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執着だらけ。口は立派で思考だけの女が、手放していく人生の記録。

こんにちは。私は現在24歳女性。フリーター(今日から)。
彼氏なし。夢なし。たいした資格なし。

でも自分は絶対にいつか大物になるという謎の自信がある人間です。

そんな人腐るほどいるって?

私もつくづくそう思う。
腐るほどいる人間の中の一人になんてなりたくないし、私はそんなんじゃない!と、私のおぞましいほどの自尊心がモヤモヤジリジリする。


お酒を飲めばみんな自分の人生を語りだす。苦労話や自慢話。それまた壮大な夢物語。そしてさんざん語っておいて最後には「まあ、今さらこの年齢からやりたいことに挑戦するほどばかじゃないし、今これである程度満足してるから。守るものが出来たら自分だけの問題じゃなくなるんだよ。」だって。

そうやって腐るほどいる人間の一人に今日もまみれて、適当にほどほどに1日を過ごして。あの人バカだな。私だったらもっとうまくやるのに。あの人ったら、本当にわかっていない。子供だなあ。あんなふうになりたくない。私はもっと特別だ。なんて思考の中だけで今日も何もせずに終わっていく。

そして気づいたら自分の事が大嫌いになっていた。

何かしたいのに、何をしていいかわからない。そして何もしない。
その繰り返し、もうやめよう。

そして私は、自分の特性について知り、価値観について知り、何にワクワクするのか、自分の心の声に耳を傾けるようになった。

で、またそれで満足していた。

まだ続くんかい!って、ほんとそうですよね。もちろん自己分析して情報過多で結局何が何だかわかんなくなって、何も行動せずに何年もたちました。

しかし!お待たせしました。私のターニングポイント。正確にはターニングポイントにしようと決めただけポイント。

バイト先で知り合った、なんだかフィーリングの会うお客さんと仲良くなって、なんとそこからバイト上がりにcafeへ。
その人は、世界中を旅して、

なんか・・・悟っていた。。。。。。。

その人に言われたことを要約すると、

「何もしてないじゃん。」
「自分の経験にお金と時間を使ったらたのしいよ。」
「ワクワクとドキドキに従って、行動するしかないよ」

「世界は本当に、本当に自由だよ」

何度も聞いたことのあるフレーズだった。
でも、なんかお尻にやっと火が付いた感じがして、霧が晴れた感じがした。

そしてとりあえず、自分の1番執着しているものを手放した。それは
「見栄」

私が唯一自分の価値を感じられるのは、優越感を得た時だけだった。でも、その生き方は、驚くほどにむなしい時間を生むだけだった。もっと私は違うことに喜びを感じたかった。

だから、優越感を得るために続けているものを、手放そうと思った。
自分の性格的に、無理やり手放さないと、執着から逃れられずに、突き抜けられないと思ったから、無理やり手放した。

だから、内定も、学歴も、見栄も、捨てる。
人生1回きりだもん。私は私の宇宙の神様だから。何も縛るものなんてない。
なぜそのことに気づいていながら、行動しなかったのか。
まあ過去の事をどうこう言っても仕方がない。

今日が私のターニングポイント、ということにしよう。

だから今日、①大学院をやめました。




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