「個性」を尊重できる世界観・文化をつくりたい│メンターインタビュー第4弾

本編


自己紹介

中島「メンターインタビューでございます。今日のお相手は、加藤由佳(かとうゆか)さんです。まず、自己紹介をお願いします。」

加藤「経済学部会計ファイナンス学科4年の加藤由佳と申します。えっと…、ゼミとサークルは大学1年の頃にちょっとだけ入っていたんですけど、すぐやめちゃって今は何もしてないです。インフルエンサーの活動とかゲームの活動をちょっとしていたので。そういう感じで生きてます。」

エンカレッジの活動を始めた理由


中島「そういう感じで…笑。ありがとうございます。さっそく、なんで加藤由佳(以外かとゆか)は、エンカレを始めようと思ったのか。きっかけを聞かせてもらえると。」

加藤「きっかけは、そもそも個性をもっと尊重できる世界観とか文化を作りたいという思いがすごい強くて。」

中島「個性を尊重する…?」

加藤「もっと、なんか…固定観念にとらわれている人が世の中にいっぱいいるなっていうのを感じていて。就活とかでも、親が大企業入れとか、ネームバリューあるとこがいいみたいに言われて、それでじゃあ行こうとか。経済だったらみんな金融に行ってるから金融行っちゃう…とか。」

中島「そうだね、多いかもね。」

加藤「そういう固定観念にとらわれている人達を見てて、もったいないな…て思うことがあったりしていて。あとは、普通に友達の就活の自己分析とか、そういうものの手伝いをずっとやってたから、それを知ってる友達がエンカレ(エンカレッジ)やってみたらって言ってくれて始めた。」

就活の軸


中島「就活終えたと思うんだけど。就職活動してる時に、自分の中で決めていた軸みたいなものとか、意識していたことがあれば聞きたいんだけど。」

加藤「そもそも私は、ずっとIT業界を見ていて。なんでその業界を見ていたかって言うと、さっき言ったみたいな、個性とかを尊重できる文化・世界観を作りたくて…笑」

中島「なんでそんな笑うの…?。ちゃんといい事言ってるから。」

加藤「いいこと…いいのかな?笑。大きすぎるかなって。」

中島「いや、いいでしょ。」

加藤「そういうものを作りたくて。本当はNPOとかマイノリティーの人を支援するみたいなところを見てたんだけど。マイノリティーをマイノリティーと扱っている時点で、それ違くない、それ逆にフラットじゃなくない…みたいに思って悩んでいて。芸能の活動してたのも、影響力ある人がそういうの言ったら、結構変わってくれる人て…変わらなくてもいいけど、そういう価値観が普及できるかなと思っていたけど。芸能活動も闇深い世界だから、難しいなってなって…笑」

中島「聞きたいですね、それ笑」

加藤「自分がインフルエンサーとかで、SNSで発信したりとか、そういうのをやっていて。ネット世代だし、ITとかネットって凄い力があるなって思って、IT業界を見始めた…ていうのが、まずは業界を見ていた軸って感じ。」

中島「うんうん。」
加藤「企業を選ぶ軸は、3つあって。人と文化と環境で見ていて。まぁ、社風みたいな感じではあるけど。(1つ目の)人は自分が尊敬できる人がいるか、いないか。私が尊敬する人が素直でプライドが高くなくて、常に向上心持ってる人、ちゃんと努力し続ける人…みたいな私が思う尊敬する人があって。そういう人物像の人が、どれだけ多くいるかっていうのは、軸になったていうのと。文化は、心理的安全性が保たれている…」

中島「心理的安全性…?」

加藤「心理的安全性て言葉が、すごい好きなんだけど。周りの目を気にせずに、ちゃんとその組織にみんなでちゃんと成果あげることを第1に考えられてるか…みたいな。無駄ないざこざとか、無駄な人間関係によって仕事がやりにくくない文化。」

中島「例えば、極端だけど…上下関係とか年功序列とかだと、ちょっとめんどくさいことが多いかな。」

加藤「そう、違うなって。みんなフラットで、ちゃんと成果を第一に考えてるような文化が好きで、そういう文化があるかっていうのを見ていて。あと環境は、いち早く私が成長して、なんにもスキルとか能力が何もないタイプの人間だから、そういう…いかにチャレンジさせてくれる環境かってのを見ていた。」
中島「なるほど。ちょっと最後の、例えばこの動画を見ている人とかで、チャレンジできるかどうかみたいなことを考える人もなかなかいると思うのね。その中で、どういう話を聞く、もしくはどういう人に会ったら、チャレンジできる環境なのかを判断できると思う?」

