東京インスタレーション 11/23目黒ブルーズアレイ


11/23、備忘録。

素晴らしいLIVE、音場だった!

ブルーズアレイというライブハウスには、何度もお世話になっている。
大西順子さんのライヴ、三沢またろうさんのライヴ、10年前には働く店の30周年記念セッションパーティーで、なんとアマチュアバンドでステージに立たせていただいたこともある。
その場所が、すごいことになっていた。

あちこちに置かれたドラムセット、パーカッションのステーション、ピアノやキーボード。
出演者たちはその島々を渡り歩きながら、四方八方から音のシャワーを浴びせる。
なんて贅沢な音の世界だろう、
なんて豊饒な音の海だろう、
なんて素晴らしい音の宇宙だろう。
ヘミングウェイに「海流の中の島々」という作品があるけど、
ここはまさに「音流の中の島々」。
こんなセッティング、アリなの?
ゴージャスにも程がある。

山木さんの音は洒脱でクリスピー、
またろうさんの音は自由でファンキー、
鑑さんの音は温かくロマンティック。

波うつ音、降り注ぐ音、立ちのぼる音。

36年の時を越えて、幾多の物語が交錯する。
受け継がれたタペストリーを編み足して行くような、
ヒストリカルな音のかさなり、つらなり、
そして瞬く星のきらめき。
こんな場所、体験したことない。

何より素敵だったのは、ぐるぐると移動しながらの鑑さん、山木さん、またろうさんがほんとうに楽しそうで笑顔でカッコよかったこと。
忘れられないLIVE、
ぜひぜひ、映像&音楽で作品として残してほしいです。

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