教えている図

「実践派VS熟考派」タイプ別で考える夏以降の戦略

「就活…。〇〇さんに教えてもらったように進めているのに全然うまくいかない…。」

20卒向けの就活イベントが解禁されてはや数ヶ月。
誰しもが一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
時には「なんで自分はできないんだろう…。」そんな風に悩んでしまうこともあると思います。

そんなあなたに本記事でお伝えしたいのは、

「誰かの正攻法があなたにとっての正攻法とは限らない。」
「自分に合った方法で、夏以降の就活を攻略しよう!!」

ということです。

▪️あなたはどちらのタイプ?〜実践派と熟考派〜

エンカレッジ立教支部のメンター陣で、個々人の就活を振り返ったところ、
就活を進めていくにあたって大事な要素の1つとして、"自分の行動特性を早く知ること"が挙げられました。

さらに話を進めるうちに、特性は大きく2つに分類できることがわかりました。あなたがどちらに当てはまるか、考えてみてください!!

①実践派
考えるよりもまずは行動に移し、その行動から得た学びを活かしていくことで成果を最大化させようとする。

②熟考派
行動より先に慎重に考え、準備をしてから行動に移すことで成果を最大化させようとする。行動より先に慎重に考え、準備をしてから行動に移すことで成果を最大化させようとする。

タイプ別に「強み」と「注意点」を紹介したあと、両タイプに活かせる「具体的な面接対策」もご紹介します!

▪️実践派の「強みの活かし方」

実践派のあなたは、何かのきっかけがあった際に、余計なこと(行動を起こした際の懸念点など)をあれこれ考えることなく「えいっ!」とすぐに行動を起こすことができます。これは、あなたの強みであり、周りからは「行動力のある人」と評価されることが多いでしょう。

また、少しでも興味が出たものに関しては飛びつく傾向にあるため、就活においても、2つの内どちらか(または両方)のメリットがあると考えられます。

1. 自分の興味に従って動くため、関心のある業界などを深く調べることができたり、同じ業界の中でも多くの企業を比較検討したりすることができる。
2. 元々興味がなかった業界でもふとしたきっかけで関心を抱き、視野を広く就活をすることができる。

▪️実践派の「注意点」

一方で「過信をせずに対策をすること」、「行動をきちんと振り返ること」に気をつけていく必要があります。

実践派のあなたは、行動量も他の人より多くなる傾向があります。
しかし、周囲の友達より多くのイベントに参加したり、インターンに参加したりした結果、「自分は誰よりも場数を踏んでいる!」と過信をしてしまうことがあるのです。

実際に、過信をして面接対策を怠った結果、本選考の最終面接落ちを経験した19卒学生もいました。自信を持つことは大事ですが、持ちすぎには注意し、面接や試験の対策を忘れないようにしましょう。

さらに、あなたは"こなしていくこと"が好きなため、「これが終わったら次はあれだ!」とどんどん行動していきます。すると、振り返りをすることを忘れてしまい、せっかく参加したイベントや面接も最大限に活かせない傾向があります。これでは、労力が無駄使いになってしまうことさえあります。

特に、面接は自己分析の宝庫です。終わった後は必ず「された質問」と「自分の答え」をメモして、自分の価値観を洗い出しましょう。次の面接対策にもなります。

▪️熟考派の「強みの活かし方」

熟考派のあなたは、周りに流されることなく、落ち着いて深く考えることができます。これは、あなたの強みであり、周りからは「思考力のある人」と評価されることが多いでしょう。

また、物事を多角的に考え、事前に考え尽くす傾向にあるため、就活においても、2つの内どちらか(または両方)のメリットがあると考えられます。

1. 情報に基づいて考えるため、興味のない業界を含め多くの企業を比較検討したり、論理的に何が自分にとって良い物なのかを把握したりできる。
2. 一つ一つのことを深堀りし、とことん準備をした納得感のある就活をすることができる。

▪️熟考派の「注意点」

一方で「考えを必ず行動に起こすこと」、「自分の直感に嘘をつかないこと」に気をつけていく必要があります。

熟考派のあなたは、思考量も他の人より多くなる傾向があります。
しかし、様々な手法で自己分析をやったり、企業の情報を集め整理したりした結果、「多くのことを理解できている!」と過信をしてしまうことがあるのです。と同時に、「まだ他の部分において情報や思考が足りない。」と過度な不安に襲われることもあるのです。

実際に、過信と過度な不安の状態で面接対策を行った結果、本選考の最終面接落ちを経験した19卒学生もいました。よく考え事前の準備をすることも大事ですが、考えすぎには注意し、実際に目の前の人に伝える練習を忘れないようにしましょう。

さらに、あなたは"事前に思考・準備すること"が好きなため、「1つのことが終わってから次に進みたい。」と一旦その場に立ち止まることがあります。すると、次の行動が遅れてしまい、別のものに興味を持った時には、時すでに遅く周りから遅れをとることになります。

特に、本番の面接は1回その場限りです。相手の興味や自分の答えによって、次の質問が変化します。だからこそ、下記の具体的な方法で事前の準備がどこまで通用するのかを試し、感情を含む考えや論理的思考の伝え方を学んでいきましょう。

▪️両タイプに活かせる「具体的な面接対策」

まずは、思考派の強みである、よく考えることを活かします。
下の画像は、実際に私たちが就活中によく出会った質問をまとめたものです。

ランキングを見て、質問に対する回答を考えてみましょう。最初は書き出す必要はありません。自分の中で回答が文章としてできるか、キーワードは出てくるが上手く文章にならないのか、それとも、何も答えられないのか。質問に対する自分の状況を把握することが大切です。

自分の状況を把握したら、どうしたら答えられるかを考えましょう。自己分析から回答を探すのか、模範回答のようなものをいくつか調べるのか。手段は沢山あります。

それから、行動派の強みである、実践を行います。アウトプットを行うことで、行動と思考のサイクルを早めることができます。実践においては、エンガレッジ立教支部が面接などを通じで、沢山実践の場を提供する予定なので、ぜひ活用してください。

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