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北の国から来てるけど、実は寒さに弱いファイターズ。だって普段はドームの温室育ちだから。イーグルスに連敗! だけどわたしはB.ロッドのことを話したい。

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2019 4.3 E×F 3−2

ブライアン・ロドリゲス略してB.ロッド26歳。2018年来日。マルティネス、トンキンとともにファイターズにやってきた。出身はベネゼエラ。

ファイターズファンの皆さんは、ご存知の通り、昨年の西武ライオンズとの開幕戦「上沢にも有原にも気を使わせないように」(栗山監督談)というなんだかよくわからない理屈で開幕投手に抜擢され、3回8失点の大炎上で負け投手になった。

わたしは、その試合を一塁側のC指定席でぼんやりと見ていた。もうぼんやりするしかない退屈極まりない、その席の後ろで、妙齢のご婦人が囁いた。

「ロドリゲスはダメでゲス〜♪」

………このいかにも過ぎるオヤジギャグ(っつうか「〜でゲス」って赤塚不二夫だよね?違うでゲスか?)は、退屈極まっていたわたしのハートをぶち抜いた。

ろどりげすはだめでげす。げふげふ…笑いが止まらない……でも笑う場面でない。必死に堪える。ひたすら堪えるがゆえに、さらにツボにささりまくる、この笑い。ひ〜〜〜〜〜😂

試合のことは、そこしか覚えていない。そして、ゆえにB.ロッドは忘れがたい投手となり、なんとしてもファイターズの投手として居残ってもらいたい希望が生まれた。

その後(「まだ何も知らない投手」と当時の吉井コーチに言われていた)ロドリゲスは、前半戦をファームで過ごし、様々な修行をこなし、日本の野球を覚え、後半戦にはそこそこの好投を見せ、来季に向けての好感触のまま帰国。無事に契約も更新した。春のアリゾナキャンプは、母国の諸事情によりアメリカでのビザが下りず、沖縄に直接やってきた。無事に来られて良かったよ。

今年のファイターズは、アメリカ出身投手が3人いて、B.ロッドがいて、台湾からきたロンロンもいて外国籍の選手は、5人になった。ルール上では4人までしか出場登録はできない。キャンプまでの予想ではロドリゲスが外れる可能性が高かった。

しかし頼みのローテ投手、ニックさんが故障してしまう。オープン戦でも結果を残し、満を持して、わたしたちの、いいえ、わたしのB・ロッドは開幕2カード目、平日デイゲーム、4月とは言え未だ凍てつく仙台の先発マウンドに上った。半袖…半袖…。

6回まで無失点の投球。ストレートは力強く。変化球は低めに決まり。キャッチャーの石川亮との呼吸もぴたり。内角の強い球で三振をズバズバとっていく。かっこいいねえ!B.ロッド!

試合は、7回に1点を奪われ、ピッチャー交代。8回表に横尾🍙の一打で逆転するも、楽天生命パーク宮城(長いよ)の呪いは強く、デラス・ウイラーの逆転2ランで負けてしまう。前日も打たれた浦野っちのリベンジはならず。悔しい悔しい敗戦だった。

のだけれど。

わたしは、ここで声を高らかに叫びたいのでございます。

さあ皆さん、ご唱和ください🎵

「ロドリゲスは、いいでゲス!!!」 おりゃーーー!


                     やっと言えたでゲス😊

今日のハイライト。🍙逆転タイムリー。横尾くんは、本物の力がついてきているように見えますね!🍙

きょうはブライアン・ロドリゲス選手の誕生日です‼ おめでとうございます🎂

Posted by 北海道日本ハムファイターズ on Monday, July 5, 2021

3年後。B.ロッド 30歳になりました。ありがとう! ロドリゲスは、本当にいいでゲス!

                    ファイターズ 2勝2敗1分け









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