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ほしいも

Amazonの欲しいものリスト、と入力していて、予測変換で出たのは「干し芋のリスト」だった。なんなの。そんなに干し芋が好きなのかわたしは。

さて、「欲しいものリスト」なるものがあると知ったのは、つい最近のことで、実際にそれを活用している人と出会ったのもその時だった。
とある支援物資について問い合わせると「わたしの欲しいものリストから選んで送ってください」とのこと。ほほー。

わたしも欲しいものリストを作ってみるか。今一番欲しいのは洗濯機と掃除機だ。家事労働のマストアイテム。どちらもぶっ壊れてしまっているのに、最後の力を振り絞って今日も働いている。掃除機の方は、吸い込み口のローラーが回る軸を止める部分が破損し、ビニルテープで止めているが、毎回その補修をしないと掃除できない。ホースの固定部分も分解しそうになっている。洗濯機はといえば、おそらく内部の部品が脱落したか破損したかで、脱水の時に恐ろしい音がする。ガリガリガリとかギギギギギギとか、何かが引っ掛かっている感じ。そして洗い上がった洗濯物にプラスチックの粉とか破片が付着している。粉々になった部品だろう。末期というか、すでに終わっている。

家電量販店に行ってみたら、洗濯機はもはや10万円台が当たり前で、20万とか30万台後半のものもあった。知らなかった。この20年くらいでハイスペックになったと同時に価格もこんなに上がっているとは。うちにある洗濯機はおそらく6万円くらいで買ったはずだけれど、後継機は12万だった。ヒー。

一方、掃除機はピンキリで一万円を切るものもあれば、10万円を超えるものもあった。わたしはこのところ、掃除機からコードを引っ張り出して重い掃除機をゴロゴロと操りながら掃除するのがきつい。コードレスだったらいいだろうなあと思っていたら、店の人がいろんな掃除機のメリットデメリットを説明をしてくれた。で、一番使い勝手が良くて、軽くて、性能の良いものはコチラです、と紹介してくれたのが「ダイソン」である。「一番売れているんですよ。評判も良くて」と。そりゃそうですよね。最高峰とまで言われたダイソンですもの。だが価格はハンディ機にして6万円台。洗濯機も買わないといけないので、これは無理。

大きな買い物なのでオットの意見も仰ぐ。「洗濯機はニトリとかオフブランドの5万円とかのやつでいいんじゃない?どうせ何年かしたら壊れるやろ。掃除機はまだ使えるやん」と言う。「車は走ればいいじゃん。なんでもいいやろ」とか言ったら、きっと怒るだろうに。




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