見出し画像

Suzerain情報(人物編)

※固有名詞のカナカナ表記はソードランド語発音(http://sordish.org/about/)を参考にしています。
(日本語MODが無い時期に作成した記事なので、日本語MODとは一部訳語が異なる場合があります)


1.閣僚

Anton Rayne(アントン・ライネ)

ゲームの主人公。開始時は46歳。
イデオロギーはプレイヤーの選択肢に依存し、民主化を望む改革者にもなれれば、ソリズムを推し進める独裁者にもなれる。
プロローグである程度出身背景を設定することができて、以下の影響がある。
・出身階級
上流/中流/下流階級でそれぞれ初期の個人資産が3/2/1となる。
また上流だと世論が全般的に低下する代わりにオリガルヒ評価が上がり、下流だとその逆になる。
上流階級だとラチャヴェンでの会食でワインについて語れるなど、フレーバーテキストにも影響。
・学歴
ホルソード国立大学:最高裁判所での票集めの説得が有利になる。
ラチャベンビジネススクール:オリガルヒ評価や経済系閣僚評価が少しプラスになる。
デイル文化大学:外交で少し有利になり、ランバーグ制裁成功の閾値が良化する。
・ウィスツィ教官に賛同するかどうか
例えば自由経済に賛同するかどうかで資本主義とマレニエヴィニズムの評価が上下するなど、それに対応するパラメーターが変動する?(未確認)
・動乱への態度
勇敢な態度を取るほどモニカやフランツからの評価が上昇する。
・学生団体への参加
人権団体:外交で少し有利になる
学生会:経済が少しプラスになる
討論グループ:投票で議員の賛同を集めやすくなる
・モニカに惹かれた理由
?(不明)
・ソードランド・オブ・ウィメン
フェミニズムに好意的なほどモニカの評価が上がる?(未確認)
・政治団体への参加
レッドユース:左派政党とツィアラ、レケの評価が向上
ヤングソーズ:右派政党とリレアス、キベナーの評価が向上
・USPでの態度
党務に忠実なほどUSP評価が上がり、議員の改憲賛成を集めやすくなる。
党務よりも国のことを考えると世論がプラスになる。
・兵役での行動
難民を追い返すと右派・軍・ソリスト評価がプラスで、ブルディア評価がマイナス。
見逃すとその逆になる。
・党と家庭
党務を優先するとUSP評価が改善し、家庭を優先するとモニカやフランツ評価が改善する。
・ソルとアルフォンソの対立
ソルを支持するとソリストやマレニエヴィスト、アルフォンソを支持するとオリガルヒや改革派からの評価が改善する。
・アルフォンソ倒閣
テレビで非難すると世論に好影響、賄賂で落とすと党内に好影響。
・約束
民主を約束すると改革派、国家価値を約束すると保守派からの評価がプラス。

Petr Vectern(ペトル・ヴェクターン)

アントンの親友の副大統領。
思想はど真ん中の中道で、アントンがどのような思想を歩んでも付いてきてくれる。
国民人気の高い政治家で、副大統領にしておくと再選票を集めるのに最も有利であるが、一方で党内の予備選には全く貢献しない。
またアントンがUSPを離党するルートでは唯一一緒に付いてきてくれる。もちろん再選票集めにも貢献する。
アントンが離婚した場合はバッドエンドでも一緒に引退したり、一緒に国外亡命したりと、最初から最後まで人生を共にするパートナーにもなってくれる。
名字のVecternはゲーム内の成句「Vectern sis da!」と同じで、ソードランド語で「勝利」の意味。

Lucian Galade(ルツィアン・ガーラデ)

戦略担当。開始時は55歳。
副大統領にするとペトルほどではないが再選票を集めるのに有利で、党内の予備選票も多少は貢献する。
副大統領に任命しない場合は後にこっそりアントンの腐敗行為をリークするが、チェスで勝つことによって彼の敬意を獲得して漏洩を防止することもできる。
一方チェスで負けると、過去の秘密の経歴を教えてくれるようになる。

Symon Holl(シモン・ホール)

