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英語が話せるようになるまでにかかった時間

今日は、カッコつけずに・・・実際私が英語が話せるようになるまでに、どのくらいの時間がかかったのか?!を書いてみようと思います。

ここで、私のプロファイルとしてお伝えすると・・・

  • 帰国子女でもないし、留学経験もない(1年のワーホリは経験あり)。

  • 英語は大学受験、大学の履修課程でもあったが、まったく話せない状態で卒業。

  • 大学卒業前に受けたTOEICの点数は500点台。

  • 学業としての英語の成績は、得意でも不得意でもない、「普通よりちょい上」だった記憶。

  • 今の英語力は…一般的な内容であれば通訳&翻訳可能、大して勉強しないで受けた最後のTOEIC945、外国人の友人たちとの会話や仕事ではほぼ不自由しないですが、今もつねに勉強中です。

という感じです。

まず、私にとって、英語とほんとうに「出会った」体験は、大学の卒業旅行で初めて、アメリカのカリフォルニアに2ヶ月弱ホームステイした時のことです。

この時の出会いと体験がきっかけとなり、テストの点数のためでも、履歴書のためでも、誰かが言うからでもなく

本気で英語が話せるようになりたい

と思ったのですが、このあたりの経緯については、こちらの記事で詳しく書いています。

はい、そして多くの皆さんも同じだと思うのですが、大人になって、「本気で英語が話せるようになりたい」という動機が生まれた時、その時点で実はすでに、

中学&高校で6年間、そして場合によっては大学の4年間(?履修課程が何年だったのか記憶になく・・・)英語は学んできているのです。

というわけで、私もその例に漏れず、合計ですでに10年間、英語は「学んだ」ことにはっているわけです。

この年数を「英語が話せるようになるまでに要した時間」に入れるのかどうか?なのですが・・・・

これについては考慮せず、大人になってから本気で英語に向き合った年数に限定したいと思います。

なので、大学卒業後、私で言えば、アメリカのホストファミリーとの出会いがきっかけで、会社に勤めながら、どのようにして英語と向き合い、格闘して、最終的に話せるようになったのか?を書いてみようと思います。

ワーホリまでの3年弱、「受験英語から抜け出せない期」

大学卒業してからすぐに就職した日系の企業で、グレーの制服着て事務職に就きながら(💧)、私の英語習得の道のりは始まりました。

今とは違い、インターネットもスマホもない時代。

勉強といえば、書店で買ったテキストや参考書を読んで問題を解くというやり方しかないと思っていたし、知りませんでした。

会社が終わって参考書やテキスト持参でカフェに寄り、1時間ほど勉強してから帰る、ということを週に数回してみたり、

何を目指してどんなことをすればいいのかわからず、英検を受験したりもしていました。

ちなみに、英検準1級はこの時期に取得しています。

英検準1級の単語やイディオムはめちゃくちゃ難しかった記憶で、家の中のトイレやあらゆるところに、英単語暗記のための本やメモを置いたり貼り付けたりして、一生懸命覚えていた記憶があります。

そうやって覚えた単語たちでしたが・・・・その後体験した現地オーストラリアでのワーホリで、「実際にはまったく使わない」ということを実感したことや、

オーストラリアで2ヶ月だけ通った語学学校での素晴らしい英語教師の方との出会いにより、オーストラリア滞在中から帰国後にかけて、私の英語学習法はガラッと変わることになります

TOEICが伸び悩む、スコア700点台期

オーストラリアでのワーホリ中は、環境自体が英語を必要としていたので、バイトしたり旅行したりする中で、日常のコミュニケーションで使う英語についてはできるだけ体験の中で吸収することを意識していました。

具体的には、コミュニケーションの中でわからない言葉や表現があったらすぐに尋ねるか、自分で調べることだったり、

また、生活の中で必要な言葉は「出会った時がチャンス!」と思って覚えるようにしていました。

たとえば、音楽がないと生きていけない!と思うくらい音楽が好きな私は、オーストラリアでは常にラジオを聴いていたのですが、現地のラジオ局が流す歌で何度も聴いて気に入った曲の歌詞は必ず調べて意味を理解するようにしていたし、

あとは、たとえばお料理するときにこの野菜や調味料は英語で何と言うのだろう?意味は?という疑問が沸いたら、これもすぐに答えがわかる環境があったので、確認して覚えるようにしていました。

そんなふうにして、「日常会話には支障がない」レベルを自認して帰国したのですが、

今振り返ると、このくらいのレベルの状態で伸び悩むのは割とありがちだというのがコーチングのメンバー様を見ていても思います。

理由は、

英語の理解が「なんとなく」の状態なんです。

日常会話なら問題なくできるし、相手にも伝わっている。だけど、細かいところが正確じゃなかったり、よくわかってなかったりする状態

語彙も簡単でよく使うものであれば言えるけれど、もっとフォーマルとか、もっと洗練された言葉や表現となると、途端にわからなくなる

そういう中途半端なレベルが、TOEIC700〜800かなって思います。もちろん、TOEICがすべてではないし、何度も受けていればコツも掴んで点が取れるのもTOEICなので、スコアだけで測れるものではないのは前提の上で、です。

