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Suzerain AAR 社会主義独裁への道

※ゲーム中のネタバレ多数のため注意


〇プロローグ

本AARでのアントン

使用ver:2.0.6

AAR第二弾として、独裁憲法を制定して社会主義共和国を実現するルートを書いてみます。
このプレーでのアントンのプロファイルは以下の通り。

出生:ラハベン(上流階級)
学歴:デイル文化大学
学生時代:人権団体に参加
政治団体:レッドユース

大統領としての公約は
・計画経済の推進
・東側
・移民法の強化
・教育を重視

慣れたプレイヤーにとっては既出の内容が多いですが、独裁ルートを目指すためのガイド的な意味合いも込めて書いてみることにします。

今回の政権運営方針については以下の通り。

〇改憲まで
大統領権限の強化を狙うが、改憲まではあまり極端な左傾化はせずに中道を装う。ある程度保守派に配慮しなければ改憲が通らないためである。本領を発揮するのは改憲が通ってやりたい放題になってから。

〇東側加入
東側の超大国同盟に加入することを目指す。超大国同盟に入れば戦争は回避できるため、軍事同盟は無視していいし、国際関係悪化も気にかける必要はない。
西側の超大国同盟はソードランドが民主的かどうかを気にするが、東側は頓着しないので、独裁ルートで超大国同盟に加入するなら東側のほうがハードルが低い。

〇重文軽武
戦争はしないため軍事予算は削り、その分他部門に予算を振り分けることにする。

〇ソルを裁判にかける
独裁者を目指す以上ソルは目の上のたんこぶになるため、ロールプレーの観点からソルは裁判にかけ、極刑に処すことにする。

〇Turn 1

民主主義への信頼が失われているソードランド
大統領権限の強化を選択

最初の方針選択では大統領権限の強化を選ぶ。

計画経済を進めるため、序盤の進め方は前回のAARとほぼ同様。
公約通り計画経済を推進することを決定し、メディア王コロンティからの電話を受けてミーティングのアポを取り、議会で可決された政党交付金法案に署名。またアルカシア企業に個人資産を投資する。

今回は戦争はしないためメガインフラプロジェクトは却下する。そして毎度おなじみのレセプションでの暗殺事件を経て、Turn 1が終了した。

・国庫変動
開始時:7
(変動なし)
終了時:7

〇Turn 2

タスクの要望
ポケット拒否権

タスクが訪問。メガインフラプロジェクトを却下しているため、タスクの要望はアンダーホールへの発注ではなく企業救済となる。
今回も賄賂だけは貰っておいて裏切ることとした。

全国的な不安に対しては、暴動が起きている場所を直接訪問して対応。また経済大臣の発案を容れて、タスクを裏切り企業救済ではなく困窮者向けの給付金を決定。

続いて前ターンでアポを取り付けたメディア王のコロンティと会談し、親政権の偏向報道と引き換えに便宜を図る協力を行う。
ここでネタバレとなるが、独裁改憲案の過半数賛成(6票)を裁判所で取り付けるには、中道派3票、ガラシ判事一派の買収で2票に加え、残りの6票目をどこかから取り付けてくる必要がある。
6票目の入手手段は腐敗防止警察をオールドガードに送って脅迫するか、議会の賛成が225対26の歴史的勝利になることで圧力をかけるか、オリガルヒと協力するかのいずれか。
独裁憲法の場合は議会での歴史的勝利は難しく、腐敗防止警察を使うと秘密警察が使えなくなるデメリットもあるので、今回はオリガルヒと協力を選択する。
右の独裁の場合は単純にタスクと協力すればいいが、左の独裁ではタスクとの協力は難しいので、代わりにコロンティと協力してタスクを潰し、後釜にコロンティを据える戦略を取る。

ランバーグの挑発行為に対しては抑制的に外交的非難で対応し、国際社会へのアピールを目指す。
改憲案の会議では、ポケット拒否権など独裁憲法の草案について議論。
議会で可決された観光法に署名。最高裁長官との会談を終えて、ターン2が終了した。

