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皆様の頑張りが私たちに力を与えます

プロローグ

皆さんこんにちは。
今回は皆様の頑張りが私たちに力を与えますという独特なタイトルで記事を執筆していきたいと思います。
引退後の新生活で現役のときには感じることが出来なかった心の変化を綴っていこうと思います。
それでは本題へ。


現役の頃の心境

一つ目は現役の頃の心境です。
今回のタイトルからご覧の通り、皆様の頑張りが私たちに力を与えますという感謝を示すようなタイトルになっています。
このタイトルの本当の意味を理解し始めたのはつい最近のことで、現役の頃はいまいち共感することができていませんでした。

よく応援してくださる方々からあなた達の走っている姿を見て勇気や元気を貰っていますという言葉を頂戴していました。
もちろん大変ありがたい言葉ですし、そのような言葉が私たち選手にとってもモチベーションになっていました。

その中でも感動したという言葉には共感できましたが、勇気や元気を貰えた頑張ろうと思えたというような言葉には少しピンときていないというか、全力で首を縦に振りながら共感はできず少し首を傾げながらうなずく程度の共感でした。

でもこれはあくまで現役の頃のお話です。
与えている側受け取っている側の立場は異なりますので、これは与えている側だった頃の心境。
そして現役を引退し、受け取る側の気持ちになってから3ヶ月ほど経過し、勇気や元気を貰うという言葉に全力で首を縦に振りながら共感できるようになりました。

では何故、現役の頃にこの気持ちを理解することができなかったのか。

その理由は…下にスクロールしてみましょう。

最近は母校の生徒からも勇気や元気を貰ってます🏃‍♂️

もう背負うプライドなど皆無

ということで⋯
全力で共感できるようになった一番の要因は、競技に対してのプライドが無くなったからだと感じています。

現役の頃はチームメイトが結果を残す姿を素直に喜べない自分がいました。
普通の人からしたら何故?となるかもしれませんが、競技者としては当然と言えば当然の話です。
なぜなら、ある意味他大学よりもチームメイトが一番のライバルだからです。

例えて言うなら、箱根駅伝は10人という限られた人数しか走ることができません。
他大学にどんなライバルがいたとしても、箱根駅伝を走るにはチーム内での熾烈な争いを勝ち抜いて、10人という僅かな枠に入らないといけません。
ましてや選手の人数が多ければ多いほど、その枠という争いが激しくなります。
昨年の創価大学駅伝部で言うなら、大体選手が50人ほど在籍していたので5人に1人しか走れないという計算になります。

つまり何が言いたいかというと、チームメイトが良い結果を残す度に、チーム自体の層が厚くなるので多少喜ぶことはできますが、嬉しいという感情よりも嫉妬や妬みと言ったジェラシーの方が強かったです。

よって、現役の頃は他人の走ってる姿を見て勇気や元気を貰ったというよりかは、ジェラシーが勝っていたこともあり、共感することが出来なかったのかなと感じています。

ですがもう現役を引退した私に背負うプライドなんて皆無なんです。
今となってはライバルとかそういうことは過去のお話。
肩の荷が降りたとはまさにこの事なのかなとつくづく感じています。

現役の頃は自分もまだやれるから諦めたくないという気持ちがチームメイトに対するジェラシーを生み出していましたが、今となっては10km走るだけで息が上がり、次の日身体がバキバキになってしまう身体です。
もうあの頃には戻れないと開き直り、追いつくことなんて不可能なので、素直に応援側へ回れるのかなと思います。

この頃はジェラシーがあった時期ですね笑

心の底から喜べる結果

そして現役を引退し、競技に対するプライドが無くなったことにより、他人の結果を心の底から喜べるようになりました。
特に大学の後輩や実業団に進んだ同期の結果には凄く勇気や元気を貰っています。

後輩に関しては、去年まで苦しんでいたいたあの子がこんな成長したか、この子は相変わらず良い結果を残すな、この子はまだ苦しんでいるななどと、去年まで携わっていたからこそ凄く応援できるなと感じています。

同期に関しても新家(愛三工業)が日本選手権の3000mSCにて入賞したり、葛西(旭化成)が海外のロードレースで海外勢と真っ向勝負したり、緒方(トヨタ自動車九州)横山(トーエネック)も実業団選手として頑張っていて凄いなと感心してばかりです。

これからも自分自身がしんどくなったときは、彼らが与えてくれる勇気や元気を貰い、彼らも頑張っているから自分も頑張っていこうという気持ちのスイッチを入れて、別々の道でも自分を全うしていきたいと思います。

同期の活躍を心から応援しております📢⋆

エピローグ

ということでいかがだったでしょうか。

話は変わりますが、最近noteの更新自体があまり出来ていなくて申し訳ありません。
なんだか仕事で頭を使うと、noteの方での頭を使うことが出来なくて中々執筆することが出来ていませんでした。
執筆したいことは山ほどありますが、仕事が落ち着き時間があるときに記事は時々投稿していきたいと思います。

そして気付けば夏合宿に突入しています。
私は高校、大学時代はずっとに籠っていたので、下界で過ごす夏は実に7年ぶりです。
皆さんも熱中症には気をつけて夏を乗り越えて下さいね👌

辛い時こそ彼らの頑張りを少しばかり頂戴して、共に頑張りましょう!

以上で終わりたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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