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ティーインストラクターになる話  No1

思いがけず、紅茶屋の仕事をすることになって、6年。
ずっと引っかかっていたのが、
私自身が、きちんと紅茶について勉強していないこと。
淹れたり飲んだりは、もちろん人一倍していますが
(淹れるについては、飲食業の経験もそれなりに)
でも人にそれを教えるとなると・・・。

最近になって、色々なところから、
「紅茶の淹れ方の講師をしませんか?」
などというお声がけを頂くことも多かったのだけれども、
私はただの輸入業者なので、皆様に淹れ方をお教えするなんて、
烏滸がましいです。とお断りの一手。

でも、できないから断るってのは、どうにもカッコ悪い。
一度体系的に紅茶について学んでみよう。
と思い立ったのが数年前。

調べてみると世の中、紅茶の教室や資格は、たくさんありまして、
カリキュラム、難易度や、費用、様々なのですが、

その中で私が、受講したのは、日本紅茶協会が主催している
「ティーインストラクター」の講座でした。

これを選んだポイントは2つ。

主催の「日本紅茶協会」という団体が
国内唯一の紅茶関連業者の団体、つまり紅茶製品メーカー、紅茶輸入業並びに紅茶関連商品取扱い業者等と、紅茶生産国の茶業振興局が会員となって運営している団体ということ。

個人が運営している紅茶の教室で、その先生が独自のカリキュラムで、生徒さんに認定している資格なども魅力的なものもありましたが、
今回は、仕事でも通用するものをと考えたところ、
大きな組織で運営している資格の方が、取得後のメリットや、
偏らない視野での見識が広がるかと思いました。

また、もう一つのポイントは、
この資格が、カリキュラムや費用などあらゆる面で、
もっとも「資格取得のハードルが高そう
だったから。
どうせやるなら、最難関を!という心意気が大きかったです。
(この決断が、地獄の始まりとも知らず)

なんてったって、受講料は約30万円。
週一回の東京までのスクーリングが約9ヶ月間。
(往復の新幹線代をプラスすると・・・涙)

長くなってしまったので、

続きはまた次回。



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