・国庫変動
開始時:7
困窮者給付金:-2
観光法署名:-1
終了時:4

〇Turn 3

大統領令の強化
最高裁判事の任免権限

ナルベルにて保健大臣・教育大臣と会談した後、GASOM社CEOのアルフォンソと会談。会社のガス資源開発のために政府が大規模な投資をすることを決定し、引き換えに従業員の福祉向上の約束を取り付けた。
GASOM社を囲むデモ隊を避け、ヘリコプターで帰還。

社会不安に対しては、ヤングソーズはNFPとの協力に必要、レッドユースは社会主義化に必要ということで、どちらも禁止せず放置。
新憲法については、最低得票率の増加、大統領令の権限強化などの議題を話し合ったうえで以下のような草案とすることにした。

  • 大統領の拒否権にポケット拒否権を残し、実質的な絶対的拒否権とする

  • 最高裁は改憲投票手続きから除外されるよう変更

  • 大統領の弾劾は現行の裁判所に加えて、議会の賛成も必要

  • 閣僚の任命には議会の信任投票が必要になるよう変更

  • 選挙で当選に必要な得票率閾値を10%→15%に変更

  • 大統領令を議会立法よりも優先させる

  • 大統領の任期は無制限(変更なし)

  • 裁判官は大統領が任命・罷免可能

  • ソルの名誉議員資格及び免責を削除

GREEN法は経済への悪影響があるため拒否権を行使。
エネルギー保護法(EPA)は外資制限を49%に緩和する。今回はベルギア集中投資でシナジーを稼ぐ方針のため、ローレンの石炭投資は行わないこととし、エネルギー自給ができないのでEPA廃止まではしないことにした。
経済評議会との会食では賄賂の約束を裏切ったタスクから恨み節を言われるが無視しておく。

予算編成では医療・治安・教育を増額し、軍事費は削減。後にクーデター対策をする必要があるものの、予算を民生優先に振り分けることにした。

・国庫変動
開始時:4
GASOM投資:-2
予算編成:-7
終了時:-5

〇Turn 4

名誉議員廃止に難色を示すトリー
副大統領職でなびくクラヴィン

議会で可決された労働者権利法に署名。
秘密警察を設立する。独裁プレーでは敵対者を秘密警察を使って処理できるためあると便利。
モニカがフェスティバルでのスピーチを求めてきたため、後でトリーとの交渉で撤回させられるだろうが、この場はとりあえず賛成しておく。

地域投資ではベルギアを選択し、小麦の開発を行う。コンタナの援助と合わせてベルギアに集中投資を行い高シナジーを発揮させるためである。
税制改革では大きな政府を目指す政権方針を反映して、大企業・中小企業ともに増税を行う。

教育大臣の提案を受け、教育改革を実施しソリズム教育からの脱却を図る。予算増額で資金に余裕があるため民営化は却下した。
地方開発大臣の提案してきたグルニ投資について、ベルギア投資とシナジーがある新規農場の補助金に投資を行うこととした。

USP保守派領収のトリーと会談。ソルの名誉議員資格削除に難色を示してきたため、裁判にかけるつもりはない、ソルどうこうではなく名誉議員資格自体が非民主的であるとの説得で納得させ、ソルには手を出さないことを約束する。
また想定通りフェスティバルでのモニカのスピーチキャンセルも要求してきたため受け入れておく。

終了後はルシアンからチェスに誘われたため、打ち破って腐敗の口止めをしておいた。
アントンが腐敗している場合、ルシアンは後にアントンの腐敗行為を漏洩して追い落としに来て、大統領弾劾のトリガーになるため、何らかの方法で彼を口止めしておくことが必要である。
一つ目の手段は副大統領に任命して満足させること、二つ目の手段はチェスで勝利して彼からの敬意を獲得することである。
ただし、口止めできなかったとしても戦争状態になると弾劾手続きが中止される。
今回は戦争する予定が無いこと、副大統領としての選挙対策の貢献はルシアンよりもペトルのほうが優秀であることから、ペトルを副大統領として留任させたいために、ルシアンにはチェスの勝利で口止めすることを選択した。