経済大臣。
市場経済の信奉者で、アントンが計画経済に寄ったり、経済を失敗させたりすると辞任してくる。
逆に経済失政の責任を押し付けてクビにすることもできる。

Gus Manger(グス・マナー)

農業・地方開発大臣。
古参のUSP党員であったが、ソルとアルフォンソの対立ではアルフォンソ側に付き閣僚となる。
しかし最後はアルフォンソを見限ってアントンを支持し、アントン政権の閣僚として留任した。
経済を失敗させると辞任するが、シモンと違って計画経済には特に反対しない。
個人資産を増やす取引を提案してくる。

Lileas Graf(リレアス・グラフ)

内務大臣。
古参のUSP党員であり、熱心なソリストであり反ワクチンで、それらを否定する政策をすると評価が下がる。
彼女からの評価が低いと辞任して次期党首選に立候補し、アントンとの予備選が行われる。
ただし秘密警察を設立していると評価に関わらずアントンを支持してくるため予備選は行われない。
腐敗防止警察を利用して逮捕して封じ込めることもできる。

Deivid Wisci(デイヴィッド・ウィスツィ)

外務大臣。
元は外交官だったが、アルフォンソ政権時代にUSPに入党し、ソリズムとは距離を置いている穏健派リベラル。
アントンの大学時代の教官で、初代大統領アルトール・サナコ・ウィスツィの息子。
健康問題によりどのルートでも最後には辞任する。

Iosef Lancea(ヨセフ・ランツェア)

国防大臣。
古参のUSP党員であり、ソリストで反共なので、ソルを害したり左傾化したりすると不満を持つ。
とはいっても盲目的なソリストではなく、現実主義で民主主義にも親和的な一面もあり、アントンの国政には基本的に協力的。
ヨセフからの評価が低く、国の不穏度が高くて抗議活動が大規模に起こるようになると、彼がクーデターを起こしてバッドエンドとなる。
ただ後述のヴァルケンと異なり、ヨセフ政権は数年で民主主義を回復させる。

Ciara Walda(ツィアラ・ワルダ)

教育大臣。
他の閣僚とは違って元はUSP党員ではなく、アントンの選挙運動に加わりアントン当選後にUSPに入党した。
反宗教とフェミニズムを重視しており、それらの改革が満たされなかったり、秘密警察を設立させていたりすると最後には辞任する。
民主主義にはあまり拘らないのか、独裁政治でも要望が満たされていれば留任する。

Paskal Beniwoll(パスカル・ベニウォル)

保健大臣。
ポリオの蔓延を封じ込められないと辞任する。
また腐敗にも敏感で、腐敗の漏洩があった場合にも辞任を申し出てくる。
当人の政治スタンスはリベラルだが、アントンが独裁政治を進めてもあまり頓着せず従ってくれる。

Nia Morgna(ニア・モーニャ)

司法大臣。
USP党員ではあるが、アルフォンソ政権時代に入党したため、ソリズムには否定的。
民主主義の信奉者で、民主憲法ルートではアントンに全面的に協力する一方、他ルートでは露骨に妨害はしないものの、賛同もできないという姿勢を取る。
民主改革が成し遂げられなかった場合は辞任するので、改革派ルート以外で彼女を留任させるのは困難。
名字のMorgnaはゲーム内の成句「Morgna wes core!」と同じで、ソードランド語で「朝」の意味。

2.政党

※作成中

Tarquin Soll(ターグィン・ソル)

ゲームの重要人物で、現憲法を作成した第二代大統領。
毀誉褒貶が激しく、内戦で荒れ果てた共和国を建て直した英雄としての一面を持つ一方で、少数民族のブルディア人を弾圧した独裁者ともされる。
議会では名誉議員として不逮捕特権とともに居座り、オールドガードとともに改憲を妨害してくる。
ただしソル自身は表立ってアントンに敵対してくる素振りは見せず、ストーリー上ではソルの意を受けて行動するオールドガードが直接の敵となる。
人物像のモデルはトルコ共和国の建国者ケマル・アタトゥルクである。

Gloria Tory(グロリア・トリー)

