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こんな日に大掃除。

暑い。

福岡の『熱中症情報』は、連日「厳重警戒」だ。炎天下の外に出るな、激しい運動はするな、室内の気温上昇に気をつけよ、と、ものものしいお知らせメールが来る。

そんな日ではあるが、今日は「大掃除」をする。もうお昼近いが、これから取り掛かる。3人の来客を迎え、宿泊してもらうための掃除だ。根本的に床面積を広げなければならない。動線上にある、さまざまな障害物を片付けなくてはならない。

こんまりメソッドでやる気を出したのは、4月のことだった。それからとんと体が動かず、あるいは忙しく、今日まで何もしなかった。あと3日で、家の中をスッキリさせなければならない。来客は、ムスメの友人たちである。一人は遠方からやって来る。それを迎え撃つのがこちらの友人たちで、集合場所、宿泊地がわが家なのである。

こうしてnoteに向かっているのは、1日1記事以上、を続けるためでもあるが、実際には、どこから手をつけていいかわからない家の中をぼんやり眺めている、その延長線上にあるだけだ。

頭の中と空間の片付き具合は、比例していると聞いたが、本当にそう。もう、家の中がこうもカオスなのは、頭の中が全く整理できていないからだ。あるいは、その逆か。おまけに、この暑さでやる気が削がれる。エアコンを入れるといいのかもしれないが、埃が立つので、窓を開けておきたい。ジレンマだ。

つべこべ言わずにさっさと取りかかれよ。はい。自分でもわかってはいる。わかっているが、とにかく、やる気が出ない。普段、わたしはあまり汗をかかないのだが、さすがに身体中からじわじわと汗が滲んでいて、衣服が張り付き、動きにくい。

意を決して、よし、と意気込んだら、オットが早退して来ると言う。そうですか。「掃除機は俺のいない時にやってくれよ」と言われて以来、本当にやりにくい。オットの居室はエアコンがないので、そこに行けとも言えないし。

暑い。頭が回らなくなってきた。これはまずいのではないか。室内は33℃である。「命を落とすくらいなら、電力会社に金を払え」という家訓の一つにしたがって、エアコンをONにしよう。



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