USP改革派領袖のクラヴィンとも会談。本来なら彼の希望とはかけ離れた改憲案であるが、次の副大統領職を提示することであっさりなびき、改憲に同意させることに成功した。

これでターン終了時に予算-7。バッドイベント回避のためには、この時点で+7~-7以内に収めておくことが必要。

・国庫変動
開始時:-5
労働者権利法署名:-1
ベルギア投資:-2
税制改革:+3
グルニ投資:-2
終了時:-7

〇Turn 5

軍との険悪な関係

コンタナから援助の申し出が来たため受け入れる。
議会で可決された宗教調和法には拒否権を行使。

移民法改正に関する会議を行い、公約通り移民の厳格化を決定。
モニカがフェスティバルで騒動を起こしたイベントの後、モニカを政治に関わらせる決断をする。
軍事予算削減を行ったため代わりにランバーグ国境に要塞を建設するよう軍部から請願が来るが、予算がもったいないので拒否する。

今回は戦争を行わず、選挙で勝つ必要があるために、対立候補弱体化を狙って秘密警察には野党を調査させることとした。
軍の予算配分会議についてはそっけない態度を取り将軍たちを怒らせる。

続いて外遊を行い、まずは北のアグノリアと交渉。今回は移民の厳格化を行い、ハイウェイも建設しておらず、アントンの政治姿勢は権威的であり、通常であればアグノリアとの交渉はできない。しかしデイル文化大卒のボーナスを生かし、無条件でファン・ホールテン首相の信頼を得ることに成功した。
もし係争地の承認や軍事同盟を行ってしまうとアグノリアと対立するヴァルグスランドとの交渉ができず、東側陣営に加入できない。そのため鉄鋼の値上げを受け入れて貿易協定を結ぶだけに留めておいた。

続けて西のヴェーレンとの交渉も成功。過激派組織掃討作戦に共同参加すると国内のブルド人の恨みを買うため、あくまで間接的な協力にとどめる。ソードランドは過激派が逃げ出さないよう国境を封鎖することで間接的に協力し、引き換えに経済協力と石油の提供を受けることとなった。

・国庫変動
開始時:-7
コンタナ援助:+2
アグノリア貿易協定改定:-1
終了時:-6

〇Turn 6

医療予算の使い道
キベナーの条件

ヨセフおよびヴァルケンと徴兵制について会談。軍は重視しないのでどちらでも構わないが、失業対策を考えてヴァルケンの意見を採用し徴兵制を維持することにした。
また前ターンでのヴェーレンの過激派掃討作戦の成功報告を聞き、その報酬としてヴェーレンからの石油の提供を受け国庫が改善する。

経済大臣や経済評議会から経済状況の報告を聞き、経済は悲観的とのこと。
経済対策としてベルギアのサルナ農業地帯に投資を行うことにした。
内務大臣と法務大臣からベルギア特別地区についての報告を聞く。内務省への予算を増加しており、直轄化で中央政府による統制を強めて治安の改善を図ることができるため、法務大臣の提案を採用して特別地区廃止を進めることとした。
ちなみに国際関係で言うと、西のアルカシアは自治区を好み、東のコンタナは直轄化を好むため、もし自治区を実現するとアルカシアは称賛する一方でコンタナは非難を浴びせてくる。

議会で可決された中銀強化法に署名。保健大臣が医療の民営化を提案してきたが、却下して国営のままとする。増加した予算はベニウォル大臣の意見を採用して地方医療の改善に使用する。

NFP党首のキベナーと会談。最低得票率引き上げに難色を示すが、連立政権を提示することでキベナーを納得させる。
改憲支持の条件としてレッドユースの禁止か言語統一法案の署名を提示してくるが、レッドユースを禁止してしまうと東側陣営に加入できなくなるので受け入れられない。言語統一法案はブルド人の不満を高めるものの、こちらは後で取り消しできるために、妥協してこちらを呑むことにした。

サルナ開発はSSCに発注。
教育予算を増額した使い道は、地方での学校を新設に使用することに決定。
教育大臣が教育現場での進化論教育を進言してきたため、進化論を必須にして創造論は禁止した。
そして改憲のため、議員に向けて個人資産を使ってロビー活動を行う。富裕層出身で個人資産には余裕があるため、莫大な資金をロビーに使用する。

