困る牛ガール

整体師になったら何故かチラシ配りのプロになってしまった話

僕は7年半ほど前に整体師という職業を選択しました。

しかし整体師の本来の仕事とはまったく関係ない「チラシ配り」のスキルを身に付けてしまいました。

それにはややこしい理由があったのですが、結果かなりのノウハウが貯まって一つのスキルとなっていたのです。

今回はそのとき身に付けたテクニックを紹介したいと思います。


笑顔であいさつ

基本中の基本かもしれませんが、笑顔で「こんにちは~!」って挨拶しながら配るだけで爽やかさが一気にアップします。

チラシの内容とか細かいテクニックがどうこう以前の問題ですが、これは押さえておきたい基本のポイント。


アイコンタクト(相手の目を見る)

無言でチラシを配る人はいないので、何かしら話しかけながら配ると思います。

その際にしっかりと相手の目を見て話すということです。

これ、意外とやってない人が多いです。

街でチラシやティッシュを配っている人たちを見ていても、これが出来ている人は意外と少なかったります。

目が合えば一瞬こっちに興味を持ってもらえるので、チラシをもらってくれる確率が上がります。


声のトーン・ボリューム

暗~い感じで配っていても誰も貰ってくれません。

声のトーンを上げて、ボリュームも普段話しているときよりも上げましょう。

ただデカイ声を出せばいいというわけではありませんが、通りすがりの人に何をしゃべっているのかくらいはわかってもらえるボリュームは出さないと意味がありません。


しゃべり続ける

しゃべる内容は実はそんなに重要ではありません。

無言で配っていると怪しすぎるので、常に何かを言いながら配ることが大切です。

僕は一瞬人通りが途絶えて目の前に人がいなくても、常に何かしゃべり続けていました。

黙っている状態から、人が近付いてきた瞬間にしゃべり始めるのって意外と抵抗があるんです。

相手もビックリするので、ただの挨拶とかでもいいので常に何かしらしゃべり続けるというのはおすすめです。


相手の手元に出す

チラシは相手の手元に出します。

これだけでも単純に手に取りやすくなるので効果的です。

何のチラシだかわからないけど、反射的に手が出てもらってくれるということも結構あります。


相手に合わせて動く

歩いている相手に合わせて自分も少し動く作戦です。

これはやり過ぎると危険なのですが、2~3歩程度までは有効です。

ただ突っ立って配っているよりはやはり動きがあった方が人は気になるものですし、一瞬でも考える時間を持ってもらえます。


パンフレットなら開いて渡す

ただのチラシでは使えない技ですが、折りたたんである形のパンフレットの場合はこの技が使えます。

普通は折りたたんだ状態で配ることが多いですが、反応が悪いときはパンフレットを開いて中身を見せながら配ります。

これだけでも少し関心を持ってもらいやすくなります。

もの凄く効果があるテクニックというわけではありませんが、調子が悪いときに試すには良いと思います。


具体的な提案

具体的なメッセージを伝えながら配る方法。

例えば僕の場合だと、

「お体の疲れにいかがですか?」

「肩こり、腰痛の改善にいかがでしょうか?」

というような言葉で配っていました。

会社やお店の名前だけでは何の宣伝なのかわからないような場合にはかなり威力を発揮しますし、そうでなくても有効な手段です。

興味のない人が何となくもらってくれる確率は下がるかもしれませんが、逆に濃い見込み客にピンポイントでアタックすることが可能となります。


もらってくれなくても「ありがとうございます」

とにかくお礼を言います。

もらってくれたらもちろん、

「ありがとうございます!お待ちしております!」

もらってくれなくても、

「ありがとうございます!お待ちしております!」

同じでいいんです。

もらってくれないのにお礼を言うなんて変だと思ったとしても、これでいいんです。

相手も自分もたったこれだけのことで気持ち良くなれます。

無視されたとしても、お礼を言うだけであっさりと気持ちの切り替えができるのです。


まとめ

テクニックとも言えない当たり前のことから、結構使える手法まで紹介しましたがいかがだったでしょうか。

この記事を読んでいる人で普段チラシ配りをする機会がある人はそう多くはない気がしますが、こんなことを考えて配っている人もいるんだということをわかってもらえるだけでも嬉しい限りです。

何も考えずただ何となく配っている人もいれば、いろいろ工夫しながらやっている人もたくさんいます。

そんな頑張っている人の為にも、チラシはもらわなくても笑顔を返してあげるだけでもしてみてください。

あなたの笑顔で多くの人の心が救われますよ。

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