USP保守派を代表する領袖。
ソリズムに忠実であり、ソルの名誉と経済の国家統制を重視している。
副大統領候補の一人であり、党内での名声から予備選では大きな支持を集めるものの、本選の支持集めには全く貢献してくれない。

Albin Clavin(アルビン・クラヴィン)

USP改革派を代表する領袖。
穏健改革派で、民主化の支持をしてくれるが、一方で腐敗している一面もあり賄賂次第ではどんな要望も通ってしまう節操のなさもある。
副大統領候補の一人であり、党内での予備選ではグロリアに次いで支持を集め、本選の支持集めにも多少は貢献する。

Frens Ricter(フレンス・リクター)

PFJP代表。
前代表のスキャンダルを受けて新党首に就任した。
民主化ルートでは彼と協力して改憲を進めるのが基本。
当人は資本主義寄りの改革主義ではあるものの、経済問題はあまり重視しないため、計画経済寄りのスタイルでも民主主義さえ維持していれば喜んで協力してくれる。

Manoly Suheil(マノリー・スヘイル)

PFJP院内幹事。
リクターよりもかなり理想主義的であり、ゲーム中では彼女の理想主義的主張をリクターがたしなめる場面もみられる。
アントンがリクターを逮捕した場合は後任のPFJP代表となる。

Kesaro Kibener(ケサロ・キベナー)

NFP代表。
民族主義者ではあるが、一方で現実主義的な一面もあり、目的のためであればイデオロギーを曲げるような場面も見られる。
民主化ルートでは敵に回るが、独裁ルートでは協力者となる。
またソリストルートでは彼と組んでハウカー長官に対抗することもできる。

Remus Holstron(レムス・ホルストロン)

NFP院内幹事。
アントンがヤングソーズ所属だった場合は彼と会話するイベントが追加される。

Mansoun Leke(マンソウン・レケ)

ブルディア人の無所属議員。
後にブルディア労働党の党首となって大統領選にも参戦する。
アントンにブルディアの権利向上を直訴したりなど、ストーリーでの出番も多い。

Katarina Horten(カタリナ・ホーテン)

左派の無所属議員。

Bernard Circas(ベルナルド・ツィルツァス)

左派の無所属議員。
アントンがレッドユース所属だった場合は旧知の関係であり、彼と会話するイベントが追加される。
ゲーム序盤は彼の暗殺とともにスタートする。
モデルはオープニングに登場する詩の作者であるトルコの詩人ナーズム・ヒクメット

Denis Stahler(デニス・スタフラー)

ソードランド共産党の党首だが、選挙で10%の閾値を満たせず落選したため議員ではない。
ゲーム中では獄中にいることも多く、終盤まであまり出番はない。
民主化すると釈放され、次期大統領選の候補として参戦してくる。

3.家族

※作成中

Monica Rayne(モニカ・ライネ)

アントンの妻。
政治的野心があり、女性の権利拡張を願っている。そのため彼女の希望を受けて政治参加させると評価が上がるが、それを拒んだり、フェミニズムを拒否したりすると離婚を突き付けられる。
少数民族のアグノリア系出身であるが、ソードランドではアグノリア系に対する差別はあまりなく、ゲーム内の散歩イベントではモニカ自身もソル大佐を尊敬しているという発言をしている。

Franc Rayne(フランツ・ライネ)

アントンの息子。
ストーリー中で大学試験に落ちるため、彼の進学先を世話する選択肢が発生する。
ホルソード国立大にコネ入学させた場合は腐敗行為とみなされ、ばれると支持率が下がるので注意。留学は腐敗とはみなされないため影響はない。
一方でモニカはフランツが家にとどまってくれることを期待しているため、コネ入学させるとモニカからの評価が上がる。

Deana Rayne(デアナ・ライネ)

アントンの娘。

4.国内その他

※作成中

Serge Wolkner(サーゲ・ウォルクナー)

アントンの専属運転手。
子供の学費を世話してあげると、サーゲからお守りを貰うことができ、暗殺ENDを回避することができる。

Orso Hawker(オルソ・ハウカー)