本当に英語できる人は、勉強しなくても900は行ってしまう、というのを私もそこから数年右往左往したあとに、実感することになるのですが、それまでの間、この中途半端なレベルは5、6年は続きました。

完璧主義を手放して、コミュニケーションに使いまくった時期

オーストラリアから帰国後は、いろいろな「英語を使う仕事」に応募しては短期の派遣契約で仕事を繰り返していたのですが、そんな私にとり転機となったのが、

ガッツリ英語を使う環境

で仕事をし始めたこと。

それまでの仕事というのはどちらかというとアシスタント的な、日本語の方が使う頻度は断然多いものばかりでした。

環境的にも、外資であっても日系色が強い環境であったりして、その状態から、

上司が英語ネイティブの外国人であったり、フランス人であったり、オーストリア人であったり、

秘書という職業柄、やりとりする職場の同僚も海外オフィスにいる役員や秘書であったりなど、毎日当たり前に英語を使う環境に身を置いたことで、英語が

学んだことを忠実に実践する言葉

から

仕事をするために、相手を理解するために必要な言葉

へと変わったことが大きかったです。

このあたりから、カンペキな英語を話すことへのこだわりよりも、どうしたら伝わるか、相手の意図は何か?という「相手ありき」の意識に変わりましたし、

また、たくさんのノンネイティブたちと英語で仕事をしたことで、英語は皆にとっての共通言語であり、「みんなの言葉」という意識を強くもつようになりました。

毎日英語でコミュニケーションをする。

この時の体験が、私の英語に対する心のブロックも、完璧主義の思考も取り払い、同時にいろいろな英語に触れて、気づいたらいろいろな国の人たちと英語でコミュニケーションすることが可能になっていました。

英語学習の方法も、テキストで学ぶということではなく、仕事やプライベートでの身近な題材で、つねに英語と接しながら日々出会った新しい言葉や表現を覚える

そんなやり方に変えていったときです。

この時間が5年ほど続いた頃、会社に言われて受けたTOEICで初めて、大して勉強せずに900点台を取ることができました。

まとめ

というわけで・・・ざっとまとめるとこんな感じです。

大学卒業時から数えても、本当に自信をもって英語を話せるようになるまでには通算12年くらいはかかっているように思います。

もちろん、これは私のストーリーで、たくさんの紆余曲折と伸び悩む時間を経てのことです。

つねに英語が優先順位の高い状態ではなかったときもあったし、たいして勉強していない時間もあったと思います。

でも、私の場合は、つねに英語に触れていることはずっとしてきていて、それをやめたことは、今も含めてないように思います。

いかがでしょうか?気が遠くなるように感じますか?

ここでみなさんにお伝えしたかったことは、それくらい、帰国子女とか、若い時に留学しているとか、幼い頃から英語教育を受ける恵まれた環境であったとか・・・ではない限り、

英語できるようになった人はみんな、時間も労力もお金もかけて、英語を習得しているということ。

だからこそ、それが手に入った時の価値はかけがえのないものですし、今は過去の自分、熱い思いからスタートして諦めなかった自分にお礼を言いたいです。

そしてもちろん!!私が提供するプログラムでは、こんなに長い時間をかけなくて済むように、そして自分で英語学習を継続できるための、基本的なメソッドとマインドセット、異文化理解などを含めて効率的に身につけていただける内容となっています。

私自身が英語講師などをずっとしてきたわけではないからこそ、いかに効率よく、日常の中で楽しみながら英語を身につけていけるか?は身をもって模索し体験してきましたし、

英語が話せるようになるために、重要なことは文法じゃない

と堂々と言えるのも、講師としての力量を文法を教えることで試されてきたわけではないから!

なのです。

では、英語習得で大切なことは何でしょうか?

私の答えは、

異文化にdeep dive(深く入り込むこと)ができる好奇心や心の柔軟さ、人間が好きでコミュニケーションしたい飽くなき思い

がベースになった、英語に対する姿勢とハートだと思っています。

そして、最後にひとつお伝えすることは、「お金も時間も労力もかけずに習得したい」という本音があったとしても(みんな思いますよね!)、

それを手放して覚悟を決められた人が、英語を身につけて人生を変えている!

という事実です🥰

みなさんの英語への思いはどれくらいですか?

よかったら、こちらの記事も参考にされてみて下さい↓
あなたにとって、英語は趣味?それとも本気で身につけたい技能?


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