、「叶うのかなどうかな」「まだかな、まだかな」とかを考えているスペースがなくなりますからね。

でも、時間があると……
つい考えてしまうもの。

それに、思いが強いと忙しくても忘れられません。

手放せと言われても、手放しにくいんです。

むしろ、待ち遠しくてたまらない……!

そのうちに、待っているのがつらくなり

「どうして叶わないんだろう?」
「これは、無理なんじゃないか」

などなど、ネガティブな方向に考え始めることは、誰にだってあると思うんです。

そして、こんな時に限って思い出すんです。

「思考は現実化する」という言葉を。

そして、

「ネガティブなことを考えちゃダメ!」

「ポジティブにいこう!」

と、思考をコントロールしようとするものの、うまくできず、ネガ思考ループにはまってしまう。

そんなことも、あると思うんですよね。

私もこのネガティブなループにハマっていました。
そして、ある時、気づいたんです。

なぜ、こんなループにはまるのか。
それは、

「自分で100%コントロールできる」という、無意識の幻想を持っているからなんです。

だから、なんとかしようとしてしまうんですよ。

もちろん、思考をコントロールすることも、願いの実現に向けて何かしていくことも、大切なことです。

でも、自分で「どうにかできる部分」と「もっと大きなものが作用する部分」の両方があるんですよね。

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