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【暦の上では..38】「立冬」を味わう

暦の上では
冬のはじまり、立冬。

この季節、一雨ごとに
気温は下がっていくのに
季節はずれの夏日が続いた東京。

昨日今日で気温が一気に下がり
冬の気配を感じられたような。

日がのぼる時間は遅くなり
なかなか夜があけない季節になってきました。

数日前の朝5時半
ほんのりラベンダー色の空

南東の空に浮かぶ月と星
広い空を求めて大通りへ
舟みたいなかわいい月
誰か漕いでる?
もう少し色濃くなりそうだけどタイムオーバー
子どもの弁当をつくりに家へ戻る
こちらは2週間ほど前の朝焼け
始発のバスがまもなく走り出す

冬は心身共に調子を崩しやすい季節。

この時期は養生のために
早寝遅起きがいいとされています。

朝のもう一眠りを大切に。

■ヤマノススメ

先日、職場の仲間と
登山にいってきました。

山に行きたいすねー
という話は前々からでてたけど、
10月に入って急展開。

ビギナー3人による
ワンダーフォーゲル部ができ、

トレッキング入門みたいな雑誌や
山漫画を回し読みしたり

仕事の合間に
登山用品をみにいったり。

大人になってからの
ゆるいサークル活動みたいなものは
なんか楽しいなと感じます。

山初心者
イメトレによかった漫画
ヤマノススメ|しろ著

登山に興味ない女子高生あおいが
仲間と山にはまっていく話

運動音痴で
高い所が苦手で
どこかどんくさい感じが
自分と重なって

わたしも山にのぼってみたいー
どんどんそんな気分に。

楽しみになってきたー

行き先は高尾山に決定。

新宿から電車一本で一時間
駅近
ビギナー向き
ミシュラン三つ星
コースもいろいろ

日にちが決まり
行き先が決まり
コースを眺め
リュックに荷づめをはじめると
どんどん楽しみになってくる。

どんなことにも言えるけど、

当日を迎えるまでの間を
いかに楽しむか。
どれだけ楽しめるか。

当日をどう過ごすかよりも
実は大切にしたいことだったり。

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当日

11月2週目の平日。
いざ、出発。

高尾山ふもと
色づきはじめた木もあるけど紅葉はこれから
人気ルートで頂上を目指す
のっけからめげそうになる急勾配の坂
高尾山は登山のうちに入らないて言った人だれ?
中間地点の展望台
599m高尾山山頂
持参したステンレスマグでコーヒータイム
バーナー使ってコーヒー淹れてる人はさすがにいなかった
復路は吊り橋やら滝を通るコースを選択
根っこの階段がひたすら続く
ゆらゆら揺れる吊り橋を渡って〜
ゴールもだいぶ近付いてきた

--

無事下山。

帰りの電車では
ワンダーフォーゲル部
次回どこに行くか作戦会議。

次はいつになるか分からないし
もしかしたら次は来ないかもしれないけど、

そんなことはさておいて
次を楽しみにできることがあるって
なんかいいなと思います。

日常ではついつい
頭の中でこねくり回してしまうので

自分の身体をつかって
自分の目や肌で感じるって
何にも代えがたいことだなと思ったり。

帰ってから読む「ヤマノススメ」も
おもしろいし、

ヤマノススメ|しろ著 1巻
〔七合目〕高尾山に登ろう!より

山道を歩いてから聴く
「ワンダーフォーゲル」も格別。ほんと名曲

今月中にもう一度
娘とorソロで高尾山の紅葉
楽しめたらいいなー

引き続き暦へのアンテナを高めて
移ろいゆく季節を味わいたいと思います。

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