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Juggling Unit ピントクル 今後5年の構想(2020~2025)を考えている

この文章はジャグリング Advent Calendar 2019の12日目の記事です。

先月、オムニバス公演『秘密基地vol.10』を終えました。
次の活動にむけて着々と準備もしていますが、年末ということでちょっと広い目でピントクルの今後5年の構想を考えたりもしています。

これまでの活動を振り返りつつ、今考えている構想の概要をまとめてみました。

そもそも、Juggling Unit ピントクルとは?

Juggling Unit ピントクルは2014年京都にて結成。「ジャグリングの面白いことをする、ジャグリングで面白いことをする」団体。メンバーは現在、中西みみず、山下耕平、宮本浩市、とみさこ、丸投まるの5名。

これまでの5年でやってきたこと

1.  所属する複数の作家による舞台作品の創作
2.  ジャグラーのネットワークづくり

1.  所属する複数の作家による舞台作品の創作
現在代表である中西みみずは、表現としてのジャグリングの自律性を探る。2019 年はパソコンを道具とした作品群(「404 Not Found」など)を発表。
他に、山下耕平によるメディアの物質性に着目した作品「おとのさき」(2015)。宮本浩市による積み木を通じた「道具の特性」の把握に着目した体験&鑑賞型作品「つみきねてぃっく」(2015)などを発表。

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2.  ジャグラーのネットワークづくり
全国各地のジャグラーとの交流の「場」の形成を図る。
自団体の本公演と別に、オムニバス公演『秘密基地』シリーズ(過去10回)を定期的に運営し、様々な文脈で活動するジャグラーを全国から集め創作をした。また、アーカイブとして雑誌「アトチ」を発行。

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これら2つの活動を通じて、ピントクルはジャグリングの可能性を追求してきた。その中で、「ジャグリングの思考」を見出し、周囲のジャグラーとそれを共に醸造してきた。ジャグリングを通じて「制作者」(人間と物体が相互に関連しあっている場の中で、その関係に巻き込まれながら存在している者)となった者の思考がすなわち「ジャグリングの思考」である。

今後5年の構想

これまでピントクルが京都で培ってきた「ジャグリングの思考」を外部へと広める体制を確立する。その柱となる方針は以下の3つ。 

1.  舞台作品の制作と発表
2.  京都でのオムニバス公演の開催
3.  京都以外の日本各地へ出張して、オムニバス公演の開催

 1.  舞台作品の制作と発表
舞台作品の制作と発表を継続する。舞台芸術の表現手段の重要な一つとしてジャグリングが存在していることを示す。その下地のためにピントクルが作品で評価され、認知度を上げることを目指す。

2.  京都でオムニバス公演を開催
京都でオムニバス公演を開催する。関西のジャグラー・アーティストとの密な交流を通じて、「ジャグリングの思考」の深化に努める。

3.  京都以外の日本各地へ出張して、オムニバス公演を開催
京都以外の日本各地へ出張して、オムニバス公演を運営する。これを通じて各地にピントクルの「ジャグリングの思考」を広め、拠点および同志を増やす。

これらの継続的な運営を安定化させる。
また京都で「ジャグリングの思考」を推し進める団体としてピントクルのブランドを確立させる。

まとめ

まだまだ構想中で、ここから具体的なプランを練ったりしているところです。ちなみに、興味がある人は応援してくれたり、お力を貸してくれたりすると、とても嬉しいです!!

来年からも引き続き、ピントクルは活動していきますので、今後ともよろしくお願いします。また、具体的に活動決まればお知らせしますね。
それでは!

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