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新卒2年目がチームづくりのために取り組んだこと(🔰PdMの挑戦)

こんにちは!「Practica(プラクティカ)」の初心者マークのプロダクトマネージャーのりほてぃです。

今回は、今年の4月から🔰プロダクトマネージャーとして、私が取り組んだことをシェアしたいところですが、
プロダクトマネージャーと名乗れるほどのものではないので...新卒2年目がチームづくりのために取り組んだことをシェアします!

まずは私のお話から...

自由に頑張った新卒1年目(立ち上げ時)

私が新卒1年目の11月にPracticaを立ち上げました。右も左もわかりませんでしたが、年明け1月ごろからエンジンがかかり、Practicaの急成長とともに私自身も成長していきました。
本当にゼロベースだったので、企画を考えたり、施策を考えたり、10年後を想像したり、ブランド作りまで意識しちゃったり、かなり背伸びをさせていただきました。
こう、自由にのびのびと頑張れたのは、Practicaや運営するメンバーをマネジメントする上司の存在がとても大きかったです。

どうしても肩書きが欲しかった(転換期)

2021年3月後半。私がとても尊敬し、信頼していた上司が、Practicaから離れることを知ります。(私の23歳の誕生日の朝でした)
これからもずっと一緒にPracticaを創っていくと思っていたので、本当にショックでした...。
その時に言われた忘れられない言葉があります。
「りほがPracticaに向き合っている姿を見て、(チームから)離れてもいいと思ったのは嘘じゃないよ」
今もですが、この時は本当にPracticaが大好きで、毎日熱い気持ちで仕事をしていたので、今までの仕事を認められたような、そんな気持ちでした。
と、同時に、私は肩書きが欲しくなりました。この熱い気持ちを持って運営している私は一体何者なのか?
オフィスで上司と会った時、上司の役割を引き継いで「ピーエム」になりたい!と言いました!ここから私は初心者マークのプロダクトマネージャーを名乗り始めました。

上司の代わりになれない日々(停滞期)

ほとんど知識がない初心者マークのプロダクトマネージャーになったわけですが、プロダクトマネージャーとしてリアルタイムで教えていただける先輩もおらず、新しい企画が始まり進め方から自分で模索する日々が始まりました。「上司だったらどうするか?」と何度も考えますが、思うようにいかず...
かなり精神的に落ち込みました。
この時は、Practicaの運営だけでなく、自分のタスク管理もできなくて、こんなにも上手くいかないのかと何度も壁にぶち当たりました。
もう一つ直面した大きな壁は「1つ1つの判断が怖くなったこと」。GOサインを出して進めていたら、私の視野の狭さや考えの浅さから、やっぱり変更となることが続き、チームに迷惑をかけている現状が辛く、小さなことでも判断してGOサインを出すことが怖くなりました。
この時期の私は、ミーティングのたびに「上司のように上手くできなくてすみません」と言っていたと思います。

この停滞期から抜け出せたのは、「ある言葉」と「チームメンバー」です。
上司がチームから離れるときに残した言葉のうちの1つ。
(私がこうなることを想定していたようですね...)

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いまのチームメンバーの色を出して、このメンバーだからできるPracticaを楽しみにしている
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チームメンバーについては、次の章で詳しくお話しますね。

私”たち”だからできるPracticaを模索開始(再スタート期)

7月から新メンバーがジョインすることをきっかけに、私はプロダクトマネジメントの勉強から「チーム作り」の勉強を始めました。
私1人では難しいというのはもう痛いほどわかったので、もうPracticaを成功させるためには「チームで勝負するしかない」と切り替えました。

新メンバー合流の際のキックオフでPracticaチームで取り入れたことをシェアします!
(やっと本題ですね。ここまで説明が長くてすみません。)

キックオフのアジェンダ
・メンバー自己紹介
・日々意識してほしいこと
・私が考えていること
・新チームで新しく始めたいこと

真ん中2つを簡単に紹介します。

■日々意識してほしいこと
まずこの時点で、Practicaを立ち上げ、今年の方針を考える際にいたメンバーは私だけでした。なので、いまPracticaは10年後のゴールのうちのどの立ち位置で、いま大事にしたいことはなんなのかという前提条件を伝えました。
新規事業なので、企画や施策があっちこっちいきがちですが、軸やコアの価値観は揃えておきたい!と思い、時間を取りました。

