日記(A.B.C-Zが大好きだった)

先日、今年のABC座を見てきました。見てる最中は橋本くんにメロメロで例年通り楽しくて、そこまで河合くんの脱退について考えたりしなかったんだけど、家帰ってきて色々昔の映像見てたらやっぱり色々思うところがあるなあ、と思って、けじめのために日記にしよ〜とおもいました。

うーん、改めて、タイトルの通り、わたしはA.B.C-Z(以下、えび)が大好きだったのだ。

わたしが初めてえびを見たのは、たぶん2017年のLBT。えび担の友人に連れて行かれて、普通に楽しかったので、その年のABC座も見に行った。やっぱり楽しかった〜。その時点ではバックのトラジャのほうが好きだったけどね笑
その後、うっかり見に行ったコインロッカー・ベイビーズに衝撃を受け橋本担へ。どんどんどんどん橋本くんにメロメロになって、2018〜2020年くらいは死ぬほど橋本くんを見に行きました。今も大好きだけど、本当に大好きでさ、まごうことなき恋だったね。辛いことも多かったですが()

そうやって橋本くんを中心にA.B.C-Zを追いかけていくと、嫌でも気づくことがあります。A.B.C-Zは、他の旧ジャニーズのグループとはちょっと違うのです。
まあ、端的に言うと、売れていない笑。五周年のときがなんかに河合くんも「A.B.C-Zを応援していると悔しいことも多いと思う」とか言っていたけど、まあ事実として、ファンが少なく、CDの売上も他グループに比べて断然低い。

それでもね、えび担やってるのは結構楽しかったんです。少ないからこそファン同士あったかいし(田舎の近所付き合い的な煩わしさも正直あるけど…笑)、自担以外の活躍もやっぱりうれしいし、メンバーたちとの距離もなんとなく近い。小さいながらも、幸せな輪が、A.B.C-Zとえび担の間にはたしかにあった。から、私はそこまで悔しいとか思ったことはなかったな〜まあ、デビュー前とか知らない新入りだからというのも大きかったとは思うけど。

同時に、やっぱり売れてない辛さも全然あって笑。私はいまKPOPのオタクをやっているので、オタクが頑張らないと活動がなくなります!みたいなことをオタク同士が言い合ってるのを見ることも多いですが、売れていないと活動が減ることなんて、えび担やってりゃ嫌でもわかる。(蛇足だけど、そのサイクルに入った時点で、オタクが対処療法的に頑張ったって割とどうしようもないってことも。)
年々減るリリース、旧ジャニーズでえびだけ出演できない大型の音楽番組たち、お通夜になるタイムライン。普通にしんどい、めっちゃしんどかった。

だからこそ、2020年の河合くんのブレイクは、すっごくすっごく希望の光だったのです(きっとこれはえび担みんな思ったよね?)
きっかけになったものまねグランプリは固唾をのんで見守ったし、そのあとどんどんテレビに出るようになった河合くんが誇らしくて。追っかけなくてもテレビつけると河合くんいるー!不思議〜!!ってスゴイ思ったなあ。
チョイチョイ彼が話す「A.B.C-Zマジで売れてないんです」ネタに心がチクチクしたりもしたけど、それでもグループの名前を世の中に知ってもらうためならねって自分を納得させたりして。
ちょこちょこ河合くんのいないグループ仕事(ずっと続けてきた生放送のラジオとか)が出てきても、河合くんは違うところでえびの名前を売ってるからね!と素直に思って、心から応援していたのです。

そんな中、数ヶ月前、河合くんの脱退が発表された。
申し訳ないですが、マージで理解できなかった。事務所はやめない、MC頑張りたいからグループをやめたい、なんだそれ?と。

まあでもね、冷静になると理解できないこともないんですよ。
先述のとおり、えびちゃんは少し変わったグループなので、変わった仕事も多い。例えば熊本で冠番組持ってたりとか笑、毎年一ヶ月ABC座という座長公演があったりとかして、意外とグループの時間拘束が長いんだろうな、と思う。だから、他担の方が言ったりする「 ◎◎くんは両立してるよ」みたいなのは必ずしも当てはまらないのは理解する。そもそも、キャパシティは人によって違って当然だからもっと忙しい人もいるとかは別に理由にならないし…(てか、この両立できない説を本人がハッキリ否定しちゃってるのも問題…じゃあなんで辞めるんだ?)
グループ仕事のせいで飛んだ河合くんの個人仕事とか、もくはその逆とかがあったのかもしれない。
また、河合くんの年齢を考えても、体力面とかでここ数年すごい辛かったのかな〜とかも想像する。河合くんはアクロバット得意じゃないし、河合くんに合わせて諦めた技とかもあったっぽいからそのへんの心理的負担があったのかなあ、とか、えびチャンズーで長期企画までやって練習したのにやっぱりもうバク転ができなかったのが結構心に来たのかな、とか、想像はできる。

でも、そのへん一生懸命想像に想像を重ねたうえで、私はやっぱり、全部は持てない!と思った河合くんがまっさきに手放すと決めたものがグループだったことが、とにかく寂しいし、悲しい。

そして、手放すことへの覚悟をあまり話してくれていないことも。
どんなことが大変で、何を優先したくて、脱退を選んだのか。自分の想像じゃなくて、河合くんの言葉で聞きたかった。一人の男として〜とか、帰る場所が〜みたいな、曖昧な言葉でごまかすんじゃなくて、やっぱりちゃんと説明してほしかった、と思っちゃうのは、わがままなんでしょうか…。やっぱり理由がわからないと、A.B.C-Zやそのファンが、河合くんにとって、懸命にしがみつくものでも、覚悟を持って捨てるものでもないのだなあ、と、それこそ悔しくなってしまう。

私が見てきたABC座には、2020年を除いて、毎年河合くんがプロデュースする、旧ジャニーズメドレーを中心としたショータイムがあった。コレがもう本当に毎年楽しくて、本当に大好きだった。
そして、毎年、そこには誰よりもキラキラとアイドルらしく踊る河合くんがいて、基本橋本くんしか見てない私もついつい目がいっちゃったりして、帰りに河合くんの写真買って帰ったりもした。そして、「えび担以外は河合くんのこと芸人さんみたいって思ってるけど、河合くんはあくまでアイドルが芸人の真似事してるだけなんだよな〜」ってちょっとドヤ顔したりとかしてた。

今年のABC座は、全編ショータイム。やっぱりとっても楽しくて、みんなキラキラしてた。河合くんもやっぱりキラキラ踊ってた。
けど、多分こちらの心持ちの問題でしかないけど「芸人の真似事をするアイドル」はもうそこにはいなくて、「歌って踊れるタレントさん」がいるなあ、と、どうしようもなく思ってしまった。

この先、私が四人になったA.B.C-Zだったり、タレントになった河合くんを応援できるか、正直わからないってか多分無理だな〜と思ってるんだけど、
もうすでに今の時点で、私が大好きだったA.B.C-Zとえび担の小さいけど幸せな輪は変わってしまったんだな〜と思った。変わったのはこちら側なのかもしれないけど。
でも一介のファンにはもうどうしようもないし、変わってしまった私の心もどうしょうもないから、キレイな思い出をそっと小箱に詰めて引き出しに仕舞った。そんな日でした。

以上、日記。

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