2012年に、CRAZY代表 森山と
CRAZY WEDDING創業者 山川とCRAZYを創業した

当時、私は28歳で旦那と結婚して2年目の7月。
仕事が楽しくて、毎日夢中で週4日、森山家（当時オフィス）に泊まっていた。ベッドは１つしかなかったから、森ちゃん、咲、私と川の字になって仲良く寝た。

時間には厳しくということで、始業は8時からと決めていた。少しでも遅れようものならば、焦って、三人バタバタと支度をした日々が懐かしい。

連絡をせず家に3日以上帰らないと「元気にしてますか？」とラインが届き、生存確認だけされたが、仏のように優しい旦那はそれでも全力で応援してくれた。

仲間も徐々にというより、あっという間に増えていき気がつけば、大好きな人ばかりが会社にいて無我夢中でCRAZY WEDDINGという信じるサービスを全国に届けていった。

出産をして母になる

プロデューサーとして走り、マネージャーとしてチームをつくり3年たったタイミングで私は一人目の息子 圭都（けいと）を出産した。

半年間の育休期間を経て、3ヶ月間は週3−4日で慣らしながら9ヶ月目のタイミングで本格復帰。そこからCRAZY WEDDING事業責任者という立場を担うようになった。

初めての子育てをしながら、初の事業責任者を全うすることは想像以上に本当に大変だった。（いや想像できていなかった）基本、ポジティブな私も、半年後には心身共に限界をむかえていた。

それでも、また頑張れたのは支えてくれる仲間と家族の存在があったから。

＜私のストレングスファインダーTOP５＞
１. アレンジ
２. ポジティブ
３. 社交性
４. コミュニケーション
５. 責任感

わかりやすく、戦略性とかロジカルなものが一切なく、事業責任者としては未来を考えたり、ビジネスモデルを更新したり経営数値を売上、粗利、営利とみることも大変だった。経験もなければ強みにもなく苦戦するのは今となってはわかる。

そんな私を支えてくれる人がチームにきてくれ一緒に未来を考え、目標達成のための戦略を考えてくれたことで私は大好きな仲間と、信じてくださるお客様のためにとまた、頑張れるようになった。

そもそも、私はバリバリの体育会系出身で、全国大会優勝を目指しバスケットボールを9年間（小中高）やってきていた。勝つこと、成果を出すということが当たり前とう世界で生きていたので成果がでないことは非常に嫌いであったし、責任感もTOP5にあるように、途中で投げ出すことも嫌なタイプ。一度受けた責任はやり遂げたいとも思っていたので復活できて本当によかったと今でも思う。

※ CRAZY初の出産だったので、復帰のタイミングで託児制度をつくりその後、女性メンバー十数名が子供を生み、全社員で喜び可愛がった。現在、託児制度ではなく子供たちが成長し保育園に通っている。

- オフィスにいた頃の天使たち -

執行責任者として走った2年間半

経営をみてくれる頼もしい仲間がジョインし私は、執行責任者としてCRAZY WEDDINGを担うことになった。

出産前は10名ほどのメンバーだったところから
復帰後、最大で55名のメンバーと共に走ることに。

事業部内に５チームあり、個性豊かなメンバーが多いので１つの意思決定や決定事項を実行をすることに苦戦したこともあった。当時はCRAZY＝CRAZY WEDDINGだったので会社の全てを背負っているというプレッシャーも勝手に感じ胸がぎゅーっとなることも多々あった。

それでも持ち前のポジティブさで、仲間の力を多分に借り創業当時から変わらぬ想いで、お客様1組1組と向き合い、オーダーメイドの結婚式を仲間と共に生み出し続けた。

そして6年目、ついに1000組の結婚式をプロデュースさせていただけるウェディングブランドになった。
この1000組になるまでにどれだけの苦労と、学びと、喜びと、奇跡があったことだろう。社内外関係なく、語り尽くせない人たちの想いが重なり、見ることのできた景色だった。今、書いていても涙が滲み出る。関わってくださった全ての方に心からの感謝を届けたい。

- 全社員で盛大にお祝いをした時の写真 -

二人目を出産して

圭都と4歳差で、娘 由都（ゆづ）を出産
私の干支と誕生日が全く同じ2019年9月4日（CRAZYの日）に彼女は2時間半というスピードで生まれてきてくれた。何よりのお誕生日プレゼントだった。

二人目となると色んなことが大胆になり1ヶ月半後より復帰。とはいっても、経営会議や事業戦略、商品開発MTGのみ参加とし子育ても十分にさせてもらえる幸せな環境で約5ヶ月過ごした後、2020年4月に執行役員としてCRAZY WEDDINGとCRAZY CELEBRATION AGENCY（法人事業）の事業責任者として本格復帰をした。

CRAZYには、子育ては偉大なシゴトという価値観がありみんなが子育てに対して深い理解があり、協力し合う。だから、私は二人子供がいても今の役割や責任を担うことができている。今は、コロナの影響により自粛期間で保育園も休園なので旦那と協力し、仕事と子育てを楽しみながら、近い未来にむけて猛烈頑張り中。色んなことがあるけれど、明るい未来がくると信じて。