主戦捕手清水優心、大発進。チームの向かう先が見えてきた。金子チヒロと仲間たち。

33試合目 2019 5/8 F×Bs  1対0

淡々とした投手戦。ファイターズ金子弌大とオリックス榊原翼の投げ合い。チヒロとツバサの投げ合い。可愛いから二回言ってみた。

結果は大田泰示のタイムリーでもぎ取った1点を守り、ファイターズが勝利。淡々と進み、淡々と終わり、10連休明けの札幌ドームは観客も15,000しか入っておらず全体にしーんとしたゲームだったけれど。おそらくは今日の一戦が、これからのシーズンを方向付けることになる。

今季の主戦投手に設定されている金子チヒロ。主戦捕手に据えるべく育てられてきた清水優心。色々事情があって、ここまでバッテリーを組むことはできなかった。とうとうというか、やっとというか。初めてのバッテリーは、しょっぱなから優心がオリの3番バッター大城の二塁への盗塁を刺す場面から始まった。強肩では優心が圧倒してるって、昨日も言ったけどさ。まあ実際そうなんですよと表現され、ちーちゃんも安心して投げられたのか、多少球数はかかるものの5回無失点で終えることができた。

なぜ6回まで行かないのかって。今季の主役、金子チヒロに課せられた命題は「勝利投手になること」ではなく「チームを勝たせること」だからだ。ちーちゃんは勝ち星にこだわってなどいない。勝てるゲームをできる限り多く作っていくこと。

主戦捕手と主戦投手の舞台が整い、見事な投球を見せ、リリーフ陣も淡々と抑え。終わってみれば1対0の完封勝ち。「守り勝つ」「中継ぎのチーム」たるファイターズ 的には、一切の無駄がない。最高の試合。理想のゲームだ。

こういう試合を取りたかった。と栗山監督は語るか否か。わかりませんけど。

まあなんですか・・わたくしとしてはなんともしれん、複雑な悲しいような気持ちでもありますけど。これからも何が起こるかわからないのが長いシーズン。チームの軸が整うことは、大事なことです。金曜日にはうわっちも戻り、来週にもロンロンも戻り、ニックさんは夏場にはもどってくる。

明日、ついに貯金が2になることがあったなら。走り出すかもしれないよ。わたしたちのファイターズ は。

                    ファイターズ 16勝15敗2分




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