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21歳になった男。今考えていることを適当に書き連ねる。

背中の瘤は、天使の翼。

どうも、Rightです。先日、10月10日に誕生日を迎え、21歳になりました。
お祝いのメッセージをくれた方、本当にありがとうございました。たくさんの人にお世話になっていることを、改めて実感しました。これからも末永いお付き合いをよろしくお願いします。

晴れて21歳になったわけですが、20歳の時を振り返ると、本当に波乱万丈だったなと改めて思いました。自分のセクシャリティを突き付けられ、長期インターンで忙殺され、就活が始まったことも相まって、精神的にとても苦しい一年でした。
(セクシャリティの件について知りたい人は下記のnoteを参照)
https://note.com/rightening1010/n/n7d317a7138a2

しかし、裏を返せば、精神的に成熟できた一年でもあったと思います。「自分とはどんな存在か」ということについて、今までにないぐらい深く考え、社会で生きることの厳しさやマナーを知り、大人の階段を昇っているような気分でした。

まあ、今年の誕生日は僕が好きな彼から「誕生日おめでとう」をなかなか言ってもらえなくて、一生拗ねてたんですけどね。精神的にはまだまだクソガキです。なんなら赤ちゃんです。大人になるまで、もう少し時間がかかりそうな気がします。

さて、前置きはこれぐらいにして、このnoteでは21歳の抱負や、今の僕が考えていることや抱えている悩みを洗いざらいぶちまけたいと思います。完全に自己満記事(というかもはや日記?)ですので、興味のある方だけ読んでください。

1.21歳の抱負

①就活を上手く進める
今のところ、志望業界を絞るところまでは上手くいってるので、ここからインターンとかOBOG訪問で選考対策をばちこり進めて、ホワイト企業から内定をもらって人生勝ち組を目指します。震えて眠れ、下民ども(震え声)。

②自分のやりたいことを突き詰める
去年の抱負として掲げていた「自分らしく生きる」という部分は、あらかた達成できたと思うので、今年は一歩先に進んで「自分のやりたいことを突き詰める」を目標にしたいと思います。①の就活と絡めて、自分のこれからの人生について、しっかり考えたいと思います。

③オリジナル長編小説の完結
去年から書き始めた、Beautiful Affectionという小説を完成させたいです。あんまり間延びさせるのも良くないですしね。終わりの方のストーリーも固まってきたので、あとはどこまで面白くできるか。今の自分が思うことを、全力で形にしたいと思います。
興味のある人は下のリンクから読んでみてね。
https://www.pixiv.net/novel/series/1352484

④痩せる
自粛期間中に、本当に肥えてしまいました。過去二番目に太ってます(過去一は大学受験の時)。久しぶりに会ったインターンの同僚の女の子から「デブはマジで無理だから痩せろ」と指示がありました。
健康に支障が出る程太っているわけではないですが、あと5キロは落としたいと思っています。あと、筋トレメインでダイエットしたい。食事制限で減らしても、根本的な解決にならないからね。筋肉がつくと、自分に自信つきそうだし。筋トレは嫌いだけど、頑張って続けたいと思います。