アントンに立ちふさがる最高裁長官。
民主化ルートや独裁ルートではオールドガードのボスとして憲法改正を阻み、ソリストルートではアントンを脅迫して要求を突き付けてくる。
ソルと友好的なルートではソル自身から改憲を阻んだ経緯を聞くことができ、ハウカーはソルからはあまり好かれていなかったことが明かされる。

Heron Garaci(ヘロン・ガラツィ)

裁判所の判事で、ハウカーに従うオールドガードの一員。
ただ当人はさほどイデオロギーにかぶれておらず、個人的な利益で従っているだけなので、それを上回る利益を提供すれば容易に寝返ってくれる。
寝返った後はグレツァー長官に従い、平然とソルに有罪判決を出したりもする。

Isabel Edmonds(イサベル・エドモンズ)

裁判所の中道は判事で、憲法改正のキーパーソン。
彼女を説得して賛意を引き出すのが憲法改正の山場イベントである。
サラダが好物で、会食でアントンがサラダを注文すると改憲に賛成しやすくなるという隠し設定がある。

Ovid Grecer(オヴィド・グレツァー)

ホーカーを解任した場合に後任の候補に挙がる「経験豊富な判事」。
中道派であり、ソルの裁判では有罪判決を出す。

Didier Meye(ディディアー・メイエ)

ホーカーを解任した場合に後任の候補に挙がる「忠実な判事」。
裁判所内の支持は集められずに失敗する。

Valken Kruger(ヴァルケン・クルーガー)

ソードランド軍の参謀総長。
強固なソリストであり、ハウカーが弾劾されるとクルーガーが後任のオールドガード派閥のリーダーとなる。
軍人としては守旧的な戦術を志向し、数の拡大を要望してくる。
軍隊からの不満が高い一方で国民からの不満は低い状態だと、終盤に彼がクーデターを起こしてバッドエンドとなる。

Karl Greiser(カール・グレイサー)

Livia Suno(リヴィア・スーノ)

Walter Tusk(ワルター・トゥスク)

鉄鋼会社ベルギアスチールと新聞エコノミスト紙のオーナーであり、経済団体ロターベルクグループの代表。
オリガルヒの領袖とされており、財界に人脈を広げている。
ゲームではアントンに何度か裏取引を求めてくる。協力して再選に協力してもらうこともできるし、秘密警察や腐敗防止警察を使い、犯罪行為を暴いて逮捕することもできる。

Marcel Koronti(マルツェル・コロンティ)

メディアを中心とするコングロマリットHoSの総帥。
こちらもアントンに裏取引を求めてきて、協力と引き換えに偏向報道を提供してくる。
上昇志向が強い一方で、財界内での人望はあまりなく、財界関係者は揃って彼よりもトゥスクの肩を持つ。そのためアントンの力を利用して財界内の地位を固めるべく、ストーリー中盤で大きな裏取引を求めてくる。

Mikail Aven(ミカイル・アヴェン)

Edith Agnoc(エディト・アグノッツ)

Ewald Alphonso(エワルド・アルフォンソ)

経済失政を招いた前大統領。
市場経済を志向するが、政治力の無さのために、腐敗と混乱を招いて一期で大統領を退く羽目になる。
退任後はガソムの経営に関わり、アントンにガソムへの出資を持ちかけてくる。
EPAの外国人保有割合を撤廃すると、自身の持つガソム株を高値で売り払い、海外移住で安楽な余生を送っていることが後に明かされる。

Artor Sanaco Wisci(アルトール・サナコ・ウィスツィ)

5.国外

※作成中

Beatrice Livingston(ベアトリス・リヴィングストン)

Wiktor Smolak(ヴィクトル・スモラック)

Leon "Malenyev" Chavatangakwunua(レオン・マレニエフ・チャヴァタンガクヌア)

Dwight Walker(ドワイト・ウォーカー)

Patricio Alvarez(パトリシオ・アルバレス)

Maartin Van Hoorten(マールティン・ファン・ホールテン)

Emmerich Hegel(エメリッヒ・ヘーゲル)

Romus Toras(ロムス・トラス)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?