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SDGs朝会(第1回:4/28日開催)振り返りレポート

社会課題には以前より興味があったけど、何をどうすれば?という状況でした。

ある日友人と会話している中で

「自分が楽しいと思うことをすればいいんだよ〜」

と背中を押され、最近興味関心が高いSDGsについて、勉強&一緒に議論しよう!という朝会(朝活)を開いてみました。

■SDGsとは

朝会には

-大阪からお越しの女性
-岡山からお越しの男性
-愛知から旅の途中に思い立って当日ドタ参してくれた女性

私も含めて計4名で開催させていただきました。
参加者の方からは「どういう想いでこういう会を開催しているのか知りたかった」というご意見をいただきました。

当日の進行は

-自己紹介
-SDGsとは?
-日本におけるSDGs達成度
-まとめ

といった内容で進行しました。

ここではそもそもSDGsには触れませんが、振り返りのために当日出た話題や意見について記載します。

*当日出た意見は主催者、参画者の個人的な考えです
 →意見・感想
 ●参考情報

■日本のSDGs達成度ランキング:15位
→アジアの中で1位とは!
→世界の上位は、幸福度ランキングに近いですね
→アメリカが低いのはナゼ?

目標1: 貧困をなくそう(マスタード色)
→1日1.25ドル未満で生活する人をなくそう
→絶対的貧困と、相対的貧困とはどう違うの??

●相対的貧困(Relative Poverty): 生活水準が他と比べて低い層または個人

●絶対的貧困(Absolute Poverty): 生活水準が絶対的な意味で低い層または個人

言い換えると、ある国・地域の中で平均的な生活レベル(獲得収入)よりも著しく低い層・個人を貧困と呼ぶのが「相対的貧困」、国・地域の生活レベルとは無関係に人間が生きるのに必要な最低限の衣食住を満たす生活水準以下の層・個人を貧困と呼ぶのが「絶対的貧困」の概念といえる。

参考:CSR Magazineより

目標2: 飢餓をゼロに(マスタード色)

→日本は食料自給率が低いですよね
→でも足りているという話もあるって聞いたことあるけどどうなんだろう?
→カロリーベースと生産額ベース総合自給率とあるよ
→輸入飼料や農作物の生産にかかる水やエネルギーを考える必要があるよね

●食料自給率の推移

我が国の食料自給率は、自給率の高い米の消費が減少し、飼料や原料を海外に依存している畜産物や油脂類の消費量が増えてきたことから、長期的に低下傾向で推移してきましたが、カロリーベースでは近年横ばい傾向で推移しています。

参考:農林水産省 食料自給率とはより

目標4: 質の高い教育を」は日本における達成項目で唯一達成(緑色)
→質が高いか疑問・・
→義務教育なので、全ての子どもたちが教育を受けられているだけでは?
→日本の教育システムでは、新しいことを取り入れることにかなり時間を要するので、古い慣習に縛られていて遅れている
→生活保護など、本当な必要な人に届いていないのでは?仕組みを悪用する仕組みの問題点もある

目標6: 安全な水とトイレを世界中に(マスタード色)
→日本のトイレはホントにキレイ!
→水道民営化の、影響はないのかな?
→アイコンの水色と黄色はどっちが上?下?

色の違いはドイツの独立機関が世界の達成指標をランキング付けで色分けされているのは知っていたけど、水色?青色の違いにお答えできませんでした。

●世界の達成ランキング

参考: SDG Index and Dashboards Report 2018GLOBAL RESPONSIBILITIESより

(未達成) 赤 → オレンジ → 黄色 → 緑 (達成)

上記の指標はわかるけど、水色と青色は??

2019/5/20日更新:
●アイコンの青色、水色などは、もともとのSDGsピクトグラムの色という情報を頂きました。

国際ランキングは、上記「SDG Index and Dashboards Report 2018」をご参照ください。
更新ココまで:

目標8: 働きがいも経済成長も(マスタード色)
→すべての人々のための持続性、包摂性かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
→ディーセント・ワークて何?

●ディーセント・ワーク(Decent Work)

「ディーセント・ワークとは、権利が保障され、十分な収入を生み出し、適切な社会的保護が与えられる生産的な仕事を意味します。それはまた、全ての人が収入を得るのに十分な仕事があることです。」

参考: 国際労働機関(ILO)より

目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう(マスタード色)
→レジリエントて何??

●レジリエンス(コトバンクより)

「レジリエンス」(resilience)は、一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉で、近年は特に「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な意味で使われるケースが増えています。

目標10: 人や国の不平等をなくそう(オレンジ色)
→みんなが 「私は、ワタシ」と個々の価値観で生きる道を選択し、他を羨んだり、富や資本主義を崇拝することがなければ、不平不満は、減るかもしれませんね。

目標12: つくる責任つかう責任(赤色)
→これは日本の達成度が低い項目
→まだまだ日本製品のライフサイクルが十分でないとのこと
→消費者も意識を変えねばならない
→エシカル消費など消費の選択で指示を示す
→ESD投資と言われているが、金融機関は融資先をSDGsの取り組み度合いにより決定するという動きも出ている

目標13: 気候変動に具体的な対策を(赤色)
→温暖化がクローズアップされるが、温暖化だけでなく、先日のNYの寒波のように、温暖化→寒冷化の因果関係もあるのではないか?

目標14: 海の豊かさを守ろう(赤色)
→マイクロプラスチックにより、魚の体内に取り込まれたモノを、やがて人間が食して人間に返ってくる
→太平洋ゴミベルトなんて、ゴミが浮遊する海域もあるとのこと
→ストローの使用を控えたり、マイボトルを持ち歩くことで、身近なことからプラスチックごみの削減に貢献できる
→311後の原発事故により、海洋汚染により、そのうち他国から訴えられるのでは?と心配
→昨年から項目のランキングを落とした1つ

目標16: 平和と公正をすべての人に(マスタード色)
→青色の意味は??

目標17: パートナーシップで目標設定(マスタード色)
→青色の意味は??

と、後半は時間が押しぎみで、あまり十分な時間や議論がてぎす、申し訳なかったです。

最後に

-日本の「SDGs未来都市」のモデル事業の紹介
-「Mobility as a Service (Maas)」予告

で終わりました。

今日のお話から、取り組むべき1番重要だと思う目標を参加者に書いてもらいました。

目標4: 質の高い教育を
→自分のことは自分でという自己責任論に押し込まず、自分のことを責任を持ってやる時と、助けが必要な時は助けを求めていいんだよという社会を作っていかねばならない
→言葉の持つ力を大切に
→言葉を正しい共通言語化せねば

目標5: ジェンダー平等を実現しよう
→女性の管理職比率を上げるために、管理職にされたくない
→女性だから管理職になったと思われるのは不本意
→男性はやらなきゃいけないとわかっていても、本質的な理解には及んでいない
→男性が家事育児に参画しただけで、“やってる感”出されても!
→女性は家事育児仕事しながら生活していて「頑張ってるし!」と主張したいワケではないが、男性には寄り添う努力をしてほしい

当日お集まり頂いた皆さまは、問題意識も高く、有意義なお話ができました。

次回: 2019年5月18日(日)9:15分〜 @梅田
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長文になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。

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