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72. 真ん中に戻る時間 2020/6/13

昨日久しぶりに仲良しの友達と、ゆったりした時間を過ごしました。

その時間を経て、
やっと真ん中に戻れた気がしました。

ここ何ヶ月かの自粛期間。
家族と過ごす楽しい日々。
上司との距離。
黒魔術師さん白魔術師さんの優しさ。
王子の支え。

仕事では本稼働を仕上げながら、並行して次の準備をしてきたし、それ以外のことも沢山こなしてきました。相当量の仕事をこなしてきたと言えます。

在宅だったから楽だったこと、在宅だったから大変だったこと、それぞれあったけれど、在宅勤務でできなかったことは、ひとつもありませんでした。

家族との時間は本当にたのしく、娘は料理が上手になり、息子はお菓子が作れるようになったほか、コーヒーも淹れられるようになったし、手芸もできるようになりました。二人共勉強は旦那さんに教えてもらえるので不自由はなかったです。

毎日毎日みんなで食事を共にし、なんだかんだと他愛もない話をし、朝は散歩にいって鳥を探し、新しい鳥を見つけたら帰ってきて鳥図鑑を調べ、昼にはアイスクリームを作ったり、夜はYouTubeで思い思いにヨガや体操をやったり、ベランダで星を探したりして過ごしました。

しかし、仕事については、もしかしたらやはり少し疲れが溜まったのかもしれません。

会社に行けない状況であろうとも、関係ないことで精神的にやられかけようとも、成果をきちんと出した自分はさすがだと、自分で褒めたいと思います。

でも、やはりこの状況では長年やってきた経験も役に立たず、何度も再考を迫られたことは事実ですし、同時に社内の体制が変わって、それに合わせようとすればするほど、上司に距離感について責められ、パワハラ発言も浴びせられ、忙しい中随分疲弊しました。

幸い家にいたので、家族も近く、先に書いたような楽しい時間も過ごせていたから、またなんとか持っていただけで、実は私自身はかなりバランスが崩れていたのではないかと、水曜日に一旦仕事が落ち着き、更に金曜日に久しぶりにノンビリと友達と話して、改めて気づきました。

昨日書いたように、仕事関係の人を、いつもとても好きになります。でもそれを書きながら、自分の真ん中には、本当は何があるの?と問うた時、それは仕事ではない、という答えが返ってきました。

もちろんこの仕事は大好きです。
けれども、自分の真ん中にあるのはいつも、
自分 です。

そしてその傍にいるのは、仕事で好きな人達、ではなく、
家族 です。

引きこもりながらも、嵐のような3ヶ月を経て、なんかちょっとおかしくなっていた軸が、元の位置にすとんとおさまった、そんな不思議な時間でした。

やはり、会いたい人にはこれからも、会いたいなと、思いました。

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