見出し画像

【暦の上では..33】「大暑」を味わう

一年でもっとも暑さが
厳しく感じられる頃、大暑。

来る日も来る日も
毎日まいにち暑いですね。

7月最終日。
職場最寄り駅につくと
空にはうろこ雲が。

大小まばら、淡くてきれいー。

あまりの暑さで
空が溶けだしてるみたい。

夏の太陽と
秋を感じるうろこ雲。

暑い日は続いているけど、
ちょっとした瞬間に
秋の気配を感じられることも。

木を見上げると
黄色い葉っぱがチラホラ。

こちらの木は
カラカラの葉っぱ。

植込みの葉っぱは
ハーフアンドハーフ。

季節は確実に
移ろいつつあります。

+。* 暦を味わう *。+

自然界とのつながりを意識したい!
暦を意識して暮らすことで、体や心を季節と調和させたい!
自然の恵みに感謝しながら、移ろいゆく季節を感じたい!

今回は「大暑」をいろいろな角度から
みていきたいと思います。

■それぞれの夏

夕方のあと。
夜の手前。

何色とも言えない
グラデーションの空。

控えめのマジックアワー
ほんのり染まってる淡い空

もう夜なんだけど
夕方がかすかに残っている空
しっかり見上げればすっかり夜

曖昧で
ファジーで
どうとでもとれる感じが
たまらなく好きです。

--

曖昧な世界と対照的なのが
勝負の世界。

今日からはじまる
甲子園高校野球もそのひとつ。

勝者と敗者
負けたら最後
負けたら引退

長男が通う高校は
地方大会、延長戦の末
4回戦で敗退してしまいました。

2年前、義父の葬儀で
誰よりも泣いていた長男は

この日もスタンドで
誰よりも泣き崩れてました。

3年生は引退。
リベンジできる次の大会は
もうないけど、
将来の選択肢はあふれてる。

2年生、1年生は
新チーム始動。

終わりからはじまる
スタート。

終わりが来ると
分かっているから、

一生懸命頑張れるし
その瞬間が輝かしい。

みんなの涙
みんなの笑顔
みんなの夏

次につながれ!

■避暑地を求めて

ママ友と三人で
小旅行気分味わいに
等々力渓谷行こうーと
約束した前日。

一人のママ友から
「娘に浴衣の着付けたのまれたから
14時までに家に帰りたい、ごめんー」
と連絡が入ったので、

今回は作戦変更。
地元でランチすることになりました。

最寄り駅に9時半集合。

ランチの前に
川沿いを散歩しようかーとなり
まずは川の手前にある神社へ。

ミストが出てて気持ちいいー

風鈴の音色も体感温度を下げてくれる。

小さな鳥居を抜けて
川沿いの公園へ。

朝から30度を越してましたが
首からタオルをさげて

散歩したり
ベンチでおしゃべりしたり。

日陰が日なたになれば
また他のベンチに移動する。

蝉の声にひっぱられてか
そこまで暑さを感じず
心地いい風を感じながら
結局ずっと外で過ごしました。

予約の時間になったので
12時に古民家カフェへ。

地元にこんなお店があるなんてつゆ知らず。

「あと一枚とらせてー」と
言ってるうちに泡がきえた笑
ごめんー、乾杯〜

内装も素敵で
お料理も美味しくいただきました。

「非日常空間味わえる所
どこかないかなー?」

意識は外へ外へと向かってましたが、

どこにも負けない避暑地が
こんな足もとに。

身近なものや心の内に
もっと目を向けたいなー

とか

心地いいと感じる瞬間を
大切にしたいなー

と感じた7月週末のひとときでした。

引き続き暦へのアンテナを高めて
移ろいゆく季節を味わいたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?