オープナー制、ついに成功する。清水優心、根性のタイムリー!我慢しきってもぎとったバッテリーの勝利ーただの1勝ではありません。

80試合目 2019 7/6 E×F 0対1 楽天生命パーク宮城

開幕から物議を醸してきた、オープナー?ショートスターター?どっちがどっちかわからんけど。ともかく先発投手が短い回を任され、第二先発のような形で中継ぎが投げていくスタイルを提案してきたファイターズ。

先週の日曜日、札幌ドームで負けてしまったけれど、先発浦野から金子弌大の継投は成功していた。何度失敗しても、先発に回されても「自分がやりたいのは中継ぎ!」「毎日でも投げたい」「任されるならどこでも投げたい!」と言い続けるチヒロの願いを叶えてあげたのか、上澤くんが怪我をして(今度こそ)先発の枚数が足りなくなってしまったからなのか。理由はわかりませんが。

若干時間がかかったものの、チヒロはついに自分の希望通りの仕事でチームに貢献し始めた。この日は、ストレートで三振を取る場面が幾度もみられた。清水優心とのバッテリー、わたしにはよくわからないですが、配球にもきっと工夫があったのでしょう。

交流戦開けに巨人から宇佐美真吾捕手が、ファイターズにやってきた。「のどから手が出るほど欲しかった。打てるキャッチャー」と栗山監督は語った。

(なんだとー?キャッチャーは足りてるやないかー、亮たんや優心はがんばってるじゃないかーー??栗山むかつくーー👹)と、特に亮たん愛優先の心を持つ、おばさんは非常にムッとしたんだけどね。(内緒ね内緒)

個人的心情を抑えて客観的に見れば、わからないでもない。宇佐美くんに恨みもあるわけない。珍しい左打ちのキャッチャーだし。打力も確かにある。26歳と年齢もちょうどいい。人柄も顔つきも大変良い。ようこそファイターズへ!なんですよ。

そして選手登録を奪われてしまったのは、若い人らでなく、鶴岡慎也捕手でもあった。鶴ちゃんは「(自分は)コーチになったんだなあ、と思いました」と語り、「あの二人がどう感じるかですよね」と若い人らのことを慮っていた。

確かに、あのトレードの間際から、清水優心、石川亮の目の色は変わっている。守りはもちろんのことだけれど、一打席にかける集中力に、ことさら変化があると思う。なんとか打ちたい、なんとか勝利に貢献したい、なんとか認められたい。様々な思いが、見ている側には、伝わってくる。

清水優心ー9回表、根性のタイムリーヒット!

楽天のクローザー、抑えのエース。松井裕樹から、最後の最後に1点をもぎ取った。素晴らしいヒットでした。

昨日の投手リレーの図(ファイターズの公式サイトより抜粋)。見事なものです。与えた四死球、ちーちゃんのフォアボール1個だけ!こうして眺めると、いかに投手陣が頑張ったかよくわかる。それを引っ張ったキャッチャーの価値も、守りきった野手陣の様子までも見えてくる。

うっかり気がついてなかったけど。わたしたちの玉井くんに2勝目がついてたんだね!さすがですねえ😀

これからもきっと良いことも悪いことも、色々なことが起きるのでしょう。ギリギリの体力でしのいでいく本格的な夏場にもなる。本当にタカの翼は遠く、地面で走るしかないわたしたちが、追いつける確率は限りなく低いけれど。

諦めたらそこで、試合終了ですよー安西先生は言った。

安西先生!わたしたちは、野球が好きなんですっ。

ただの一勝、しかしチームと選手が前進していくための、大きな一勝。オープナー制という作戦が成功することは、選手と監督、コーチ陣との信頼を強めてくれるはずだから。

ファイターズ 39勝37敗4分け  貯金が2になり。同率3位に上がった。


あ、念の為、安西先生の下りは、バスケット漫画の最高峰『スラムダンク』井上雄彦作 に出てくる有名なセリフです😀 読んだことない方は、是非読んだらいいですよ。新装版で何パターンもいっぱい出てます!













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