■私が考えていること
プライドが高く、ダメな姿を隠そうとしがちなので、ここで自分のスキルや知識がないことを素直に話しました。チーム力でPracticaを創りたいと言えたことは私にとって大きかったです。

■新チームで新しく始めたいこと
ここは詳しく書いていきます!
①ニックネーム制度を導入
チームメンバーの年齢が近い、普段のイベントでは学生さんにニックネーム参加をお願いしていることもあり、ニックネームで呼び合うことに!
※ちなみに自己紹介の前に提案し、その場からぎこちないニックネームで呼び合いが始まりました(笑)

②週1回30分 モヤモヤ解消会を実施
まだPracticaとしての基盤も整っていなかったし、日々状況が変化するので、モヤモヤしたまま進めないために設けました。
ちなみに私たちは普段リモートで仕事しています。

この日があるから、モヤモヤを溜め込みそう...とちょっと心配でしたが③が上手く機能しました。

③times(分報)の導入
特にルールを設けず、実験的に始めたのですが、とてもよかったです!
キックオフではこのように話しました。

「今やってること」や「今困ってること」から、猫写真・昼飯、何でもありなので、どんどんつぶやいてください。
進捗共有、記事のシェア、タスク中の独り言、最近の悩み、いま手が止まっている理由など、なんでもOKです!投稿数のノルマやルールはありません。

今は、小さなモヤモヤから他愛もない雑談まで、timesはよく盛り上がります。
ここでチャット文化が生まれ、小さなモヤモヤの解消やディスカッションができるようになり、プロジェクトのスピードがぐんと上がりました。
今まではMTGをセットして全員が同じ時間に集まらないと決まらなかったことが、チャットで完結するので、生産性はかなり上がりました。
また、些細な感情や体調のシェアもあるので、タスクの引き渡しもチャット上で完結します。

ポイントは、導入したらすぐにいろんな投稿をして、自分から頭の中をさらけ出す!
導入した時にある程度雰囲気が決まると思います。(私たちは、メンバー全員最初からめちゃ使ってたので、私がなにか仕掛けたことはないです。)
あとは、返信はしなくてもスタンプで反応する!これは雰囲気作りには大事な要素だと思います。Practicaが所属している室は、スタンプがわちゃわちゃなことが多くて、スタンプで反応する文化がすでにありました。

注意点として事前に伝えたのは2つです。
・プロジェクトに直結することは、timesではなくそのプロジェクトのチャットで
・timesはリアルタイムでは見ていないことを頭に入れておく

④月1回1時間 月次KPT振り返り会
これは正直機能しなかったので、反省しながら書いていきます。
・全員が同じKPIを持って日々のタスクに取り組みたい
・毎日駆け抜けているのでたまには立ち止まりたい
・失敗ばかり目に止まるので、頑張ったことを書き溜めたい
・P(問題)がずっと残らないように、マクロの視点からプロダクトを見たい
という思い出始めました。恥ずかしいですが、失敗した理由は明確なのでシェアします。
・定時内では収まりきらないタスク量に溢れていて時間の確保ができなかった。
→振り返り会の時間、こっちの施策の話の方が優先順位高いから変更で!みたいな...。毎日追われるように仕事してました。私のプロジェクト管理不足です...
・KPIが機能せず、定量的に振り返ることが難しかった。
→方針が変わるたびにKPIも変化していくはずですが、そうなっておらず...一部お飾り状態でした。こんな状態でしたが、大きなKPIは大幅達成したので、10月からはKPIがしっかりあるので、もっとチーム力が上がりそうです。

未来デザインフェスが大成功で幕を閉じたのも、間違えなくPracticaチームのメンバー1人1人の力が、足す(+)ではなくかける(×)だったからこその成果だと思います。
私自身、本当にチームメンバーの頑張りに、何度も背中を押されたし、ここまで頑張れました。リモートでここまでやってきましたが、そんな感じがしないです。早くチームメンバーに会いに仙台にいきたいな〜

10月からは、PdMに向かって突っ走るぞ!といきたいところですが、
Practicaは大大大転換期を迎えそうなので、みなさん発表をお待ちください!

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