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音感の男女差

カピバラです。
昔プロのミキサーさんから聞いた話。音感には男女差がある。男はリズムやベース音で音を取る。女はメロディで音を取る。特性を知るとアドバイスも変わってくる。
・カフェ14時BAR20時〜
・他にも呼吸法や音域差
・伸ばすのか埋めるのか
の3本で。
今月のカフェですが26日はお休みです。BARは毎日20時(たまに21時)からやってます。

同じ人間であるはずなのに男女の違いはかなり大きい。まずは物理的に音域。一般的には男性より女性の方が声が高いというが、裏声を含めて考えると高い音はそれほど変わらない。しかし低い音ではオクターブ以上男性の方が多く出る。従って音域の広さでは男性に軍配が上がる。女声合唱は三部が多くピアノで低い音、ベース音を捕捉しなければならない事が多い。男声合唱団では四部で伴奏無しでも良く、ほぼ全ての音域を肉声でカバーできるというのが典型例か。

しかし傾向として男性より女性の方が音を感じ取る能力は高い。カラオケの採点は音程重視の場合が多いが、そこでは女性の方が点数が高い。自分の経験上ではメロディを覚えるのも男性より早い女性が多かった。音域では男性だが音感では女性の方が能力的に高い場合が多いようだ。
また、音域と音感の違いは男性歌手の曲と女性歌手の曲の違いにも現れている。男性歌手の曲では音域の広さを活かしてオクターブ飛びのメロディがあったり、曲の最後に半音とか一音転調で展開する事が良くある。かたや女性歌手の曲では音感の良さを活かしてAメロとサビで音域を変えずに別の調になっている歌が散見される。

次に呼吸法。歌とは吸い込んだ空気を吐き出す事。吸い込んだ時に身体のどの部分を意識して空気を溜めるのか。吐き出す時に身体のどの部分を意識して空気を流して響かせていくのかが原則。下腹と背中の下の方を意識して吸い込み、延髄から頭のてっぺんにかけての部分を意識し、のどや口は大きく開いて吐き出せば歌になる。男女差はこのうち吸い込むところが違う。男性は普段の呼吸が横隔膜を動かしての腹式呼吸。どちらかと言えば歌向き。これに音感が備われば鬼に金棒か。次に女性の普段の呼吸は肋骨を上下させての胸式呼吸が多い。歌いなれてない人はこのパターン。胸式だと吸い込む空気の量が不足し吐き出す時に充分な流量を確保するのが難しい。声質は浅く声量も足りないし音程も安定しない。せっかくの音感の良さがもったいない。腹式にするには息を吸う時に口を閉じて鼻だけでする事をよく言うが。

同じ人間なのに主に聴こえてる音が男女では違うらしい。カラオケの伴奏を聴いても男性はベース音や低めの音が中心で、女性はそれに乗っかっているメロディを中心に感じ取っている。もちろんこの話が全部に当てはまるとは思ってもないが、そのようにそれぞれの特性を知ることで普段意識していない自分や相手の行動や活動を理解するキッカケになるのではないか。相手の立場が理解出来ればそれだけ興味や関心も深まっていく事になる。最後は思いやりに。

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