2.今考えていること、抱えている悩み

①家族のこと
自分の将来について考えるうえで、一番ネックになってくる話です。直近の悩みの中でとても大きなウェイトを占めています。
そもそも、僕は未だに自分のセクシャリティについて家族に話していません。これから話すこともないかもしれません。
母親は昔(それこそ物心がついた頃)から「もしも自分が女の子として生きたいと思ったら、遠慮なく言ってね。『神様から女の子を授かった』と思うから」とずっと言ってくれるような人ですし、きっとカミングアウトしても理解してくれると思いますが、他の家族は分かりません。
特に祖父母。LGBTQのLの字すら知らないような人たちに、「僕、男の人に恋しちゃいました」と言って、理解してもらえるとは到底思えません。ただ、このまま言わずにいても、家族に嘘をついているような気がして、罪悪感を覚えてしまいます。
こないだ、とあるLGBTの方が記事の中で、
「家族は皆、僕のことをストレートだと思っている。いつか異性と恋に落ちて、結婚して、子供を作る。そういう淡い幻想を抱いたまま、僕に接してくる。それが、筆舌に尽くしがたい程辛い」
と吐露していましたが、まさしく同じような気持ちです。
いずれにせよ、僕は家族の期待には沿えない可能性が高いです。ひ孫を抱きたいという祖父母の願いも、素敵な女性と結ばれて欲しいと願う母親の願いも、きっと僕には叶えられない。家を継ぐために子孫が必要だから結婚しろ、なんて話が出てこないだけまだましかもしれませんが、それでも罪悪感を覚えてしまうことには違いありません。
こういう諸々の罪の意識から逃れるかのように、僕は地元から離れた場所で就職しようかと考えています。表向きには、「地元に良い就職先がないから」と誤魔化していますが。しかし、今度は「誰が親の介護をするのか」という問題に直面します。
幸い、自分には一生地元で暮らすつもりの弟がいるので、全て彼に投げてしまうこともできるわけですが、兄として実際それでいいのかという疑問は残ります。
まあ、嘘も方便という言葉もありますが、個人的には嘘をついている状態があまり好きではないし、何より淡い期待を抱かれていることを近くで感じ続けるだけでも頭がおかしくなってメンタルがお釈迦になりそうなので、カミングアウトするか逃げるかの二択だと思っています。中間択がないのが辛いところです。

②資格のこと
元々、自分は司法試験の合格を目指し、ダブルスクールをしていました。しかし、勉強があまりにも辛すぎたこと、法曹に魅力を感じなくなってしまったこと、2年の途中で長期インターンをするうちに「自分は民間企業で働きたい」と思うようになったことから、方向転換して民間就職の道を選びました。
ただ、ダブルスクールの学費を親に払ってもらった手前、そちらの道を完全に諦めるのも気が引けます(その件について、親に小言も言われていますし)。だから、司法試験まで難しいものとはいかなくとも、行政書士や司法書士などの資格を取るべきなのかなとも考えています。
「親の金と期待から逃げるなカス死ね」と自分に言い聞かせて、資格を無理矢理取るのもいいですが、自分のやりたいことや就活が中途半端になるのも気が引けるので、そこらへんもちゃんと考えなきゃダメですね。

3.最後に

一年ほど前、小学校の同級生と一緒に恩師に逢いに行く機会がありました。その時、恩師は成長した自分の姿に驚くと共に、こんなことも言っていました。

「○○君(本名)は本当によく成長したけど、生えてる翼はまだ片方しかないような気がする。まだ伸びしろを十分に残してるってことだ。これからの人生で、きっともう一方の翼が右の背中から生えてくると思うよ。それが大学中なのか、就職してからなのか、今はまだ分からないけどね」

その時はまだ自分のセクシャリティについて自認する前だったので良く分かりませんでしたが、もしかしたらセクシャリティと向き合うことが、もう一方の翼が生えてくるきっかけになるんじゃないかなと今は思っています。
自分にとって、セクシャリティというのは本当に大きな要素でした。人間の根幹ともいえる部分が揺らいだせいで受けた影響は、本当に計り知れません。しかし、そんな影響を受けた自分だからこそ、何かできることがあるのではないかとも、また考えるようになりました。
今はまだ、自分が未熟だと感じることが多いし、自分に自信がないです。そのせいで、「僕って異常だからなぁ」と卑下してしまいがちです(ゲイと自認したばかりの頃よりは大分マシになったけれど)。しかし、いつの日かそんなネガティブさを払拭して、「僕って特別だからなぁ」と思えるようになりたいです。

もう一方の翼が生えてくるまで、あり得ないぐらい苦労して、とんでもない病み方をすることになるとは思いますが、めげずに頑張っていきたいと思います。
雄っぱい(邪念)

Right

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