加藤「たしかに。会いに行く時に、まず自分が何が苦手で何が得意で…みたいなのを明確にした上で、自分の苦手な部分と似てる人に会えたら1番いいのかな。自分と同じ苦手分野を持ってる人がその会社入って、実際チャレンジして、上に行っていたら、自分もそうなりやすい環境と思えるかな…伝わる?笑」

中島「何となく。例えば、苦手分野が似ているっていうのは、なんでそう思ったの?得意分野を合わせるっていう考え方もできるかなって思って。苦手っていう所には、意味があるの?」

加藤「私が思っているチャレンジできる環境ていうのが、自分の性格上、自分の出来ることをチャレンジしてできるようになるのがすごく嫌で、自分のできないことをチャレンジさせてもらえる環境じゃないと嫌だったから。元々持ってるポテンシャルで何か成し遂げられても、それって努力じゃないな…て思っていて。」

中島「いい言葉だね。」

加藤「いいのかな?個人的にそういう性格で。できないことを努力して色々やって、できるようなること=成果・成長と思っているタイプだから、そういう環境がいいと思ってるのが大前提でありました。」

しくじった経験・失敗談

中島「本筋の質問に戻るんだけど、就活中にしくじっちゃった出来事とか、戻れるならやり直したいな…みたいなことがあったら聞きたいんだけど、なんかある?」

加藤「私は圧倒的にもっと早く始めれば良かった。そもそも、芸能の活動とかをずっとしてたから、大学3年の4.5.6月は全く就職する気がなくて。」

中島「なかったんだ。へー!」

加藤「就活もしないって決めて、芸能系に行くって決めてたの。事務所入ってたし。だけど、社会人になる前、大学卒業して芸能で行くにしろ、企業を知らないで大人になるのって人間としてやばいかな…と思って。インターンだけ行ってみようと思って、企業を知るために。行ってみたら、すごいこんなに面白い企業たくさんあるんだって知ったのが、9月とか10月で。ちょうど自分の成し遂げたい世界観が、芸能の世界ではちょっと厳しいかもな…て思っていた時に、そういう巡り合いがあったから。就活をやっぱりして、そっちで自分の世界を作っていこうかなって決めたんだけど。それがね、10月11月とかだったから。もっと早く考えていたら、良かったかなと思う。」
中島「なるけど。それは、例えばさ。かとゆかが思う遅れちゃったところから見た時に、もっと早くやっていたら、ほかの選択肢も有り得たりしたの?」

加藤「有り得たかもしれないし、私はそのサイバーエージェントというところに内定を貰っているんだけど、そこのドラフトっていう制度があって。そのドラフトっていう、社長に新規事業とか、子会社の設立案を提案して、優勝したら子会社を作っていいよっていうところなんだけど、それが2月あって。そこで知識も何もないまま、いっちゃって凄い後悔をしてたから。もっと早くから就活始めていたら、知識とか色んなインターンを経験できたし、いい企業との巡り合いってところもあるけど、その次のステップにも、もっと早い段階から進めたんじゃないかなっていう。」

就活生へアドバイス


中島「最後の質問になるんだけど。この映像を見てる20卒、21卒の子はかとゆかと面談をすることができるんだけど。そういう子達に対してどういうことをアドバイスできるとか、こういう話できるよみたいなことがあったら、最後言ってもらってもいいですか?」

加藤「IT業界のこととか、特にメガベンチャーとかのことは、色々話せるかなって思うのと。あとは、自己分析が趣味というか…笑」

中島「いいね。」

加藤「中高時代から、そういうのを考えていて。それが就活やって、これ自己分析やってたんだ、私…ていう感じなレベルで、すごい考えるのが好きだから。友達とか後輩の自己分析の手伝いを凄いしているんで、そういったところは結構力になれるんじゃないかなと思ってる。」

中島「自己分析をするのが結構苦手な子もたぶんいると思うから、そういう子はかとゆかに面談を申し込んだらいいかもしれない。そういう感じですか?」

加藤「できるかなって思ってます。」

中島「わかりました。ということで、今日はかとゆかさんでした。ありがとうございました。」



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