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朝ドラ『ブギウギ』で楽しみにしていること

10月からの朝ドラは、足立紳さん脚本の『ブギウギ』です。


足立紳さんとは直接の面識はないのですけれど、
高校時代の同級生の旦那さんということで、同窓生みんなで楽しみに応援しています。

足立紳さんを知ったのは、NHKの創作テレビドラマ大賞を受賞された『佐知とマユ』から。


コンビニ店員の佐知と、常連客のマユが、深夜のコンビニで会話したことから奇妙な同居生活が始まり、社会の片隅で鬱々ともがきながら次第に心を通わせていく展開に引き込まれ、母親に捨てられた佐知と、妊娠して母親になっていくマユの心の交錯もじんわり響きました。


前後して拝見した映画『百円の恋』では、安藤サクラさんの自堕落なアラサー女子の演技があまりにも自然体でびっくりし、奥さん(=前述の高校の同級生)がモデルの映画『喜劇 愛妻物語』では、水川あさみさんの肝っ玉ぶりに清々しさを感じたり。

折に触れて作品を楽しませていただいていたので、いよいよ朝ドラを書かれると知り、個人的にも注目しておりました。


そんなわけで、『ブギウギ』を見る時には、身内目線も混じえながら、
水川あさみさん演じる主人公・鈴子の母ツヤは、愛妻物語の肝っ玉母さん役が素敵にハマってたから再オファーされたのかしら?とか、
柳葉敏郎さん演じる鈴子の父・梅吉が映画の脚本家に憧れて懸賞に応募しまくっているエピソードは足立紳さんご自身を重ねてらっしゃるのかしら?などなど、ストーリーとは全く関係のないところで憶測を重ねるのを楽しんでいます。

さらに、昨年社会現象にもなった『silent』のプロデューサー村瀬健さんが、とある番組の中で、
『出演のオファーをしているけれども、作品をすごく選ばれる方なので、なかなか快諾いただけない。いつかきっと出演してほしい俳優さんNo1』と挙げていた蒼井優さんが、『ブギウギ』には、出産後初の復帰作として嬉々として出演されていることからも、選ばれし作品なんだなぁ、、、と期待を高めています。


実際のところ、蒼井優さん演じる大和礼子は、発声の仕方から美しくて、ドラマの中でも異彩を放っていました。物語の展開上しばらくは見られなくなってしまうのが寂しくて、ずっと見ていたかったーと早くもロスです。。


『ブギウギ』のモデルになっている笠置シヅ子さんと言えば、世代的には大先輩なのでリアルタイムで歌番組を見ることはほぼなく、そういえば、カネヨンのCMにでてらしたような、、、という、うっすらとした記憶です。


そんな中、私が笠置シヅ子さんと聞き、真っ先に思い浮かぶのは、黒柳徹子さんとの絡み。


映画『トットチャンネル』、ドラマ『トットちゃん!』、『トットてれび』のいずれの作品でも紹介されていたのは、黒柳徹子さんが、笠置シヅ子さんの買い物ブギを歌う後ろを通行人役で歩くエピソード。

NHK放送劇団の一員としてデビューしたての黒柳徹子さんが、ただの通行人役なのにNGを連発してしまい、もう帰っていい、とディレクターさんから締め出されたというハチャメチヤだけど、本当にあった話は、インパクトがとても強くって、『ブギウギ』の中でも、取り上げてほしい

長々と語ってしまいましたが、足立紳さん、時折エゴサされるようなので、ぜひトットちゃんとの絡み、楽しみにしてまーす!とご本人に届くことを期待しつつ。

引き続き、楽しみに拝見していきます。

※日経クロスウーマンアンバサダーブログより転載

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