ジェンでの戦勝記念日にて、ベルギア問題での三党会談を行う。NFPの提案に乗り、議会三党合同での声明を出すこととした。
そして業績が回復してきたGASOM社の政府保有株式の1/3を売却。少額の売却益を得ることができた。

・国庫変動
開始時:-6
ヴェーレン経済協力:+2
工業団地投資:-2
中銀強化法:-1
GASOM株式売却:+2
終了時:-5

〇Turn 7

独裁憲法でありながら、225対26で歴史的結果の勝利
「リクターを消したい。永久に」

コロンティから電話があり、タスクの排除を要望されたため受け入れる。タスクのベルギアスチールを国有化して無力化し、オリガルヒトップの後釜にコロンティを据える。この協力により改憲における裁判所の1票を入手した。国有化した後のタスクは、復讐されないように秘密警察で刑務所送りにしておく。
NFP主導の言語統一法が可決され、改憲に協力させるための取引条件であるために約束を守り署名する。

そして議会での改憲投票。ソルの出席というプレッシャーに対しては、議長のトリーにお願いして投票を急かしてもらうことで対処する。意外なことに、ロビー活動に莫大な資金を費やしたおかげか、225対26という歴史的な圧倒的大差で改憲を可決させることに成功する。
これで裁判所の2票目を獲得できたので、コロンティの協力は不要だったかもしれない。
投票後はNFPが約束を守り連立を発表するよう念押ししてきたため、実際は裏切る予定であるが、とりあえず改憲まではその約束を守ると口にしておく。

ランバーグからの亡命者が来たが、拒否しておく。今回は超大国同盟に加入して戦争を回避する予定であるため受け入れなくても構わない。
息子フランクの大学不合格通知が届く。ロールプレーとして、軍隊の代わりにコンタナに留学させることにした。

エドモンズ判事との会食ではマレニエヴィズム寄りの姿勢を懸念されるものの、賛成を取り付けることに成功。これで裁判所の3~5票目を獲得。
キベナーの仲介でガラシ判事との秘密の会合を行い、ホーカーの解任と後釜にガラシを据える裏取引で合意を取り付け、裁判所の6~7票目を獲得。
これにより最高裁での議決は7対4の賛成多数により改憲が成し遂げられた。

改憲成功後の閣議ではペトルから現状報告を聞き、世論調査での支持率が良好なこと、経済はいまだ不況の最中であることの報告を受ける。
閣議では閣僚の報告を聞いたのち、改憲で手にした権限を利用して大胆な改革を宣言する。
第一に、約束したNFPとの連立を閣議で諮る。閣僚たちから反対の声が上がったため投票にかけることとし、アントンを除くと賛成4対反対4で同数であり、アントン自身の反対票により連立を拒否。元からNFPは裏切るつもりであったが、閣議の投票という大義名分をもって裏切ることができた。
第二に、USPの綱領を変更することにする。社会主義化に当たっては、党にも社会主義という綱領が必要である。
第三に、新憲法の権限を持って最高裁判所の判事を入れ替えるように指示。ルシアンに候補者のリストアップを支持する。
第四に、ソルの免責を剥奪したことを生かしてソルの調査を指示。改憲に当たって各党派と約束した内容を破り続けてやりたい放題である。
閣議の後は秘密警察長官から報告を受け、野党調査の報告を受ける。長官にはPFJP党首のリクターを、法的な手段に頼らず消し去ることを指示した。

・国庫変動
開始時:-5
国有化:-1
終了時:-6

〇Turn 8

リクター暗殺成功
スパイの処理
「同志」の言葉に反応する国防大臣

秘密警察に指示していたリクター暗殺成功の報告を聞く。ルシアンにはUSPの綱領に社会主義を加えることと、最高裁判所の判事を全入れ替えすることの指示を下す。
また憲法で強化された大統領令を使用し、独裁者ならではの大統領令を施行することにした。
一つ目はソルのための死刑制度復活。二つ目は軍事予算を減らした軍隊へのクーデター防止対策に、参謀本部の粛清。三つめは政府支出増加への対策に、中銀の独立の廃止である。

GASOM社の決算報告が上がり、政府保有株式からいくらかの配当を得る。
内務大臣のベルギア特別地区廃止の法案が成立。早速署名する。
ヴァルグスランド訪問では先方の首相を「同志ヘーゲル」と呼びかけ、コンタナの同志マレニエフを称賛したことで意気投合し、東側同盟加入への仲介を得ることに成功する。
会談は終始友好的に進み、ヴァルグスランドから提案された軍事同盟を受け入れ、ヴァルグスランドとアグノリアの係争地をヴァルグスランド領と承認することで合意を行った。

スパイによるペトルのハニートラップについては、世論にダメージを与えないために秘密警察を使って秘密裏に処理し、暗殺することにした。
教育大臣とモニカの提案を受け、社会主義的平等の観点から女性の権利法案の議会への提出を許可する。

内務省と国防省の対立では、憲兵隊を内務省に移管することで決着させた。
保健大臣の報告により、ポリオ対策にワクチン強制接種を決定する。医療予算を増額していたおかげで政府予算の追加支出なしに対策を行うことができた。
増額した予算は無料の歯科治療に使い、支持率増加の効果を得る。
議会で可決された禁煙法に署名した。
ベルギアでのアシュラフ記念日に出席。NFPとの取引で言語統一法に署名したことと、ヴェーレンのBFF掃討作戦に間接的に協力していたことからはかばかしい結果を終えられずに帰還。

ペトルからは政治状況に関する報告を聞く。USPの綱領に社会主義を加えたことへの反対で離党者が相次いだことと、最高裁判所の判事を総入れ替えしてグレーサー判事が新たな長官に就任したことの報告を受けた。ソルを有罪にするにはグレーサー判事が長官になっていることが必要である。
また、世論調査ではUSPの支持率が大きく低下しているとのことである。

コンタナが農業支援を提示してきたために受け入れることとした。
ターン最後に、経済大臣の提案を受けてエレクトロニクス産業に投資することを決定する。エレクトロニクス産業には教育改革と中銀強化法とのシナジー効果がある。

・国庫変動
開始時:-6
GASOM社配当:+2
ベルギア特別地区廃止:-1
ヴァルグスランド経済協力:+2
禁煙法:+1
エレクトロニクス産業投資:-2
終了時:-4

〇Turn 9

ベルギア投資の高いシナジー効果
レケ議員の請願
東側同盟加入に怒る国防大臣
東側同盟に加入
ソルの死刑判決
非常に高い世論

教育大臣とモニカが主導した女性解放法が議会で可決。しかしこれを可決すると世論も経済も悪化してしまう上に、政府予算も2消費する。支持率が低い状況でこれに署名するのは自殺行為であるため、仕方なく拒否権を行使することにする。

ソードランドの財政赤字で債務危機が噂されるが、中銀法を制定していたおかげで悪影響を軽減できた。
ベルギアは投資を集中したおかげで高いシナジー効果を実現する。
議会が可決した人間の尊厳法案には拒否権を行使。一方で子供法には署名する。

無所属のレケ議員がブルド人の権利について請願をしてきたた。もはやNFPと協力する必要はないため、受け入れて少数民族の権利のための委員会設立を承認する。これによりブルド人からの高い支持を得ることができた。
議会で可決された酒税法、贅沢品税法に署名。政権が目指す大きな政府の方針にも合致する。

ランバーグに自軍の航空機が撃墜された事件への対応については、外交的なアプローチで対応。
続いてコンタナ書記長のソードランド訪問打診があったため喜んで受け入れる。国防大臣は怒るものの、もはや参謀本部は粛清済みで脅威にはならない。
CSPのマレニエフ議長との会談においては、これまでのソードランドの親東側姿勢が評価されて、かなりの好条件でCSP加入を認められることとなった。

女性解放法に拒否権を行使されて潰されたことに怒るモニカに対しては、この法案では不十分だった、次期ちゃんとした法案成立を目指すと嘘をつきごまかしてなだめる。
また再選に向けて世論対策に個人資産を消費してキャンペーンを行う。

ソルの裁判が行われる。
法廷では傍聴に来ていた前大統領のアルフォンソと再会し、ソルを裁判にかけられたことの喜びを分かち合う。
グレーサー最高裁長官の判決により、ソルは在任中の違法行為によって死刑となった。

秘密警察による野党の調査の結果、NFPがターン1での議員暗殺に関与していたことが発覚。これを理由にNFPの党首・幹部を逮捕するよう命令する。
PFJPのリクター暗殺に続けてNFPの党首も排除し、二大野党の指導者双方を退けることができたことで再選に向けて大きな前進を遂げた。

経済大臣から任期中の経済の総括を聞く。ベルギア集中投資で高シナジーを得られたおかげでGDPが大幅成長し、不況は完全に脱したとの良い結果となった。
次期に向けて予算を拡張するために、大統領令で行った中銀の独立性廃止を利用してさらなる紙幣増刷を行う。
経済の回復を受けて世論の支持率も高水準である。

キュルテからのテレビ取材を受ける。東側同盟に加入したことで戦争は回避でき、もはや国際世論はどうでもいいので、横柄な態度でソードランドの一方的な正当性を訴えて煙に巻いておいた。

・国庫変動
開始時:-4
債務危機:-1
子供法:-1
酒税法:+1
贅沢品法:+2
CSP援助:+1
紙幣増刷:+2
終了時:0

〇Turn 10

アンリカにて、ソル支持者からの抗議
ANでの演説

メルコパカップ観戦で前大統領アルフォンソと会談。試合の開催されるアンリカはソルの故郷であり、いまだに多くの支持者がいることから、あまり歓迎されない状況での観戦となった。

AN会議では社会主義国家指導者としての主張を堂々と述べる。「革命に万歳!」との締めのメッセージに続き、ヴァルグスランドの盟友ヘーゲルからは「E'Rewoluten wez kore!(a Revolution will come!)」の言葉をかけられる。

秘密警察から、NFPのキベナーとホルストロンを拘束したとの報告を聞く。これで二大野党の党首を両方葬り去ることができ、野党は大きく弱体化した。
外務大臣からは健康問題で辞任したいとの申し出。その場で今回のアントンはダイハード・マレニエヴィストであると評価される。
また法務大臣、経済大臣、教育大臣も辞任を申し出てくる。法務大臣は改憲による独裁化、経済大臣は政権の計画経済、教育大臣は女性解放法への拒否権行使を受け入れられなかった様子。

次の大統領選では教育に注力することを公約。
大統領選のテレビ討論会ではPFJPのスハイル、WPBのレケ、共産党のスタフラーと対談。スハイルはリクターに比べれば人気は落ちるし、レケとスタフラーはアントンと支持層が被るせいで彼らは完全に埋没するため、どちらも相手にならない選挙戦となりそうである。

・国庫変動
特になし

〇Turn 11

大統領選勝利

世論調査通り、危なげなく大統領選に勝利。
NFPは指導者逮捕が効いて議会入りに失敗し、PFJPが第二党、WPB・共産党連合の人民戦線が第三党となり、議会の左傾化がさらに加速した。
議会が求める改憲要求は報道機関の検閲で封じ込める。
この世界のソードランドの社会主義独裁化は順調に進んでいきそうである。

〇あとがき

最終評価

最終評価は以上の通り。想定通り左翼独裁の道を歩み、選挙で勝利することに成功です。
感想としては、議会のロビー活動で個人資産4を投じた効果が予想以上に大きかったこと、ベルギア集中投資による高シナジーは相変わらず強力なことです。コロンティとの協力や女性解放法拒否権行使は必要なかったかもしれません。
個人資産があると、改憲を通すための議会ロビー活動や関係者の買収など非常に便利なので、アントンを富裕層出身にして個人資産3で開始するのはとてもお勧め。独裁にしろ民主にしろ改憲したい場合は難易度を下げます。
一方でオールドガードと協力する場合は個人資産の使い道がないため、あまり拘らなくてもよさそうです。

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